内反足のあお太郎 とその日常

内反足。初めは心配しましたがあお太郎は今日も元気いっぱいです。
そんな日常をつづっていきたいと思います。

足の変化 ( ギプス中の生活 )

2008年03月10日 | ギプス中の生活
あお太郎は2ヶ月ほどギプスでの矯正をしました。
私自身いろんな不安(心配)を抱えてスタートしたのですが、治療効果を客観的に、かつ確実に見ることで少しでも前向きな気持ちで病気に立ち向かいたいと思い、経過を写真に残しました。

ただ、病院の治療の進め方・症状の程度などにより経過はそれぞれ異なると思いますので、一つの例としてご紹介します。


3/2  ギプス初日



3/9  1週間後の足
     まだまだ内反足です。正直、治療前とあまり変化を感じませんでした。



3/16 2週間後の足
     いわゆる“ゴルフクラブ”という形ではなくなってきました。
     この時はさすがに治療の効果をはっきりと実感。



3/16 3回目のギプス
     初回のギプスと比べ、足先が随分外側を向いてきました。



3/20 普段の様子
     洋服で隠れるのでギプスはあまり目立ちません。



3/23 3週間後の足
     一段と足が外を向いてきました。



4/6 5週間後の足



4/8 寝返り練習?
    ギプス生活が始まって間もない頃は、自力で足をうごかせなかったのですが
    この頃には軽々と足を上げたり、写真のような寝返り練習のようなことも
    できるようになりました。



4/11 約6週後の足 (この後アキレス腱の切断手術をしました)
     足も随分外側に向いていますが、尖足がまだあります。
     

4/11のおまけ
     こうしていると内反足だとはわからないまでになっています。



4/24 約8週間後(手術後約2週間)
     手術後問題が起こらないか、3週間ギプスを巻きっ放しで大丈夫かなど
     いろいろ心配しましたが、元気一杯の暴れん坊として過ごしました。



5/10 約10週間後 デニスブラウンへ
     足を見るとちゃんと外を向き、尖足も改善されました。これからは
     再発しないように装具による矯正になります。

アキレス腱切断

2007年12月11日 | ギプス中の生活
ギプス矯正の中で、おそらく最も私が心配したのがアキレス腱の切断手術です。

あお太郎は8回目のギプス巻き直しの際に手術しました。

手術に関しては初めて受診した際に聞いていましたし、手術の前の週にも更に詳しい説明を聞いていましたので大丈夫だろうと頭ではわかっていたのですが、やはり心配でした。

病院によっては全身麻酔して手術室でするところもあるようですが、あお太郎のお世話になっている病院ではギプス室のいつものベットで行われました。しかも私も一緒に横についた状態で・・・。

まず手術の目的ですが、徒手矯正では改善されなかった尖足の治療です。
アキレス腱が通常より短いため尖足となっているそうなのですが、これを切断してから正常の形で3週間固定します。そうすることで短かったアキレス腱が伸びて尖足が改善されるんだそうです。

手術の流れですが、事前に手術をする部位(足首の後ろ)にシールのようなものを数十分貼ります。これは皮膚表面に対する麻酔で、これにより注射の痛みを感じなくするそうです。あお太郎もこの後に局所麻酔をしたのですが、グズることもなくケロッしてました。

あお太郎をギプス室のベットに仰向けに寝かせ、看護士さん2名が暴れないよう固定していました。医師は執刀医(主治医)以外にもう一人いらしたと思います。

次に執刀医があお太郎の片足を持ち上げて足首の後ろ側から局所麻酔をし、しばらくしてから小さい彫刻刀のようなもの(刃の幅は3mmくらいだったと思います)を刺してクイクイッと動かして切断してました。実にあっという間。これをもう一方の足にも行います。

最後にいつもと同じようにギプスで固定して終了しました。いつもと違うのは、普通なら1週間で再びギプスを巻き直すところを手術後は3週間巻きっ放しというところくらいでしょうか。それからもう一つ。いつもなら泣いて暴れるあお太郎がこの日に限っては終始ケロッとしていました。

帰宅してからしばらくは“痛みが出て泣いたりしないだろうか”と心配していましたが、何事も無く無事3週間を過ごしました。

あんなに心配していた手術でしたが、3週間後ギプスを外すと足先が外を向き、つま先もしっかり上を向いた足がそこにありました。先生の話では正常な足と比べると少しつま先の上がり方は甘いけど、これくらいなら大丈夫とのこと。頑張って良かったと心底感じた瞬間です。

その後デニスブラウンの型をとり、出来上がるまで再び1週間ギプスで固定。最後の1週間はまさに指折り数える一週間でした。翌週ギプスを外した時に「これでギプスバイバイだね、あお太郎!!」と言って最後の一巻きを外したことを覚えています。

今振り返ると、出産後病室で内反足だと告げられギプスによる矯正を行ったこの時期が私達一家にとって、精神的に最も大変だったように思います。しかしあお太郎の内反足のお陰で家族が協力し合う大切さ、惜しみない助力をしてくださった方々への感謝など多くのことを学ぶことができました。その後もあお太郎が寝返りをし、ハイハイ・つかまり立ちを経て歩けるようになる、その成長の喜びもより強く感じさせてもらいました。だからあお太郎には“うちに生まれてきてくれて、ありがとう”という気持ちです。

ギプス外しは大変  -その2-

2007年11月29日 | ギプス中の生活
実際の外し方ですが・・・。

赤ちゃんの腰辺りまでゆっくりお湯につけます。そして、1人がベビーバスにタオルを掛けてある面にまわって赤ちゃんを支えます。支え方は、タオルを掛けてある側から両腕をお湯に入れ、両手を赤ちゃんのお尻の下にもっていきます(両腕を椅子にして赤ちゃんを座らせるようなイメージ)。しっかり支えるために手の平でお尻を支え、赤ちゃんの太ももを掴んでおきます。また、赤ちゃんの頭はベビーバスの斜面(?)に置きますが、そのままでは痛いでしょうから必ずフェイスタオルをクッション代わりに当てて下さい。

ギプスは水分を含むことによって外れやすくなるので、しばらくそのまま様子を見ます。次に事前に付けておいた印からヘラでガリガリ外します。こうして端を外したら、手でゆっくりめくるようにして外していきます。外したギプスは洗面器にでも入れておきます。ただ、ギプスは簡単には外れません。無理矢理引っ張るとスグ千切れてしまって、余計外しにくくなりますのでご注意を。もし千切れてしまったら、またヘラでガリガリして、端を見つけて下さい。こうして作業を続けて外していきます。

季節によっては赤ちゃんが寒くないように気をつけて下さい。また、お湯が冷めたら足し湯をしますが、赤ちゃんが火傷しないように一度お湯から出すなどして安全を確保して行って下さい。それから時々は赤ちゃんをお湯から出して休憩させてあげましょう。この時水分補給させてあげることもお忘れなく。ちなみに、お湯から出した赤ちゃんが寒くないようにバスタオルを掛けてあげることも大事ですが、ギプスはお湯から出すと急激に乾き始めます。ですので、ギプスには蒸しタオルを巻いておきましょう。

こういったカンジで我が家は最短20分で外れたこともありました。長くて2時間くらい。でも平均すると1時間半くらいだったでしょうか。いずれにしても“蒸しタオルで4時間”よりはずっと早かったです。

余談ですが、ギプスを巻く時にあお太郎が大暴れして先生が悪戦苦闘して巻いたギプスは外しやすく、逆に大人しく巻かれて先生が「今日は綺麗に巻けた!」とおっしゃってた時はギプスが固くて外しにくかったです。なので毎回病院で「暴れろ、あお太郎!!」と心の中で叫んでました。先生ごめんなさい。

ギブス外しは大変  -その1-

2007年11月29日 | ギプス中の生活
今、ギプス生活を振り返って最も大変だったと思うのはギプス外し!なのでその時の様子をちょっと書いてみました。

ギプスって病院によってはギプスカッターで外して下さるようなのですが、あお太郎がお世話になった病院は“巻き直しの朝に家で外してから連れてきて下さい”という方針でした。

一応、病院の先生に外し方を聞きましたら「蒸しタオルを巻いたら外れるよ」って言われたのですが、偶然待合室で一緒になった内反足のお母様に話を伺うと「毎回大人3人がかりで4時間かかるから前の晩に外してますよ」とのこと。4時間!?と驚き、憂鬱になって帰宅。

以前、ブログ(お風呂は大変)でも紹介しましたこの道50年の助産士さんに相談してみると「ギプスは水分を含ませないと外れないから、蒸しタオルくらいじゃダメですよ。お湯につけながら外した方がいいです。それに矯正という事を考えると前日に外すとその分時間のロスがあるからよくありません」と言われ・・・。確かに前日に外してしまうと約12時間はロスになる。巻き直しは8回あることを考えると合計96時間。それは丸4日に相当する!!ということで、助産士さんに毎回お手伝いして頂いて、早朝7時からギプス外しをすることになりました。なので我が家の場合、私があお太郎を支え、助産士さんと実家の母がそれぞれ左右のギプスを外しました。

準備する物はベビーバス、レジャーシート(大きめのもの)1枚、ゴミ袋1枚、バスタオル4枚、フェイスタオル2枚、ヘラ(もんじゃ焼きするようなの)、洗面器1個です。足し湯が出来るように熱湯も準備します。

その前に・・・。ギプスって乾いてしまうとどこが端かわからなくなってしまうので、病院で巻いてもらったらすぐにマジックで印を付けておいた方がいいと思います。

それではまず床にレジャーシートを敷き、その上にバスタオルを敷きます(防水用)。更にその上にベビーバスを置いて沐浴するくらいの温度のお湯を入れます。

次に赤ちゃんの準備。オムツを一度換えて洋服をお腹の辺りまでめくり上げます。そしてゴミ袋を防水としてはかせます。前もって足が出る部分(袋の底の方)に穴を開けておきましょう。ちなみに穴は少し小さめに開けておいてはかせながら足の太さに合わせて広げていった方が水の浸入を防げます。袋の上の部分は裁縫用のゴムを使って赤ちゃんの胸元でくくります。こうしてゴミ袋のオムツカバー(?)の完成です。次にベビーバスですが、沐浴をする時にママの腕を置く斜めになった面がありますよね。そこに2つ折りしたフェイスタオルを掛けておきます。

これで準備は完了です。次はギプスを外します。

ちょっとした思い出

2007年11月25日 | ギプス中の生活
あお太郎は生後2週目から約2ヶ月間、ギプスでの生活をしていました。大変な事もあったのですが、今思い出してみてもププッと笑ってしまう思い出があります。

それはギプス生活も半分過ぎたある春の日のこと。あお太郎を連れてデパートに行きました。確か内祝いの品を見に行ったような・・・。ところが、あお太郎を抱いて歩いていたら後ろの方から「靴下・・・ボソボソ・・」「・・破れて・・ボソボソ・・・」と何やら聞こえてくる 何となく後ろを振り返ると、かなりご年配の女性2人組がこちらを見ながらヒソヒソと話している。そこで初めて気が付きました。このご婦人方はあお太郎の洋服から足先だけ顔を出しているギプスを見て“破れ靴下”だと思ってる 確かにあお太郎のギプスは指先が出ているうえに、その端の部分がほつれていました。でも、だからって破れ靴下・・・ いくら私でもこの前まで新生児だった赤ん坊につま先全開の破れた靴下なんて履かせません せめて穴は塞いであげます(そういう問題ではないか)。

ギプス矯正が始まってすぐの頃は、あお太郎のギプスのことを人はどう思うんだろうなんて少しヒトの目が気になっていたのですが、これを境に全く気にならなくなりました だって“破れ靴下”ですよ?所詮、他人なんてそんなものです。

実際、小さいあお太郎を連れているとよく声を掛けられましたが、「可愛い~、小さ~い」の後に続く言葉は
①何ヶ月?
②男の子?女の子?
③母乳?ミルク?
のどれかです。あんまり聞かれるので“生後○ヶ月 男の子 母乳”って書いたTシャツを着ようかと思ったくらい(笑)。足に気付く人は少なかったです。まぁ、私も町で赤ちゃんを見かけると顔だけ見せてもらってお終い。足なんて見ませんよね、普通。

結局この一件で学んだことは“自分が思うほど他人は自分に興味が無い”ってことでしょうか。

でもでも、やっぱり“破れ靴下”・・・。あんまりだ~

ギプス中の生活 (オムツかぶれ対策)

2007年11月19日 | ギプス中の生活
ギプス中の赤ちゃんのお肌のケアはとても気になりました。自分なりに工夫して清拭などしているとはいえ、沐浴はしてあげられないので・・・。しかもこの時期の赤ちゃんってオムツかぶれしやすいんですよね。

一度かぶれると大変そうなので、“こまめなケア”を心がけました。

まず基本中の基本、こまめなオムツ換えです。昼夜問わず最低3時間おきには交換してました。

次にウンチの時のケアです。以前清拭でお世話になったこの道50年の助産士さんから教えて頂いたのですが、まず普通のティッシュで軽く汚れを拭きます。その後お尻拭き用ティッシュは使わずにお尻拭き用コットンに濃いめの緑茶をたっぷり浸し、汚れを洗い流すようにします(コットンをお尻に当ててギュットしぼる)。最後にガーゼ等でお尻の水分を取ったらお終いです。注意点は、緑茶は時間が経つと酸化してしまうので、変色したような古いお茶は使わないようにすること。それから当たり前ですが、赤ちゃんが熱くないように沐浴温度くらいまで冷ましてから使います。

私の場合、猛烈に濃いお茶に氷を入れて冷ましてました。また、かぶれが無い時はお茶ではなくてお湯を使ってみたり・・・。それでも1度もかぶれる事無く過ごすことができました。

ちなみに緑茶には殺菌作用があるそうなので、オムツかぶれ対策には大変良いそうです(助産士さん談)。あお太郎はギプスが終わってデニスブラウンになってからも緑茶で拭いてました。お陰様であお太郎は美尻です。

ギプス中の生活 〈 お風呂は大変 -顔と体-〉

2007年11月15日 | ギプス中の生活
頭の次は体です。共に清拭(体を拭く)をします。我が家では全てダイニングテーブルの上でしました。

座布団の上にバスタオルを敷き、その上にオムツ1枚姿にした赤ちゃんを寝かせてフェイスタオルを1枚かけてあげます。その横に綺麗な熱めのお湯を入れた洗面器を2個準備し、それぞれに綺麗なガーゼを1枚ずつ準備します。また、体の水分を拭くためのフェイスタオルを1枚用意します。清拭の方法ですが、一方の洗面器(洗面器A)のお湯にガーゼを浸し、固く絞って体を拭きます。次にもう一方の洗面器(洗面器B)のお湯にガーゼを浸し、固く絞って再び体を拭きます(赤ちゃんが冷たくないように熱めのお湯を準備しますが、ガーゼが赤ちゃんに触れる時に熱すぎないよう調整して下さい)。そして乾いたフェイスタオルでやさしく水分を取ってあげます。この作業を右手→左手→首(前面)→胸→腹→首(後面)・背中→オマタ→尻の順でします。清拭する箇所以外はタオルで覆ってあげて下さいね。ちなみに背中を拭く時は赤ちゃんをしっかり支えて座らせてました。注意点はガーゼで強くこすらないことです。赤ちゃんの肌はデリケートなのでやさしく扱ってあげて下さい。また、洗面器のお湯が冷めてきたら足し湯をしましょう。それから!首(あごの下)や脇、肘・膝などの関節の内側は特に汚れが溜まりやすいので確実に拭いてあげて下さい。全て拭いたら洋服を着せてあげましょう。

清拭も毎日のことなのですぐに慣れました。なので上記の汚れが溜まりやすい部分は洗面器Aで拭いた後、泡立てた石鹸を指先につけて洗い、洗面器Aで拭き取って更に洗面器Bで拭いてました。またお尻の下に、ナイロン袋の上にフェイスタオルを重ねた物を敷いて石鹸で洗った後、洗面器Bのお湯をたっぷり含んだガーゼで洗い流してました。

最後に顔です。2個の洗面器のお湯を綺麗なお湯に入れ換えて(もちろん温度は少し熱め)それぞれに新しいガーゼを1枚ずつ準備し、洋服を着せた赤ちゃんを再び座布団に寝かせます。まず洗面器Aで目→おでこ・左頬・あご(これは数字の“3”を描くように)→おでこ・右頬・あご→鼻・口の順で拭きます。次によく泡立てた石鹸で円を描くように左右の頬を洗い、洗面器Aで石鹸を拭き取ります。最後に洗面器Bで洗面器Aと同じ順序で拭きます。

これで全身の“沐浴もどき”が終了です。

皆さんいろんな工夫をしていらっしゃると思いますが、あお太郎もこれでかぶれ等のトラブルも無く、ギプス生活中毎日石鹸の香りに包まれて過ごしていました。

ギプス中はいろいろ大変な事も多いと思いますが、少しでもお役に立てたら幸いです。

ギプス中の生活 〈 お風呂は大変 -髪の毛-〉

2007年11月15日 | ギプス中の生活
ギプス生活中、最大の難関“お風呂”についてちょっと書いてみました。

初めてギプスを巻いて病院から帰る時に一番気になったのがお風呂。両足のギプスを濡らすわけにはいかず、かといってこの頃の赤ちゃんは代謝が大変よろしい。さあどうしよう。・・・と思っていたのですがちょうどこの日の夕方、母乳マッサージのためこの道50年の助産士さんがうちに来てくれました。あお太郎の事情を話しましたら、何と助産士さんの親戚のお子さんも昔内反足でお手伝いしていたそうなんです。

早速ケアの方法を教えて頂きました。道具は洗面器2個、座布団(赤ちゃんを寝かせるため)1枚、ビニールシート1枚、バスタオル3枚、フェイスタオル3枚、ガーゼ6枚です。タオルをたくさん使いますがダイニングテーブルで“沐浴もどき”をするのでご了承下さい。ちなみに、あお太郎は2月生まれなので寒くないように部屋はストーブでガンガンに温めて行いました。もちろん大人は汗だくです。

まずは頭。
床の上にビニールシートを敷き、その上にバスタオルを敷きます(防水用)。次に洗面器2個にお湯を入れ、それぞれにガーゼを1枚ずつ準備して敷いておいたシートの上に置きます。洋服を着せたまま赤ちゃんを抱き、一方の洗面器の上に頭をもっていきます。ガーゼを使って洗面器のお湯で髪をすすいだら、よく泡立てた石鹸で髪を洗います。洗い終えたら洗面器のお湯で石鹸を洗い流し、ガーゼで軽く髪の水分をとります。次にもう一方の洗面器のお湯の上に赤ちゃんの頭を持っていき、新しいガーゼを使ってもう一度すすぎます。首の後ろ付近は洗いにくいので、石鹸が残らないように気を付けましょう。最後にフェイスタオルで髪の水分を拭きます。
これで頭は終了です。

ちなみに赤ちゃんの抱き方ですが、一人でする場合はフェイスタオル2枚で赤ちゃんの腕が動かないようしっかりくるみます。まず赤ちゃんを寝かせ、その上に胸からお腹にかけてタオルをかけ、腕をくるむようにしてタオルの両端を背中の方にまわします。次にもう一枚のタオルを赤ちゃんの下(首から背中にくるようにします)に敷き、胸の前でクロスするように端をもってきます(和服みたいなカンジ)。コツはゆるゆるにくるまず、しっかりくるむことです。赤ちゃんの腕が動くとしっかり抱けない上に泡だらけの頭を触ったりして大変ですよ。そして左手の親指と中指が赤ちゃんの耳の後ろに来るようにして頭を支え、手首から肘にかけた部分で背中を支えます。赤ちゃんのお尻を太ももに置き、足はママの左側に流します。

でもこの抱き方って慣れるまで難しいので実際には洗面器をダイニングテーブルに置き、私もテーブルの上に座って普通に横抱きし、実家の母が頭を洗ってくれました。あはは。

ギプス中の生活 〈 ウ○チの恐怖 〉

2007年11月04日 | ギプス中の生活
この頃の赤ちゃんのウンチってゆるゆるなんですよね・・・。よって大量の時はギプスが汚れたり、酷い時は中に流れ込む

この“流れ込み”に苦労しました。最初は綿棒やティッシュで拭いていたんですけど、ギプスの中綿の汚れまでは取りきれないんですよね。もちろん可能な限り頑張るんですが・・・。そこでお手製使い捨てカバーを作りました。いたって簡単です。

伸縮性のある幅広の包帯をギプスの付け根を1周巻けるより少し長めにカットします。次にお尻拭きコットン(小さいタイプ)を半分にカットした物を3枚横に並べてテープで固定(包帯の半分くらいの幅になるようにします)し、包帯の真ん中に置きます。そしてコットンを中に挟むようにして包帯を折り曲げます(コットンが出てこないようにテープで数箇所固定)。これでコットンを中綿とした細長~いカバーのできあがりです。

使い方はコットン部分がギプスの汚れやすい位置にくるように当ててギプスの淵をクルッと巻いて包帯の端を結びます。結んだ端のところはずれないようにギプスにテープで固定。カバー自体は少しギプスに入れ込んで“流れ込み”を防ぎます。この時赤ちゃんの足を圧迫しすぎないように注意しましょう。

我が家の場合、これによりギプスが全く汚れなくなりました。病院によっては最初からカバーがあるようなんですけどね・・・。でもいくつか予備を作っておいたので、カバーが汚れる度に取り替えられて何もしてなかった頃より随分衛生的でした。