駅前でよく会うクロちゃんという猫がいる。キジトラだろうか。ポウとかが黒い。しっぽはちょこっとしかない。雨上がりのちょっとあたたかかった昨日の夜、改札出てすぐある私有地の敷地の柵際に、クロちゃんがいた。
にゃー(おかえり)と言う。クロちゃんの喉元をなでてあげる。そして歩きはじめると、クロちゃんが、縁石の上をちょっと先に立ってすたすたと先導する。ふと立ち止まっては振り返り、にゃーと言う。喉元をさする . . . 本文を読む
いつもは朝、主人のふとんの上にねっころがっているハナコの姿がない、と見まわすと、衣類の引き出しの中にいるではないですか。開けっ放しにするというだらしない人だから、どこまでも猫のねぐらに乗っ取られてしまうのだわ。
黒っぽいシャツの上、パンツの上にもよくハナコがごろんと横になっている。そもそもそういう衣類が床にあるというのも??
ハナコ専用のベッドを検討中。いろいろかわいいのがあるのだけれど、ネッ . . . 本文を読む
前から気になっていた、「きょうの猫村さん1」をついに買った。猫が家政婦というおかしな設定で、1ページに2こまという大胆なコマ割り。かつ、鉛筆画のような素朴なタッチで、おなじく脱力系の手書きのネーム。あっさりしたイラストなのに、みょうにまるい猫の、いえ、猫村さんの背中とか、しぐさとか、ツボついてるんですよ!!
待ちきれず、帰り道に読み始めたけれど、おかしくて電車の中でひとりにやにやしちゃいました。 . . . 本文を読む
夏の間は暑くてつかず離れずの距離で眠るハナコ(我が家の猫)であるが、ついに夕べ、布団の中に入ってきた。私の脇に頭をくっつけて、私の右わき腹ヨコに背中をつけるようにしてどさっと横たわり、のどをごろごろ鳴らしている。わたしの右腕に全部の足をにょきっと伸ばして肉球をおしつけている。しばらくすると、ぐるっと180度回転し、私の右手のひらに頭を乗せてにゃー、にゃー、と鳴きつづける。なにかを要求するような声で . . . 本文を読む