苦しさの先に見える景色

今度3年ぶりに出場するフルマラソン、自分の中で目標を決めている。

それは、「サブ5！」

サブ5とは、42.195キロを5時間以内に完走する、ということ。

この目標を設定したのは、今年の7月に、12月4日にある松江城マラソンにエントリーして、それからこのフルマラソンに向けて自分は何を目指すのか？何のために走るのか？を自問自答して、

「どうせやるからには目標タイムを設定して走ろう」、「前回の悔しさを帳消しにする目標にしよう」という考えにいきついて、

5時間以内にゴールしたい、という結論に至ったんだ。

3年前のフルマラソン初挑戦でのタイムは5時間27分。

なので前回より27分早くゴールするというのが目標。

これ結構厳しいミッションなんだわ。

前回膝や股関節や足首が痛くて、後半は歩くことも多くて、かなりしんどい状態でなんとか完走したけど、

あれから3歳歳を取り、前回よりも30分早くゴールするというのは、この前3時間走した足腰の状態を考えても、かなり厳しいだろうな。

だけど、この目標タイムをクリアしたら達成感半端ないと思う。

普通に考えて42キロを自分の足で走り切るとか、5時間ぶっ続けで走るとか、日常生活でそんな経験まずできないだろうからね。

よく「今度フルマラソン出るんすよ」、「エントリー料12500円っす」とかって誰かに話したら、

「えー、金払ってそんなしんどい思いするなんて意味が分からんわ」とけっこうの頻度で言われる。

それはね…

挑戦したことのあるランナーにしか分からない、素晴らしい世界があるんです。

登山も一緒だね。

マラソンも登山も、実際にやらずに、「しんどそう」とか、「苦しいだけ」、とか、「意味が分からん」って言っている人には一生分からない魅力があるんだわ。

挑戦して達成したら、達成感で今までの努力やチャレンジした気持ちが満たされる、失敗したら自分の力の無さに反省したり悔しがったりする、

その生きている中での感情の起伏や喜怒哀楽みたいなモノの刺激を、オレの場合常に欲しているんだろうな。

平凡な人生はつまらない。

と、常々思ってるからこそのフルマラソン挑戦であり、目標はサブ5です！

過酷なのは百も承知、その苦しさの先に見える景色を見に行きたいと思います。