がちゃ三毛庵~猫よ、花よ~

東京の一角。ご近所から次々合流してきたネコたちと暮らす・・・いけばな徒然日記

ゴマに湯たんぽ

2014-02-20 | Weblog
たいへんなことになってしまったが、もう手遅れだ。
『ご返信ありがとうございます』
とキーボードを叩いたつもりが、
『ご変死ありがとうございます』と変換されて、
そのまま送信されてしまった。

いかにも自動送信のように思うだろうが、
送信ボタンを押したのは、紛れもなく、
ワタシの手が触れているマウスから飛び出した矢印である。

しかも相手は「返信」に“ご”をつけなければならぬほど、
身分、収入、地位、身長、年齢、図(ず)すべてにおいてワタシより高い。

そもそも「変死」などと言う言葉は、
一部の特殊な職業の方々(警察とか弁護士とか、変死したヒトの遺族とか、変死したヒト本人とか)以外、ビジネスで使う言葉ではないはずだ。
そういう紛らわしい言葉は、
オフィス用パソコンでは変換できないようになっていてもらいたいものだ。
今度、変換ソフトの開発に携わっているヒトと、どこかで会う機会があったら、
是非、心の底から提案させていただこう!と今、思いついた。

先日も会議の資料で、「出来次第納品」と打ちこんだはずなのに、
「溺死大脳貧」と、何かの大賞のネーミングのように変換されて、
プリント→配布されてしまった。
プリンターの陰謀としか思えないが、腹を立てても仕方が無い。
が、「溺死」や「大脳」はともかく、資料を受け取った人々に、ワタシが普段日頃から
『貧』という文字を多用する生活をしていることがバレてしまったのではないか、
と想像するだけで、おちおち酒も喉を通らない気分だ(実際には通っている)。
変死や瀕死、溺死などという紛らわしい単語は、
やはりオフィス用日本語変換ソフトからは変換できないようにしておいていただければ何よりである。

それにしても日本語は紛らわしくて難しい。
以前、コールセンターで通販の「おじや=雑炊(ぞうすい)」の電話番をしていたことがある。
隣のオペレーターが『かしこまりました。おやじの詰め合わせを1セットですね』と、客に案内をしていた時には、椅子から転がり落ちそうになった。
お歳暮と称して、コレ見よがしにオヤジの詰め合わせが贈られてくるのだ。
込み上げる感情(笑い)から産み出される想像力をどうしても制御できず、
以降、ワタシは「おじや」の担当から外してもらったことは言うまでもない。

前口上だけでクローズしそうになってしまった。
今日のブログは「ゴマに湯たんぽ」です。
これから湯たんぽの作り方、活用方法について熱く語ろうと思う。

湯たんぽは、、、
とっても寒く、電気設備が整っていない居住区を
おんみずから、お住まいとして選ばれたネコ様には、とても喜んで頂けます。
※あくまでも、ネコ様が自主的に、そんな環境で暮らしたい、と、仰った場合によります。

控えめな要素の欠片もない皆様は、
カバーがかかった椅子の上や、

保温スイッチが入った炊飯器の上の方が、

押し入れの天袋よりも、よほど温かいことを知っている。
ちなみに、この状態でシッコをすると、炊飯器にシッコが沁み入って、
新しい炊飯器を買う最大の理由となる。
シッコした本人はコメを食べないので、場所を選ばずシッコをするのだが、
シッコが沁み込んだ炊飯器で炊いたコメの味は、残念ながら、ワタシの口には合わない。
だが、まぎれもない事実としては、
仕様書には一言も触れられていないが、
炊飯器は、コメを炊く道具でもあると当時に、暖房便座にもなるのだ。
≪炊飯暖房便座器≫と商品名を変える必要があると思う。

まず、湯たんぽを用意する。

次にお湯を沸かす。
沸いたお湯を湯たんぽに入れる。

蓋を閉め、押し入れ天袋の寝床の隙間に入れる。

ゴマチャンに声をかける。





熱く語ってみたが、以上である。
足温器とストーブでヌクヌクしている、やんちゃ猫には、
湯たんぽのありがたみは判らないだろうな。


しまった。またやってしまった。
「ハンコご持参下さい」メールの返信件名から「ハ」を消して送信してしまった。
『ンコ持参、了解です』・・・先方からは間髪いれずに≪ヨロシクです^_^;≫とレスが来たからヨカッタものの。
普段から、あまり自分と釣り合うようなエライ身分のヒトとは付き合わないでおこう。


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