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Meister von Grünfelder

日々の出来事を綴ります。たまにまともなことも書くかも知れません。

クロネコヤマトといえば

2006-03-26 21:53:02 | Netzbuch
 そういえば、こんなことがあった。

 休日、実家から届く荷物を待っていた。
 荷物の到着は14時以降だったが、その日は特に予定もなかったので朝食後から新しい論文を読んでいた。

 誰も訪問するはずのない、僕が住んでいることを知る人もほとんどいないアパート。非常に静かで、集中して論文を読むには最適の環境である。
 何本目かを読みふけっていると、不意にインターホンが鳴った。時計を見ると10時過ぎ。

 荷物じゃあるまいし、誰だろう…?

 そう思ってドアを開けると、そこにはクロネコヤマトの配達員。
 「お届け物で~す」と、午後に着くはずの荷物を手渡された。

 配達員が帰った後に受け取った荷物を見ると、確かに実家からのもの。
 時間指定を忘れるなんて珍しいな…と、伝票を見ると、確かに「14時~」に○が付けられていた。
 そして、箱の上には何故か「午前中配達」のシール。

 きっと心の広い人なら、まあ良いか、と済ませるのだろう。
 しかし、僕はそのシールにカチンと来た。
 迷わずMacを立ち上げてクロネコヤマトのサイトを開いた。トップページから「お問い合わせ」をクリック。
 まあ、簡潔に言えばクレームである。文面は穏やかにしたが、「時間指定を守れないなら、時間指定サービスなんて謳うな」と書いたわけだ。誠意ある回答が来るか分からなかったが、きちんと自分のメールアドレスや電話番号なども書いて送った。
 (以前、「うちに加入しないなんてあなた、損してるんですよ?」と言ってくれた無礼なOCNの勧誘は、クレームには無回答だった)

 荷物の片付けを終えてまた論文を読んでいると、知らない番号から携帯電話に着信。
 取ると、クロネコヤマトからだった。「○×営業所からです」と名乗ったその声は、自分の名前も名乗らずに「(僕)さんですか?」と言った。
 「そうですけど。あなた、先に名乗りなさいよ」
 中学生でも知っている礼儀だろう、とは言わなかった。

 ようやく名乗った責任者は、「誠に申し訳ありません。今後充分に気をつけますので」と言い出した。
 僕は、受け取れたから自分に損害はない、しかし他にもこういうことがあるならサービスとして問題ではないのか、とだけ言った。
 それで話を済ませるつもりだった。


 が、責任者は「うちではなく北海道の営業所でやったことですので」と言い訳を始めるではないか。
 「うちではそのシールを見て判断しました」

 何を言ってるんだ、この馬鹿。
 宮崎だろうと北海道だろうと、責任の所在がクロネコにあることには変わりないじゃないか。
 サービスの基本も分かってない。
 仕方なくクレームを延長し、もう1~2分お付き合い戴いた。

 謝罪は責任者が行うのが鉄則。言い訳をしないのが鉄則(経緯の説明なら構わないが)。

 ちょっとがっかりした日であった。

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