Day by Day

明日は晴れるかな

大阪星光21

2024年06月15日 | 進学校の算数

「 大小2種類の玉が何個かずつと箱が100個あります。小玉は大玉より44個多い。まず大玉を1箱に5個ずつ入れていったところ、大玉は1個余りました。次に、空き箱に小玉を1箱に6個ずつ入れていったところ、小玉は4個余りました。余った玉は大小とも箱には入れませんでした。その結果、大玉を入れた箱の個数は小玉を入れた箱の個数より多く、また空き箱がいくつか残りました。
 大玉の総数、小玉の総数と残った空き箱の数を求めなさい。」 2005

 

整理すると、
小玉は大玉より44個多い
大玉の総数は、5の倍数たす1
小玉の総数は、6の倍数たす4
箱数は大玉入りのほうが多い

とすると、箱に入った小玉の数は、大玉の数よりも41個多い
5の倍数と6の倍数の差が41になるのは、

たとえば、パッと思いつくに、
大玉25個と小玉66個では、大玉5箱と小玉11箱(アウト)
まぁ、ここから出発して調べてみよう

大玉の箱数のほうが多く、合わせて100箱に満たないということなので、
大玉を50箱に設定してみると、250個
小玉291個では、48箱(あまり3。割り切れていなく、アウト)
合計98箱(だいたいこのあたりの玉数と箱数やろな)

末桁が6で、291に小ちゃく近い6の倍数をあたると

小玉276個では、46箱
大玉235個では、47箱 
これちゃうかな

つまり、大玉の総数は236個、小玉の総数は280個、残った空き箱は7箱(答え)

合うやろ。これが最速 R や。こんなもん四の五の考えてたら、難しいだけの容量目いっぱいの重い頭でハマるだけで、タイムアップや。いずれそれで適ったとしてもな。

楽勝やん♪
でも、大阪星光の問題は難しいわ。たとえば、ラ・サールよりもやや。もちろん、灘よりはやさしい。

2024年東大合格者数は、
ラ・サール 37(生徒数は200人ほど)
大阪星光  14(生徒数は190人ほど)

まぁ、大阪星光では京大に行く生徒が多いか

こんばんわ


見舞い

2024年06月15日 | 進学校の算数

恩師を見まいに帝塚山の病院を訪れた

こんにちわ~、と病室に入った

恩師は私の顔をみて、おう!と左手を挙げた

椅子に腰をかけた恩師は脚を組んでテレビを観ていたのだ(笑)

 

一日中いい日だった

 

手土産はナースステーションに

「つまらないモノで恐縮ですが、皆様でお分けください」

私の常備するフレーズの一つだ

 


慶応65

2024年06月15日 | 進学校の算数

「 0、1、2、3、4の5個の数字の中から、異なる3個の数字を選んでつくることができる3桁の奇数は、全部で何通りありますか。」 2024

 

▢ ▢ ▢  について、3つめ(末桁)は1か3の2通りで検討すると、

1つめには、2、4、1か3のどちらかで、3通り
2つめには、1つめと3つめ以外(0を含めた)の3通り

したがって、2通りかけることの3通りかけることの3通りで、18通り(答え)


こりゃ簡単。30秒以内に解けるわ。でも、通る生徒ではみんなできるやろな。だーかーらー、間違えるとアウト。

ちなみに、偶数では、4通りかけることの4通りかけることの3通り、ひくことの18通りで、30通り。


ラ・サール40

2024年06月15日 | 進学校の算数

「 1 +1/2+1/3 +1/4 × 1/5 +1/6-2 について、最も速い方法で求めなさい。その式を示せ。」 1997

 

= 1 + 3/6 +  2/6+ 1/20 + 1/6 ー 2

= 6/6 + 1/20 - 1

= 1/20(答え)


儀式、礼拝

2024年06月15日 | 進学校の算数

社中、ある尊敬する先輩が、「聖餐のない礼拝なんて、、」と、ポロっとこぼした。私は聞き逃さなかった。で、私もそうなった。

事物についてはいずれでも、秀でた誰かがどのようにかいえば、ヒトはそちらへとコロッと傾いては転じる可能性がある。

 

ーーーーー
そして、くだんの彼は統一教会の信徒になった。一念発起して。まぁ、でも彼の自由だ。すすんで奇妙な異端者(”少数者”とはちがう。当然のことながら)になってしまうことへの制止、説得も及ばず効かず(苦笑)

聖公会の牧者は、祈祷書の朗読には韻を踏む。統一教会の先生ではどうか。毎週の聖餐式では、正規の聖書、祈祷書、讃美歌集がセットで供されるが、統一教会ではどうか。まったく不明。

だが、本流の本旨を拝借し、それを変革(曲解も含む)しては悪事を耕すのが彼ら、異端だ。はっきり言っておく。

 

汝、とって食しなさい これは私のパン 私の体である

汝、とって飲みなさい これは私のワイン 私の血である


盃を交わしているともいえなくもない解釈も可能(笑)


ラ・サール39

2024年06月15日 | 進学校の算数

「 A、B、Cの3人がそれぞれP地から24kmはなれたQ地へ向かいます。BはAより5分おくれてP地を出発すると、Bが出発してから15分後にAに追いつき、また、CがBより5分おくれて出発すると、Cが出発してから、15分後にBに追いつきます。このとき、次の問いに答えなさい。

(1)A、B、Cの速さの比を簡単な整数の比で表しなさい。
(2)A、CがP地からQ地へ行くのに要する時間の差が1時間15分であるとき、Bの速さは毎時何kmですか。」 2002

 

(1)まず、BはAより5分おくれてP地を出発し、Bが出発してから15分後にAに追いつくということは、A の移動時間は20分、B は15分。同じ距離を移動したことになるので、A と B の速さの比は、15:20となり、3:4。

次に、C が B より5分おくれて出発すると、C が出発してから15分後にBに追いつくということは、B の移動時間は20分、C は15分。同じ距離を移動したことになるので、B と C の速さの比は、15:20となり、3:4。

A : B = 3 : 4
B : C = 3 : 4

とすると、A : B : C = 3 : 4 : 16/3
全部3倍してみると、
A、B、C の速さの比は、9:12:16(答え)

(2)A と C の速さの差は、16ひくことの9で7。
7が1時間15分の差にあたるので、

1では、1時間15分/7 となり、1.25時間/7
B は12なので、1.25時間/7かけることの12は、15時間/7
24km( P Q 間の距離 )わることの15時間/7は、168わることの15時間となり、

B の速さは毎時11.2km(答え)

 

おはようございます

「同じ距離をそれぞれが移動するのにかかった時間の比は、それぞれの速さの逆比」という基本的な法則の運用ができているかできていないかを問う良問。