がちゃ三毛庵~猫よ、花よ~

東京の一角。ご近所から次々合流してきたネコたちと暮らす・・・いけばな徒然日記

やはり、慌てない方がよい

2014-02-06 | Weblog
年も寄れば、深夜の帰宅もある。
汚れたトイレの清掃員 兼 給仕係を待ちわびてくれている猫たちを思うと、
心苦しくも、ついつい帰宅が遅くなる。
家に帰ると騒動が待っているのだ。
外では、できるだけ時間をかけて寛ぐようにしている。

『遅くなってゴメンねぇ』なんて、しらじらしい言葉を吐きながら帰宅してみれば、
ミンミンは満面の笑顔でトイレ清掃員を歓迎してくれた。

ハイオクワイン5000円分のお蔭で作業が非常に効率的に進む。
7箇所設置されたトイレを次々に清掃し、
同じく7箇所設置されたペットシートを点検して歩く。
トイレの設置場所が床だけであれば、
どんなに広い家かと思うだろう。
タンスの上、クローゼットの中、机の下。
あらゆるスペースにトイレとペットシードが設置されている。

トイレ全般を砂で済ます派。
シッコのみペットシート派。
シッコ&ウンともにペットシート派。
トイレでも済ますが、寝床でも済ます派。

取り込んだばかりの洗濯物を狙ってシッコする派・・・
国籍は同じなのであるが、猫のトイレに関する哲学はバラエティに富んでいる。

今度、改めて考察してみたい話題である。

汚れたペットシートに、汚れた砂&心を込めて召し上がっていただいたフードの賜物を集めて歩く。
急がねば。
トイレなどはどうでもよいから、早く飯を食わせろ!
と、口ぐちにニャーニャー言う皆様よりも、睡眠時間の確保が大事になってくる時間が迫っていた。

トイレ清掃が終わり、フード選定を始めようかと思った途端、
何やら、臭みがワタシの周りから漂っている。
モワーンとクサイ。
回収し忘れたウンがあるかなっ、と、再度、トイレを点検して歩く。

ワタシが歩くとモワーンが着いてくる。
つまり、ワタシはモワーンと共に移動していることに2周目でようやく気がついた。

げっ。足の裏にモワーンの原因が憑いている・・・。
歩いた行路に、踏みつぶされたモワーンの元が・・・。
頼む、フェレットのモワーンであってくれ!との祈りを神が聞き入れてくれるわけもなく、
ルームシューズの裏をクンクンしてみれば、猫のブツであることが判った。

たいへんだ。一刻も早く床拭きを始めなければ。
その前に、本を本棚に戻さなければ。
いや、本ではない、床だ。
床より飯だ。

ピンチに陥った脳みそに激しい睡魔が襲いかかる。
ハイオクワインが判断力を鈍らせる。
本日の風味豊かなディナーの記憶が、モワーンに塗り替えられてゆく。

床のブツを二度踏みしないよう気をつけながら、
床をクンクンし、ターゲットを拭いて歩けば、帰宅後すでに1時間近くも経っている。

みたらしチャンは、半ばあきらめて、寝て待つことにしたらしい。

待ちくたびれた双子の睡眠を分けてもらいたいと思いつつ、

家でも慌てず騒がず、寛いで過ごそう!と心に誓った深夜であった。

もうすぐご飯になるからね~。



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