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宇宙には「意識」があり生命誕生に都合がいい調整を行ったという説が真剣に議論されている

2024年04月04日 12時53分44秒 | 自然の観察

宇宙には「意識」があり生命誕生に都合がいい調整を行ったという説が真剣に議論されている

 

https://gigazine.net/news/20240403-universe-conscious-set-conditions-life/

2024年04月03日 07時00分

宇宙には「意識」があり生命誕生に都合がいい調整を行ったという説が真剣に議論されている

Gigazine

 

生命の誕生について興味を持って調べたことがある人なら、この宇宙で自然に生命が発生する確率は天文学的といえるほど小さく、さまざまな物理学的条件がわずかでも異なっていれば生命は誕生しなかったという話を見聞きしたことがあるかもしれません。イギリスのダラム大学で哲学の准教授を務めるフィリップ・ゴフ氏は、生命誕生をただの「奇跡」として片付けるのではなく、「宇宙には意識が存在し、その意識が生命の誕生にちょうどいい条件を整えた」とする説を真剣に主張しています。

Mind-blowing theory on God could spark new 21st-century religion | The Herald
https://www.heraldscotland.com/business_hq/24222253.mind-blowing-theory-god-may-spark-radical-new-21st-century-religion/

 

「宇宙には意識があり、その意識によって生命が誕生する条件が整えられた」という説を支持する人々は、宇宙を取り巻くさまざまな科学的条件が偶然で片付けられないほど生命にとって都合が良いと主張しています。たとえば、原子核内の陽子や中性子を結合する核力は「0.007」という数値ですが、この数値が「0.006」だった場合は宇宙に水素しか存在できず、「0.008」だった場合はビッグバンですべての水素が燃え尽きてしまっていたとのこと。つまり、核力はぴったり生命の誕生にとって都合のいい数値になっているというわけです。

他にも、物質の存在に必要な素粒子であるダウンクォークの質量が異なっていた場合、宇宙に化合物は存在できませんでした。あるいは電子の質量が違っていたら、宇宙には基本的に中性子しか存在できず原子も化学反応も起きませんでした。

これらは「現代物理学に関する議論の余地のない事実」であり、問題はそれをどのように解釈するかという点です。ある人は、「物理学的な数値が生命にとってちょうど都合のいい数値になっているのは偶然だ」と受け入れるかもしれませんが、別の人は「この数値は何らかの目的を持った設計者によって決められたものだ」と解釈するかもしれません。

ゴフ氏は、これらすべての物理法則が生命誕生にとって都合のいい数値になる確率は天文学的だと指摘。「コインを70回投げてずっと表が出続けたり、サイコロを振って毎回6の目が出たりすることを想像してみてください。誰もそれが偶然だとは言わないでしょう。ある一定の確率を超えると、それをまぐれだというのは合理的ではありません」「つまり、これは偶然ではなく、物理学の数字はそれが生命にとって都合のいい数字だからそうなっているのです。言い換えれば、物理学の基本的なレベルでは生命に対するある種の『指向性』があるのです」と主張しています。

 

「宇宙は何らかの意識を持っており、生命を誕生させることを目的として、さまざまな物理学的な数値の微調整を行った」という説は、神々がゼロから地球や人間を作り出したとする宗教や、宇宙の出現や生命の誕生には何の意思も介在していないとする無神論の両方と対立します。

仮に神が全知全能で善なる存在であるとするならば、この世にさまざまな苦しみが存在しており、人間を生み出すために自然淘汰(とうた)というプロセスを経由したのかが説明できないとゴフ氏は指摘しています。また、宇宙に何の調整も行われていないとするならば、数々の物理学的な条件が生命にとって最適なものになっている理由が説明できないとのこと。

 

ゴフ氏は、「伝統的な宗教と世俗的な無神論はどちらも不十分で、現実について説明できない部分があります。ここには無視されている中間点があります。それが、『宇宙の目的』というものがあり、現実の根本的なレベルにある種の『目標指向性』があるという考えです。伝統的な神がいなくても、ここに意味を持たせることができるのです」と述べています。

 

宇宙のさまざまな条件が生命誕生に都合がいいものになっている理由としては、「宇宙に意識がある」以外にもさまざまな説が挙げられます。しかし、「神は存在するが力不足で現在の宇宙しか創造できなかった」という説は説得力に乏しく、「この宇宙は上位存在によるシミュレーションに過ぎない」とする説はその上位存在がどのように生み出されたのかを説明できません。

他にも、「異なる次元に無数の宇宙が存在し、この宇宙がたまたま生命の誕生に適しているだけ」という説もあります。しかし、現実に観測できる宇宙はここにある1つだけなのに、その背後に無数の宇宙(試行)が存在すると考えてしまうのは、遡及的ギャンブラーの誤謬と呼ばれるバイアスの一種だとのこと。遡及的ギャンブラーの誤謬に基づけば、「今ここにある宇宙」からその他の「無数の宇宙」について述べることはできないそうです。

 

ゴフ氏はこうしたさまざまな仮説を検討した上で、特定の事柄を説明するために必要以上に多くの仮定を行うべきでないとする「オッカムの剃刀」の考えに基づき、「宇宙には意識がある」とする説が最も妥当だと主張。宇宙の意識が目指す大きな目的の過程に人間が存在していると考えれば、より人生に意味を感じられるとゴフ氏は考えています。

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