我が家の三獣士と王子の日常♪

今は亡きみぃの姐御を筆頭にキャラの濃い仲間達と翻弄される召使い(飼い主)の日常を綴ったブログです(*・ω・)ノ

死んでも笑顔!

2014-08-31 07:41:19 | 
2014年8月26日火曜日 午前3時19 分

そらは、私と猫たち皆に見送られて旅立ちました。




3/25(月)
昨晩から呼吸の状態が悪化。腹も胸も大きく動き、開口呼吸の状態になる。

am9:30 勤務先に遅刻の連絡をし、すぐ病院へ駆け込む。

処置内容は、先ずはレントゲン検査、その後すぐ酸素室へ運ばれるそら。
レントゲンがすぐに出来上がり、パソコンで獣医師と見る。今までは、首周りのリンパばかりが腫れていたが、とうとう胸腺リンパまで腫れて、それが気管を圧迫している…呼吸が苦しそうなのはその為。とにかく出来る処置は余り無いのだが午後まで病院の酸素室で預かってもらい、1週早いが四の五の言う暇は無いので抗がん剤とステロイドを投与することに。

私はこの時、本当は安楽死してもらうつもりでいたのだが、レントゲンで肺転移でない…という結果に迷ってしまいました。

この時点では、まだ希望はほんの少しあった訳だが、状況はかなり厳しかった。私は病院で預かってもらってる間に危篤状態になったら延命はしない旨を伝え、仕事へ向かった。

仕事中はずっと携帯を気にしながら、電話が来ないって事は生きてるんだなぁと思いながら仕事してました。

pm8:00 前に病院へ迎えに行きました。2時間ほど前からやっと呼吸が落ち着いてきたとのこと。酸素室に入っていてこの状態なのだから、連れて帰ってよいものか迷ったが、抗がん剤やステロイドも打ったし、それが効かず死ぬなら家の方が良いのかなと思い、連れて帰った。
帰宅後もしばらくは落ち着いていて、呼吸も安定していた。

8/26(火) am0:00
呼吸が徐々に乱れ始める。そら自身も苦しいのか落ち着かずテーブルの下やベッド下、押入れなどを行ったり来たり。

am2:30 和室の方へ歩き、そこでしばらくへたり込み、また歩き出し台所へ。そらに付き添い、台所へタオルケットを身体に掛けそらの隣へ。3号も一緒に着いてくる。

am3:00 台所でうつ伏せになり、時折少し枯れたような声でアウーっと鳴くように…この頃にはみーたんもチャコも居た。みぃはまだ居なかったと思う。

am3:19 そらが再び立ち上がり、一瞬大きく息を吸って倒れる。床に倒れこむ前に支えてやれたので、床に打ち付けることは無かった。

「そら、逝っちゃったね」

そう言って、電気を付けようと立ち上がろうとしたら、3号がそらの身体から何かを追うように天井を見上げる。
私はスピリチュアルな事は、基本的に信じないのだが、この時ばかりはそらの魂が名の通り、空へ昇った瞬間だったのかもしれないと直感的に思った。

3号の行動に呆気に取られながらも、台所の電気を付け、そらの心音や瞳孔反射の確認。自分でも信じられないくらい冷静だった。
口の中も死後硬直が始まると綺麗にしてやれないので、口を開ける。予想以上に痰があり、ティッシュでぬぐい取り、他の場所も綺麗にする。その作業の傍ら、猫たち全頭が集まってたことに気付く。みぃもちゃんと居たんだ。

深夜だったが親へもそらが死んだ事をメールで伝える。翌朝、保冷剤も持ってきて貰うように頼んだ。

am5:00 寝不足と疲れからか、激しい眩暈と吐き気に襲われる。胃薬飲んで、落ち着いたところで、そらの遺体を台所からベランダ近くのところへ移す。
クッションにペットシーツを敷き、そらを寝かせ腹部に保冷剤を当て、上からタオルを掛ける。

am8:00 仕事前の親が寄り、そらの亡骸と対面。葬儀の事などを取り決め、すぐに動物霊園へ連絡。私と親の都合もあり、当日の夕方が空いてるとのことで少し早いがその日のうちに火葬の手配をしてもらった。

家に居る間は、なるべく綺麗にしてやろうとブラッシングや耳掃除などをして過ごし、猫たちもそらの亡骸と挨拶しているようだった。
我が家はそらを筆頭に食いしん坊だらけ(笑)
なので、そらの祭壇を造花で作ってやろうと100円ショップなどに材料を買いにいったり、帰宅して早速作業したり、なかなか有意義に過ごした。

pm4:00 霊園へ行き、そらと最後の別れ。沢山の花に囲まれて旅立っていった。火葬にはしばらく時間がかかるという事なので、別室で待たせてもらう。その部屋の向かいには納骨堂があるのだが、小さいものはハムスターや鳥から、ウサギやフェレット、プレーリードッグなど、もちろん犬猫も。そんなに多くはなく、皆持ち帰っているんだなと思った。

pm6:00 そらの亡骸が焼き上がり、収骨。一応、それぞれ骨の部位を説明してくれる。脚、骨盤、肋骨、頭蓋骨、喉仏、爪、歯…親と爪や歯も残るんだ!と驚いた。歯抜けのそらだったが、歯も一応残ってたなんて(笑)
しっかりした骨は、やはりまだ若かったんだと感心。私たち親子は変わっているのか、涙することなく、むしろ感心しながら骨を骨壷へ次々収める。死してなお、私にいろいろ教えてくれるそらに感謝した。

骨壷と足型を受け取り、そらの名前入りガラスプレートもプランの中に組み込まれていたのだが、それは後日、仕上がったら連絡をいただき取りに伺う事に。

pm7:00 そらが帰宅。猫たちは骨壷の匂いを嗅ぎに集まってくる。そらが帰ってきたよ!食べ物じゃ無いぞー(笑)

そらは最後の方は、誰かに寄り添ったり、ベッドで一緒に寝たりすることは無かったので、そらが近くに居ない事には慣れた。そらが段階を踏んで旅立っていったことに今更気付く。
いつもと変わらぬ部屋にそらの気配だけが、ただただ無かった。

悲しいけど、そらは苦しみから解放されたのだとどこか安心していた。今まで本当によく頑張ってくれた。

まだまだ若かったであろうそらは、我が家に来て幸せだっただろうか?楽しかっただろうか?もっともっと美味しいものを沢山食べたかっただろうか?

少なくとも…私はそらと4年3ヶ月を過ごして、とてもとても楽しく幸せだった。そらには本当に感謝している。感謝を言葉だけでは言い表せないくらいに。

でも、これだけは言いたい。

そら!私のもとへ来てくれて本当にありがとう‼︎ずっと忘れないよ☆






















そら、本当にありがとう‼︎










最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そら坊、お疲れ様 (ねーねー)
2014-09-04 22:34:10
本当にお家でみんなで送れて良かったね。
うちの先代猫は、吉村先生の病院でチューブ(だったかなあ。辛すぎて記憶が曖昧)を抜いて貰ったので、家に連れ帰ったのは息を引き取った後だったから。余計にソラ坊がお家に帰れて、そして皆に会えて良かったと思います。
ソラ坊、頑張り屋さんだよね^_^
今は飛び跳ねて遊んでるんじゃないかな。
返信する
Re:そら坊、お疲れ様 (g20060725)
2014-09-05 22:49:44
ねーねーさん

コメントありがとうございます。
あの時、安楽死をしていたら余計な苦しみを与えずに旅立たせてやれたかも…と今だに後悔することもありますが、我が家で亡くなったのはそらの意思だったんだと思うようにしてます。
きっと今はねーねーん家の先代達の子分として、きっとイキイキしてるはず!(笑)
返信する

コメントを投稿