仏典、聖書、ジョージ・アダムスキー氏により伝えられた宇宙精神文明(空=言葉=天の父=宇宙の英知=真如=法・ダルマ=灯明)

ワクチン薬害、祈りの科学的研究、人体構成分子によるオーソモレキュラー医学、医学の大罪、太陽系惑星文明の科学的証拠

No.2 2009/2010の世界的なインフルエンザに日本政府が用意したワクチンは、実はEU・米国では生物兵器に分類されていた怖い代物2

2020年04月10日 11時18分09秒 | ワクチン薬害・副作用: 自閉症・発達障害の原因

No.2 2009/2010の世界的なインフルエンザに日本政府が用意したワクチンは、実はEU・米国では生物兵器に分類されていた怖い代物2

あの時の様子を、ウイルスとワクチンの専門学術団体である日本臨床ウイルス学会http://clvirol.org/ の学術雑誌『臨床とウイルス 38(1), 3-54, 2010-01-31』に掲載された、堺春美(前東海大学医学部 公衆衛生・小児科)、木村三生夫(東海大学 名誉教授)の52ページにも及ぶ長大な論文から関連部分を抜粋引用してご紹介します。

これは、ワクチン陰謀論者のたわごとではありません。

日本政府のワクチン開発や安全性評価の実務に実際に携わってきた日本を代表するウイルスとワクチンの専門の学者の評価ですから、その正しさは揺るぎのないものです。

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14. 2010年(寅年),年明けから欧米各国は我先にアジュバント添加A(H1N1)2009<単価ワクチン>の貸付,返品,売買契約解除,転売競争へ突入,あるいは国民によるボイコット運動に発展

 

b.再交渉に成功─納入暫定的中止,あるいは納入量を減量

(中略)

 

 スエーデンはGSK と向後の納入の一時中止の話し合いに成功

 スエーデンでは10月12日よりPandemrix(GSK 製アジュバント添加A(H1N1)2009<単価ワクチン>の商品名)の接種が開始された.

2009年12月4日 Pandemrix の副反応のまとめが公表された.Pandemrix が530万本出荷され,400万人が接種を受けた.副反応報告総件数は1,200であった.

アレルギー反応は426例,そのうちの371例は接種後間もなく発症した.全例短期間で回復.アナフィラキシーショック・アナフィラキシー反応は56例に認められた.神経症状を呈したのは157例,23例はけいれん/てんかん(20例は18歳以下).

接種を受けた妊婦は3万1千人,副反応例は22例,自然流産は6例,他に胎児死亡が1例.死亡は1847).

最初の1週間政府はスエーデンにおける予防接種事故をかくさずに公表していたが,副反応の数があまりにも多いため,政府当局はワクチンキャンペーンへの影響を恐れて口を閉ざしてしまった.

当初のデータから判断すれば,毒性を有する(poisonousPandemrix の接種によって150人以上が死亡し,数百例の流産が発生したと推定される.

このような重大事象が十分検証されるか否か,そしてもし検証されたとしても公表されるかどうかは不明である48).

 

 GSK とスエーデン政府は2010年1月初旬にPandemrix の納入を一時中止することで合意.スエーデンは全国民へのワクチン接種を目的として,1,800万回接種分のワクチンを購入する契約をGSK と締結した.しかし,ワクチン接種の回数が2回から1回に変更されたため,膨大な余剰が生じることが明らかとなった.そして,スエーデン政府は,GSKから1,000万回分のワクチンが納入された段階で,一時納入を中止する.政治家の発言の仕方はあたかも中止に成功したことを誇っている雰囲気があり,製薬会社が個々の政府や国より強力であるという印象を与えたと報道された.納入の一時中止は2月に再評価される予定48).

 

 ドイツへの新型ワクチン納入量3割減へ,GSK が発表

 2009年10月7日 European Commision(EC)は米国バクスター社のoil in water アジュバント添加A(H1N1)2009<単価ワクチン>の市販を認可した49,50).

しかし,ドイツでは,AH1N12009<単価ワクチン>に含まれているアジュバントに対して警戒を強めていた51-53).

2009年10月16日 バクスター社は同社のA(H1N1)2009<単価ワクチン>であるCelvapan からチメロサールとアジュバントを除いたと発表した54).

その理由は明らかにされていないが,ドイツ連邦陸軍が兵士にアジュバント添加AH1N12009<単価ワクチン>を投与することを拒否したからであるとインターネットに掲示されている55).

2009年10月26日からA(H1N1)2009< 単価ワクチン>接種が開始されるが,ドイツのメディアは,内務省が政府高官,兵士が接種を受ける医療機関に米国バクスター社製,それ以外には英GSK 社製ワクチンを配備したことを暴露した.

バクスター社製のワクチン方が副作用が少ないと報じられ,国民から不満の声が上がった.

後日,内務省はバクスター製ワクチン(Celvapan)の発注は20万回接種分であると発表した56).2009年12月30日ドイツ連邦共和国政府は5千万回接種分のPandemrix を発注していたが,50%をキャンセルすると発表した.価格にして2億ユーロ(260億円)であるとHartmut Schubert 氏(ドイツ連邦共和国保健省副大臣)が記者発表.8,000万を超える人口のインフルエンザを予防するには,2,500万回接種分のワクチンで足りる.既に2,000万回接種分のPandemrix が納入されたが,2010年1月10日,すなわち接種開始後6週間の間に実際にワクチン接種を受けたのは,推計500万~700万人(人口のわずか5%)であったと政府の審査機関であるフランクフルト郊外にあるポール-エーリッヒ研究所が発表した57-59).Lower Saxony 州が1月1日付で16州の保健省の代表となったので,GSK と返品の交渉(契約の変更の交渉)を開始した.GSK はドイツへのA(H1N1)<単価ワクチン>納入量を約3割減らす(5,000万回接種分から3,400万回接種分に変更する)60)と発表.変更に伴う補償額は不明.

 

 フランスでは野党と連立与党の政党が議会の調査を要請,あせりの色がみられたが,2010年1月になって展望が開けて契約破棄に成功

 

 2009年5月30日 仏紙Le Journal du Dimancheはサルコジ大統領がフランス全国民にAH1N12009<単価ワクチン>を強制的に接種するための秘密の計画をたて,政府はそのために10億ユーロ(1,300億円)の歳出を了承したことを暴露した61).

2009年7月14日,厚生労働大臣 ロゼリン バシェロ(Roselyn Bacherot-Narquin)氏, 内務大臣 ブリス オルテフュ(Brice Hortefeus)氏,法務大臣ミシェル アリオーマリ(Miche-le Alliot-Marie)女史の3人は(12009年9月からAH1N12009<単価ワクチン>の集団・強制接種を秘密裏に準備したこと,(2WHO のパンデミックレベル6宣言を口実にして,戒厳令を敷いたかどで刑事告発された62).

 フランスではサノフィパスツール社がHumanza(サノフィパスツール社が知的所有権を有するAF03アジュバント添加アジュバント添加A(H1N1)2009<単価ワクチン>)を市販していた.2009年11月16日 サノフィパスツール社は同社のPanenza(アジュバント無A(H1N1)2009<単価ワクチン>)がフランス薬務局(French drug agency Afssaps)の認可を受けたと記者発表した63).

 フランス政府は6,400万人の国民に対して,2回接種を前提に9,400万回接種分のワクチンを購入した.価格は8億7千万ユーロ(1,131億円)であった.しかし感染症状が軽症であること,1回接種で十分なことが明らかとなったので,10月から現在までに,500万人しか接種を受けていない.フランスは1千万回接種分をWHO に寄付することにしたので,7,900万回接種分は余剰在庫となる.

その中,30万回接種分をクエートに210万ユーロ(2.7億円)で売却することで,売買契約が成立した.転売価格はフランスが購入した価格と同じである.エジプトに200万回接種分を1,400万ユーロ(18.2億円)で売却する交渉に入り,メキシコとウクライナを相手に交渉していると発表したが,ドイツその他のヨーロッパ諸国との競争になっている.フランス政府が余剰ワクチンの転売先を探していることに対して,政治家と学者が国家予算の無駄使いであると攻撃.フランス社会党と連立政権の1つである新中央党(New Centre)は議会の調査を要請した.タミフル,マスク,風評被害を合わせると,新型登場キャンペーンは20億ユーロ(2,600億円)の出費になったという.1月5日 フランス保健大臣 ロゼリン バシェロ氏は注文した9,400万回接種分(バクスター分は含まれていない)のうち50,00万回接種分をキャンセルすると発表(表15)64,65).

 

 英国も大量の余剰ワクチンの存在に絶望的になり,の転売先,寄付受け入れ先を求めたが,欧州会議開催で道が開け,契約破棄の交渉が成立する見込み

 

 英国では,ランセットの編集者がAH1N12009<単価ワクチン>の生産量を増加させるための手段としてアジュバントを添加することに対して強い懸念を表明した67).

(中略)

 

g.副反応が社会問題化しつつある段階

(ブログ著者捕捉: FocetriasPandemrixは、日本に輸入して国民に接種する予定であったワクチン )

 

 ノルウェー

 20091122日 Pandemrix の接種が開始されて4週間が経過.死亡1例,副反応1,349例が報告された.副反応は殆どが局所反応,嘔吐,目まい,発熱であった.アナフィラキシーショックは2例,関節炎1例(小児),けいれん2例,味覚ないしは嗅覚喪失が79あった82).

 

 ポルトガル

 ポルトガルでPandemrix 接種を受けた妊婦が4人たて続けに自然流産したと報道された.Pandemrix には臨床試験が欠けており,EU ならびにUS 政府機関は生物兵器に分類しているといわれている83-84注7.

 

注6 「被接種者がインフォームドコンセントに署名していれば,政府は当該予防接種の事故に対して如何なる責任もなく,また被接種者側は訴訟を起こすことができない.」このようなインフォームドコンセントがEU の提唱により,2010/2011シーズンの不活化インフルエンザワクチン<3価ワクチン>の接種の際に導入されることになる.クロアチアの医薬局は即時型副反応の登録用紙と,極めて稀に起こりうる多くは稀な副反応の長大なリストを公表した.ワクチンはいよいよ被接種者が“at your own risk”で受ける時代に突入か78).

 国民一人一人が病気で死ぬのか,ワクチンで死ぬのか,どちらかを選択しなければならない.所詮以前からそうであった.しかし,ヨーロッパ各国において海外アジュバント添加A(H1N1)2009<単価ワクチン>で多数の犠牲者が出ている状況を目の当たりにした今,ワクチンの安全神話を信じていたのが,春の霞のごとく消え去ったことにショックを受けたのは筆者だけであろうか.

 

注7 妊婦はインフルエンザのハイリスク者である85,86).

わが国では,妊婦は新型インフルエンザワクチンの優先接種対象者であり,医療従事者の次で基礎疾患を有する者の最優先接種対象者より上位に位置している.しかし,妊婦に関しては,スエーデンでもアジュバント添加AH1N12009<単価ワクチン>接種後の自然流産6例,胎児死亡1例報告34されている.妊婦はアジュバント添加インフルエンザワクチンのハイリスク者でもある.

 

h.イスラエルではアジュバント添加ワクチンの国民全員への接種の政府決定に医師が反発

 

 イスラエルではWHO 事務局上層部とイスラエル首相との間に合意が成立し,イスラエル保健省により2009年12月31日までに全イスラエル国民にFocetria かPandemrix のいずれかのワクチンを接種することになった.

 

しかし,これに対して,イスラエルの医師達から抗議が殺到.

このワクチンはEU および米国では生物兵器に分類されている,

ドイツ陸軍が毒性の強い物質である水銀とスクワレンを含むワクチンを兵士に接種することを拒否した,

スエーデンで少なくても5人が死亡している,

ポーランド保健省大臣は安全性が確立しなければポーランドに導入するわけにはいかない言っている,

などが理由である.

 

200911月4日にイスラエルの一医師からエルサレムの小児科教授に宛てられた手紙の論旨は極めて明快であり,よくまとまっているので,以下に要約する.

 

イスラエル1医師の抗議文 2009年11月4日

① CDC その他の調査機関(WHO のことか)の発表は事実を歪曲している.他の基礎疾患による多くの死亡をA(H1N1)2009による死亡例に含めている.相当数のH1N1の症例は確定診断を受けていない.H1N1ウイルス感染を心配している患者が医師に電話したものまで含まれる.

② A(H1N1)2009ウイルスの病毒性は低い.A(H1N1)2009感染症状は例年の季節性インフルエンザよりはるかに軽い.致命率も例年の季節性インフルエンザと比較して低い.

③ 南半球の冬の流行は何事もなく過ぎた.米国の流行のピークも過ぎた.

④ アジュバントもチメロサールも含まないワクチンが入手可能である.25万人のドイ兵士が受けたのはこのようなワクチンであった.

⑤ スクワレンは強い神経毒性を有し,重症の自己免疫性疾患を起こす.投与された人を死に至らしめることもある.

⑥ 米兵は1991年にanthrax ワクチン接種を受けた.Focetria Pandemrix にはanthrax ワクチンの50万倍から数100万倍のスクワレンが含まれている.1991年米兵はanthrax ワクチン接種を受けて湾岸戦争症候群を起こした.数10万人の米兵が重症に陥り,数千人が死亡した.

⑦ 1976年の米国におけるワクチネーションキャンペーンの結果ギラン・バレー症候群が多発した.不治の後遺症が残った者もある

⑧ Pandemrix は小児について臨床試験による安全性が確立されていないことから,スイスでは18歳以下の小児には使われない.

⑨ Focetria の臨床試験は市販品を含めて132人を対象としたものがあるだけである.

⑩ スクワレンとポリソルベート80Tween 80ともいう.oil in water アジュバントに使用されている界面活性剤)を含む溶液は強力な不妊効果を発揮する.WHO の科学者が人口を減らすために不妊にするワクチンの研究をした際に明らかになった.このようなものを含むワクチンをイスラエルの若年者に使用するわけにはいかない.

⑪ わが国の国民はヨーロッパその他の国々や製薬会社のモルモットではない.

 抗議の手紙の最後では,Pandemrix の小児への使用をキャンセルし,Focetria の成人への使用を中止することを提言.保健省の決定は不必要に国民に危険を与えるものであると糾弾した87).

(中略)

 

16. 今世紀最大の医薬品スキャンダル発生

元凶は誰か─命短し 恋せよ乙女

 

 WHO が製薬会社の圧力に屈してパンデミック宣言を出したのではないかという疑惑について欧州会議が調査を開始

 2009年4月27日 WHO はインフルエンザパンデミック警戒レベル フェーズ4 声明した.以来,各国政府機関,世界的シェアを誇るワクチンメーカー各社,そして各国国民,全員が新型インフルエンザ登場の呪縛にとりつかれた.各国政府は“新型インフルエンザワクチン”の確保に走った.WHO は,一人に2回の接種が必要であるとした.製造能力に限界がある中,世界の需要に可能な限り応えるべく,WHO 予防接種に関する専門家による戦略諮問グループ(WHO’s Strategic Advisory Group of Experts on Immunization)はoil in water 型アジュバント添加ワクチンと弱毒生ワクチンを使用するべきであると勧告した67).

かくて,GSK をはじめとする世界の大手ワクチンメーカーは鳥インフルエンザH5N1の登場を想定して,モックアップワクチン4,96)の製造承認を得ている製造法でアジュバント添加インフルエンザA(H1N1)2009<単価ワクチン>を大量生産,世界各国に強引ともいえる手段で販売攻勢をかけた.

しかし,接種が開始された直後より,カナダ,ヨーロッパ各国でアジュバント添加インフルエンザA(H1N1)2009<単価ワクチン>接種による予防接種事故多発が大きな社会問題になった.

現在,ヨーロッパ各国が大量の余剰ワクチンを抱えている.この原因としてWHO は,一人に2回の接種が必要であるとしたが,結局1回の接種で十分であったということばかりが強調されている.

しかし,たとえばドイツでは国民の5%しか接種を受けていない.それ以外の国でも接種率が極めて低い.これは,海外アジュバント添加A(H1N1)2009ワクチン接種後の通常の副反応(局所反応,発熱など)があまりにも強烈で高頻度であること,それに加えて重篤の副反応や死亡が続出して,テレビ,新聞,インターネットで情報が速やかに全国民に行き渡ったためであると考える.

さらにインフルエンザA(H1N1)2009の感染症状が一般的には軽症で,熱が37℃台だと新型インフルの可能性が高いと言われている.海外ワクチン接種で副反応に悩まされるより,自然感染の方がましである.このようなファクターが諸外国における接種率の低下を招いていることを無視してはならない.結局,世界中で膨大なワクチンが売れ残った97).

 

 2009年12月21日 欧州会議(Council of Europe)保健衛生委員会の委員長で,感染症を専門家のドイツ人医師ヴォルフガング ヴォーダルク氏が以下のような動議案を提出すべく欧州委員会の議員の必要数から賛同のサインを得た.

 

WHO に対する議会内部調査を開始するための緊急動議(案)95) 2009年12月21日

 

虚偽のパンデミック─(世界の)保健に対する脅威 ヴォルフガング ヴォーダルク

 記 

製薬会社は自らの抗インフレンザ剤とワクチンの販売を促進するために,科学者とWHO に圧力をかけ,世界中の各国政府にパンデミック宣言を発令した.その結果,各国の貴重な保健衛生のための予算を非効率的なワクチン戦略のために浪費させた.百万人単位の健康な人々を安全性有効性が十分テストされていないワクチンによる得体の知れない副反応の危険にさらした.

 鳥インフルエンザキャンペーン(2005/06)は豚インフルエンザキャンペーンとセットになった.

その結果,一部のワクチンを受けた人たちと国家の保健省予算に被害を与えたのみならず,WHO の威信を著しく損ねた.

 欧州会議とそれに属する各国は国際的レベルと国内レベルで,早急な調査とその結論を求めるべきである.

 WHO によるパンデミック宣言は製薬会社の影響を決してうけるべきではないものである.

 

 以下ヴォーダルク氏の説明を要約する.

 2009年4月に数百例のインフルエンザの症例がメキシコで発生した際,殆ど科学的な根拠のないままパンデミック宣言が発令された.ただちに世界中の国々で会議が開催され,マスコミに取り上げられ,そし正規のWHO のパンデミック定義に適合するものとされた.

 毎年のワクチン接種プログラムは世界の殆どの国が持っている.一方,2005/2006鳥インフルエンザの問題が発生したのを機に,パンデミック宣言に対処するための新型インフルエンザ行動計画がWHO により策定された.この計画はパンデミック宣言が発令された際に速やかにワクチンを製造するためのものであった.その時点で,各国は製造会社に新型インフルエンザワクチン購入予約を入れ,新型登場の際には,その全量を購入するという密約を結んだ.

2009年春にメキシコでインフルエンザの流行が発生した際に,WHO は大手製薬会社,その会社に協力している科学者と結託してパンデミックの定義を変更し,定義の基準を緩和してしまった

新しい定義により,2009年5月初め,WHO がフェーズを上げたために,各国の政治家は早急に対応しなければならなくなった.季節性ワクチンとは別途に,A(H1N1)2009<単価ワクチン>の追加発注にサインをするはめに陥った.

 2009年4月の最初の段階から,A(H1N1)2009は通常の毎年のインフルエンザと何ら変わるところはなかった.むしろ,例年のインフルエンザより症状が軽いことはメキシコの最初の数例で判明していた.それにもかかわらず,A(H1N1)2009インフルエンザキャンペーンは増長し,人々を恐怖に陥れ,テレビの画面を埋め,新聞紙面を占め,保健に関する行政その他の会議を占領し,救急車と病院を満員にした.これほど1つのウイルスの足跡がたどられたことは今までなかった.おまけに,多くの死亡がH1N1抗体陽性であるという理由でA(H1N1)2009による死亡とされ,ますます恐怖をあおった.さらに加えるなら,少なくても60歳以上の人の1/3はこの50年間のインフルエンザの波をかぶったために抗体陽性である.むしろ,話は逆である.今回の緊急動議を提唱するための準備として,委員会もメンバーの皆様には次のことを十分理解してほしい.2008年までの毎年流行したインフルエンザと比較すれば,2009年にA(H1N1)2009の世界的流行は,世界の保健のための救いの神であった.オーストラリアの冬の終わりと共にインフルエンザのシーズンは既に終了した.オーストラリアの流行により,A(H1N1)2009はそれ以外のもっと危険なインフルエンザウイルスに対して免疫を付与したことが証明された.それにもかかわらず,我々は欺瞞のA(H1N1)2009インフルパンデミックが危険きわまりないワクチンを販売するために利用されているのを見ていなければならない.

 不必要なワクチン接種を受けた数百万人の人達のうち,健康被害を受けた犠牲者はそれぞれの国で補償されなければならない.それとは独立して科学的な解明が証拠を明らかにし,透明度の高い状態で各国の裁判所あるいは必要とあればヨーロッパの裁判所で裁かれるであろう.

 2010年1月12日,ジュネーブにおいて,ヨーロッパ各国政府の議員は,ワクチンを製造する製薬会社の圧力に屈してA(H1N1)2009ウイルスの脅威を誇張したとWHO を告発した.わが国を含む各国の報道機関は,WHO と新型インフルエンザのワクチンを製造する製薬会社との癒着が,世界的(パンデミック)を宣言したWHOの判断に影響を与えたとの疑惑が浮上し,欧州47ヶ国が加盟する欧州会議(Council of Europe)(本部・仏ストラスブール)は12日,調査を開始すると発表したことを報道した.

 

続く説明は以下のようなものであった.同会議保健衛生委員会の委員長はドイツ人医師ヴォーダルク氏が「虚偽のパンデミック」動議を提起した.WHO を告発した.ヴォーダルク氏は世紀最大の医学界スキャンダルであると言い,調査を要求した.WHO 内のあるグループの職員が製薬会社と癒着している可能性を問題とした.これに関して1月28日に開催されるヨーロッパ委員会総会で緊急に審議が行われる予定.ヴォーダルク氏は仏リュマニテ紙のインタービューに以下のように応えた.

 

「豚インフルエンザワクチンについての懸念を表明した.ワクチンはあまりにも性急に開発された.そのため,一部の添加物は十分(安全性が)テストされていない.さらにひどいことがある.ノバルティスファーマのワクチンは癌細胞からのバイオリアクターを含んでいる.このテクニックは今までワクチン製造に利用されたことがない.新型登場宣言は不必要であった.保健衛生のためのかなりの予算の無駄使いであった.ついに我々が政府に要求する時が来た.WHO および製薬会社への内部調査は将来このような虚偽のパンデミック宣言を出すことを防止するためである.世界中の人々にこの調査と国家レベルならびに国際レベルの公衆衛生関連機関の意見を信頼してもらえるようにしなければならない.残念ながら,国際機関は信用を失った.数百万人の人達がすでに潜在的に健康を害する可能性のある物質を含むワクチン接種を受けてしまったからである99-100).」

 

 世界では,今までに12,700人がインフルエンザA(H1N1)2009に感染して死亡した.

しかし,このウイルスは当初恐れられていたほどの殺人ウイルスではないことが判明した.WHO は最初,このウイルスは数百万人を殺す威力があるから,人類の脅威である発表し,治療法とワクチン開発の促進を促した.その結果,経済的に余裕のある国々は数billion ユーロを出費したが,それは結局不必要な出費であったと,どの国も後悔している.ヨーロッパ各国政府は今になって,余剰ワクチンの転売しようと必死である.1月末に始まる欧州議会において,製薬会社がWHO に圧力をかけて各国に不必要な歳出をさせたのか否かについて調査を開始する.具体的には欧州会議が製薬会社の内部調査に入るであろうと報道された.ジュネーブでWHO スポークスマンは質問には答える覚悟であると発表した.しかし,スポークスマンは新型登場宣言が妥当であったか否かについての検証は独立した複数の専門家によってなされ,その結果は公表されると発言した.しかし,パンデミック終焉宣言があって初めて検証が始まる.宣言が出るのは数ヶ月先であろう101-103).

 今欲しいのは 鶴の一声 「流行は終わったもはやワクチンは必要ない」

 

17. 大手製薬業界の反応

 2010年1月25日からの週に欧州会議 Parliamentary Assembly of the Council of Europe (PACE)は「H1N1ワクチンをめぐる業界とWHO の癒着とワクチンによる大量虐殺」に関しての事情聴取を秘密裏に行う.

大手製薬業界・マスメディア連合(Pharma Media)は報道管制を行って,事情聴取の内容の機密を保ち,外部に報道されることを抑止するものと思われる104-105).

 

18. WHO の反論

 以下2010年1月22日のWHO声明106)を要約する.

利益相反と虚偽のパンデミック宣言に対するWHO声明 2010年1月22日

 WHO は利益相反については,厳しい姿勢をとっている.パンデミックインフルエンザ宣言の決定に関しては,独立を保っている.WHO が製薬会社に利益をもたらすために虚偽のパンデミック宣言を発したと糾弾されているが,これは科学的に誤りであり,歴史的に正しくない.

(1)このインフルエンザウイルスは遺伝的にも抗原性についても巷に流布している他のウイルスとは大きく異なる,

(2)メキシコ,米国,カナダからの疫学的情報は人→人感染があることを示している,

(3)特にメキシコからの臨床的な情報は,このウイルスは重症の疾患や死亡をもたらすことを示している,

(4)稀ではあるが,急速に進行し,しばしば死亡をもたらすウイルス性肺炎が発症する.これは季節性インフルエンザでは見られない病像である,

(5)地理的な拡大が異常に早い. 世界は本当のパンデミックの中にいる.偽りのパンデミックであるという表現は誤りであり,そのような表現をすることは不可能である.

 

 WHO と製薬会社が癒着して虚偽のパンデミック宣言を出したのではないかという疑惑に対して,2010年1月22日Dr. Keiji Fukuda, assistant director general of the WHO(福田 敬二氏,日本生まれ,米国の医師,CDC インフルエンザ局疫学部長を経て,現職)は「WHO は世界に提供する情報について常にバランスを保ち,誠実であった.WHO が世界に発信するパンデミックアラートについては,過不足はない.」と反論107).

2010年1月26日 Dr. Keiji FukudaはWHO を代表してパンデミック(H1N1)2009の欧州会議(Concil of Europe)の事情聴取に対して声明を発表した108).

以下はその抄録109)である.

 

偽りのパンデミック宣言疑惑に対するWHO の意見表明 2010年1月26日

 H1N1パンデミックは季節性インフルエンザとは多くの点で異なる.通常のインフルエンザのシーズンを外れて大流行が起こった.ウイルスは若年者に衝撃的かつ異常に重症な疾病や死をもたらした.ウイルス性肺炎で多数が死亡した.このような疾病構造は季節性インフルエンザでは見られない.パンデミックは終焉しておらず,現在までに14,000の死亡が報告された.季節性インフルエンザによる死亡と比較するのは,リンゴとオレンジを比較するようなものである.季節性インフルエンザによる死亡は統計学的モデルによる.パンデミックインフルエンザによる死亡は1例1例が検査によって確認されており,実際の死亡数をはるかに下回っていることは間違いない.統計学的モデルを使ってより現実的な死亡数の推計ができるのは,パンデミック終焉後になるので,通常は1ないし2年を要する.

 

豚もおだてりゃ空を飛ぶ─ WHO の主張

 

19. メフィストフェレスに魂を売った学者

 Albert Osterhaus 教授はDr.Flu のニックネームをもらっている.A(H1N1)2009のパンデミックヒステリーの中央の座していた.

Pharma Mafia(ブログ著者補足: 製薬マフィア)の国際的なネットワークの連絡係であり,またWHO の重要なアドバイサーである.

既に数billion ユーロを個人的に利した.2009年初頭にオランダ議会はOsterhaus 教授が不当に利益を得ていたことに対する調査を行った.

Science のOctober 16号のOsterhaus 教授に関する短報は「Albert Osterhaus 教授はErasmus Medical Center に国際的に有名なウイルス研究所を持っている.しかし,先週,教授がワクチン開発の自らのビジネスを推進するために,パンデミックの恐怖を煽ったことが明らかとなり,教授の評判は鼻を下にして真っ逆さまに墜落した110,111).」と報告した.

(中略)

 

注10 スクワレン(ノバルティスファーマのMF-59,GSK AS04に含まれる)は1998年にペット用のワクチンのアジュバント-9を人間用に開発したものであり,アジュバント-9を接種された動物は不妊症になるという

20091222日,わが国でGSK のヒトパピローマウイルスワクチン(商品名サーバリックス)が発売された.サーバリックスに添加されているアジュバントはAS04である.

AS04アジュバント複合体はグラム陰性菌Salmonella Minnesota R595株のリポ多糖の非毒性型誘導体である3-脱アシル化-4’-モノホスホリル リピッドA(MPL)34)と水酸化アルミニウムより成ると添付文書に書かれている.さて,リピッドは油/脂肪酸である.

そして,MPL こそFDA,NIH,米国国防省が1998年に至急の手順で臨床試験を行った新遺伝子組み換えAnthrax vaccine に使用された2種類のスクワレンをベースとするアジュバントの1つである33).

(もう1つはカイロン社のMF59-これはノバルティスファーマのA(H1N1)2009<単価ワクチン>に添加されている)34)

その他に,MPL(AS04)はスクワレンがベースであるという情報も複数インターネットに掲示されている113-116).

MPL はリポ蛋白質であり,Toll Like Receptors のリガンドである.

すなわち,MPL はTRL4と結合して樹状細胞を活性化することにより自然免疫を賦活する117,118).

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