がちゃ三毛庵~猫よ、花よ~

東京の一角。ご近所から次々合流してきたネコたちと暮らす・・・いけばな徒然日記

みたらしチャン脈々~庵主エッセイ風味No.5~

2012-05-02 | Weblog
紫式部は猫を飼っていたのではないか。
みたらしチャンの行動を見ていると、どうも源氏物語と結びつく。

源氏物語と言えば、高校生の頃、大学に入ってから2度ほど読んだ記憶があるが、
紫式部のことを詳しく調べたわけでもないし、内容をよく覚えているわけではない。

1001年、今から1000年以上前に初お目見えした小説とのことであるが、
恋愛自由な時代背景、
紫式部も、今みたいにメールやブログ、
ましてや電車に乗り遅れるなど、
手間や時間に追いまわされることもなかっただろう。
となると、
身近にじっくり観察できる元ネタがいるはずである。
妄想力に長けているとはいえ、まったく空想の存在でもなさそうだ。

当時の男性がどんな生活を送っていたのかよくわからないが、
当時の猫がどんな風に暮らしていたのかは想像がつく。

イヌと違ってネコは、恐らく、今も1000年前も、大して変わりはないからである。

小さなお嬢様の面倒をみたり、寵愛してみたり、
熟女に恋してみたり、
おてんばなお嬢様を追いかけまわしたり、
女性のフェロモンに引きつけられて忍んでみると世にも恐ろしい醜女だったり...

どっから見ても、
オス猫の行動パターンが、恭しくニンゲンに書き換えられているとしか思えない。

『若菜上』に出てくるネコ。
小さな女の子猫を追いかけていた、大きめの猫。

みたらしチャン!あなたの祖先、平安時代に紫式部と暮していませんでしたか?



辰年皐月も皆様にとってハッピー&ラッキーな毎日でありますように!
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