G-HORIKAWAの想い

日々の想いを書き連ねていきます。

「千早赤阪」の消滅?

2007年04月30日 | Weblog
大阪唯一の村消滅? 楠公ゆかりの千早赤阪が合併協議へ(朝日新聞) - goo ニュース

20年前7700名から6600名まで減少しているらしい。高齢化も進んでいるのでしょう。一番の理由は、「交付金」の大幅削減。もはや自治体としてやっていけなくなる、そういう事態が進行している。小泉さんと竹中さんが主導した「三位一体の改革」がいやおうなくさせる。

そう言えば、今年は「税源委譲」と言うことで住民税が大幅に増えることになっている。所得税が減るから負担は変わらないと言われているが、ほんとうか?本来、平成18年分の所得に応じて課税されるのが19年度の住民税。所得税は10%課税され、住民税も10%課税される。本来なら10%+5%=15%となっていたはず。住民税の増税が1年早すぎるのです。逆に、住民税率15%の人は「10%」に減税されるのだ。
「増減税一致」と言われているけど、そもそも「特別減税」が廃止されるんだから、最初から増税になるはずなのにペテンにかけるような「改正」です。

10万円+特別減税廃止分の増税。ひどすぎますよ!!「自」「公」の旦那方!!

話は横にそれましたが、「千早赤阪」と言えばなんと言っても『楠正成』。小学校の頃読んだ『太平記』。あの頃は戦記物は何でも読んでたなあ。そのゆかりの地名が消え行くことになる。「村」がなくなるだけじゃないの?と思われるかもしれませんが、基礎的自治体でなくなることによって世間から忘れられていくんですね。そして、『楠正成』ゆかりの地、ということも意識的におこなわれなくなることも。一番大きいのは、地元に公共のお金が落ちなくなることによる地域経済の地盤沈下。公共のお金と言っても「公共事業」だけじゃない。公務員の給与など地元で循環するお金が相当額減っていくことになる。小さくても「残す」努力をしないと・・・。本当に消えてしまう危険性もあるんじゃないのか?

なんか寂しい感じがします。

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