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クラシック音楽の解説

大萩康司&林美智子 デュオ・リサイタル

2016-02-16 06:07:17 | 日記
クラシック倶楽部 2016年2月15日


 大萩康司&林美智子 デュオ・リサイタル


すべては薄明のなかで  武満徹作曲

  ギター:大萩康司

さくら横ちょう  別宮貞雄作曲

  メゾ・ソプラノ:林美智子
  ギター:大萩康司

この道  山田耕筰作曲

夏の思い出  中田喜直作曲

  メゾ・ソプラノ:林美智子
  ギター:大萩康司

エキノクス

  ギター:大萩康司



めぐり逢い

MI・YO・TA

小さな空

  メゾ・ソプラノ:林美智子
  ギター:大萩康司

イエスタディ

  ギター:大萩康司

 [収録:2015年5月22日/白寿ホ−ル]

  大萩康司と林美智子

公演画像


  

大萩 康司(おおはぎ やすじ、1978年4月7日 - )は、日本ギタリスト

宮崎県小林市出身。

 

9歳より母の手ほどきでギターを始める。その後、萩原博、中野義久、福田進一に師事。宮崎県立小林高等学校卒業後の1996年フランスパリエコールノルマル音楽院へ留学。翌年の1997年、パリのコンセルヴァトワールに首席で入学。1998年、ハバナ国際ギターコンクールにて2位受賞。同時に「レオ・ブローウェル作品最優秀演奏賞」を獲得。2000年9月21日、「11月のある日」でCDデビュー。

その後は国内外での数々のリサイタルに出演。チェロ奏者・趙静とのライヴでの共演や、アルバムのリリースも行っている。

2004年ホテルオークラ音楽賞を受賞。
2008年出光音楽賞を受賞。
 

林 美智子(はやし みちこ)は、日本のメゾソプラノ歌手

 


N響コンサート 第1824回定期公演

2016-02-15 06:27:52 | 日記
クラシック音楽館 2016年2月14日

2月14日(日)放送
<N響 第1824回 定期公演

若い頃からマーラーに親しんできたデュトワは、モントリオール交響楽団の音楽監督時代に交響曲の全曲演奏を行っています。N響と演奏するマーラーの交響曲はこれが4作目。様々な要素が詰まった100分をこえる大曲の魅力を、余すところなく聴き手に伝えます。
 
交響曲第3番 二短調(マーラー)
 
管弦楽:NHK交響楽団
アルト:ビルギット・レンメルト
女声合唱:東京音楽大学
児童合唱:NHK東京児童合唱団
指 揮:シャルル・デュトワ
(2015年12月11日 NHKホール)

 ドイツ出身の歌手。生地のブラウンシュヴァイクで17歳から声楽を学び始め、その後、デトモルト音楽大学、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンでも学ぶ。その間に、ドイツ国内やヨーロッパのコンクールでも好成績をあげた。1992年からはスイス、チューリヒ歌劇場と契約し、本格的にキャリアをスタートさせた。《ポントの王ミトリダーテ》ファルナーチェ、《蝶々夫人》スズキ、《サムソンとデリラ》デリラなどを歌った。その間には各国でコンサートにも出演。オペラのレパートリーとしてはワーグナーの《ラインの黄金》《ワルキュ―レ》のフリッカ、R.シュトラウス《影のない女》乳母、ヘンデル《セメレ》ジュノなどを持つ。また宗教曲のジャンルでも活躍。ヨーロッパ各地の歌劇場、ザルツブルク音楽祭、バイロイト音楽祭などに出演してきた他、アバド、アーノンクール、ハイティンクなどの世界的指揮者と共演している。NHK交響楽団とは初共演となる。

 

マキシム・ヴェンゲーロフ バイオリン・リサイタル

2016-02-14 04:13:52 | 日記

 BSプレミアム クラシック倶楽部 2015年11月16日

 
 
 



  マキシム・ヴェンゲーロフ バイオリン・リサイタル
 
 


 バイオリン・ソナタ第4番二長調作品1第13         ヘンデル作曲
 

 バイオリン・ソナタイ長調                 フランク作曲
 

 夢のあとに                        フォーレ作曲
 

 ハンガリー舞曲 第5番                  ブラームス作曲
 
 

           バイオリン:マキシム・ヴェンゲーロフ
           ピアノ:ヴァグ・パピアン
 
 

  [収録:2013年6月12日/サントリーホール]
 
 

  マキシム・ヴェンゲーロフ
 
マキシム・ヴェンゲーロフ
 マクシム・アレクサンドロヴィチ・ヴェンゲーロフロシア語:Максим Александрович ВенгеровMaxim Aleksandrovich Vengerov1974年8月20日 - )はシベリアノヴォシビルスク出身のロシアヴァイオリニスト指揮者ユダヤ系で、イスラエル在住。

5歳からガリーナ・トゥルチャニノーヴァに師事した。その後伝説的なヴァイオリン教師ザハール・ブロンに師事し、わずか10歳でポーランドリピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクールジュニア部門で優勝。その後、モスクワやレニングラード(現サンクトペテルブルク)で凱旋コンサートを行い、間もなくロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団や、BBCフィルハーモニックソビエト国立交響楽団と共演した。

1995年に、プロコフィエフショスタコーヴィチヴァイオリン協奏曲のCDにより、グラモフォン賞の年間最優秀賞と、協奏曲部門最優秀賞に輝き、グラミー賞にもノミネートされた。1997年にはアメリカ合衆国各地で華々しい演奏活動に取り組む。現在はロンドン王立音楽アカデミー客員教授を務めている。 使用楽器は1727年製のストラディヴァリウス「クロイツェル」。クリスティーズに競売にかけらたところをen:Yoko_Nagae_Ceschina(ゲルギエフの支援者としても知られる)の援助を受け、購入する。

弓はハイフェッツが使用していた弓を使用している。

華麗な技巧と豊かな表現性のヴァイオリン演奏は人気を博したが、2007年には右肩の故障のために、プロムスでの演奏をキャンセルしたほか、公演のキャンセルが相次いだ。2008年から演奏活動の休止を宣言し、以降は指導者、指揮者としての活動に専念していた。2011年から再びヴァイオリンの演奏活動を再開し、2012年2月にはロンドンの王立音楽アカデミーの教授に就任した。


ウィーン・ベルリン・ブラスクインテット 演奏会

2016-02-13 06:51:23 | 日記
クラシック倶楽部 2016年2月12日

212

NHKBSプレミアム

午前5時00分~午前5時55分

ウィーン・ベルリン・ブラス・クインテット演奏会

▽世界最高峰ベルリン・フィルとウィーン・フィル団員による金管アンサンブル▽ウィーン・ベルリン・ブラス・クインテット▽金管五重奏曲第1番(アーノルド)、ミュージック・ホール組曲(ホロヴィッツ)、金管五重奏曲のためのシンフォニエッタ(ニーハウス)、アヴェ・マリア(ヴェルディ)、バレエ音楽「くるみ割り人形」から(チャイコフスキー)▽2015年12月17日文京シビックホール 大ホール

楽曲

「金管五重奏曲 第1番」
アーノルド:作曲
(金管アンサンブル)ウィーン・ベルリン・ブラス・クインテット
(11分34秒)
~文京シビックホール 大ホール~

「ミュージック・ホール組曲」
ホロヴィッツ:作曲
(金管アンサンブル)ウィーン・ベルリン・ブラス・クインテット
(8分23秒)
~文京シビックホール 大ホール~

「金管五重奏のためのシンフォニエッタ」
ニーハウス:作曲
(金管アンサンブル)ウィーン・ベルリン・ブラス・クインテット
(8分59秒)
~文京シビックホール 大ホール~

「歌劇「オテロ」から アヴェ・マリア」
ヴェルディ:作曲
(金管アンサンブル)ウィーン・ベルリン・ブラス・クインテット
(5分20秒)
~文京シビックホール 大ホール~

「バレエ音楽「くるみ割り人形」から」
チャイコフスキー:作曲
(金管アンサンブル)ウィーン・ベルリン・ブラス・クインテット
(6分18秒)
~文京シビックホール 大ホール~

アンサンブル・ウィーン=ベルリン

 
 

アンサンブル・ウィーン=ベルリン(Ensemble Wien-Berlin)は、ウィーンベルリンの主要オーケストラで活躍する管楽器奏者による木管五重奏団。奏者を加えて木管五重奏以外の編成をとることもある。

 

 

1983年に、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者のヴォルフガング・シュルツ、同首席ホルン奏者のギュンター・ヘーグナーベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者のカール・ライスター、同首席オーボエ奏者のハンスイェルク・シェレンベルガー、およびウィーン交響楽団首席ファゴット奏者のミラン・トゥルコヴィチ英語版によって結成された。

1999年にライスターとヘーグナーが退団し、代わりにウィーン・フィル首席クラリネット奏者のノーベルト・トイブル、およびベルリン・フィル首席ホルン奏者のシュテファン・ドール英語版が参加した。

2013年にシュルツの逝去および創立30周年を機に大幅にメンバーが交代。ウィーン・フィルのソロ・フルート奏者のカール=ハインツ・シュッツ、ベルリン・フィル首席オーボエ奏者のジョナサン・ケリー、ベルリン・フィル首席クラリネット奏者のアンドレアス・オッテンザマー英語版、ウィーン響首席ファゴット奏者のリヒャルト・ガラーが参加し、引き続き在籍するドールとともに現在のメンバー構成となった。

 
 

セバスティアン・マンツ&カルミナ弦楽四重奏団

2016-02-12 07:06:02 | 日記
クラシック倶楽部 2015年2月11日


211

NHKBSプレミアム

午前5時00分~午前5時55分

カルミナ弦楽四重奏団&セバスティアン・マンツ演奏会

▽スイスの老舗カルテットとドイツ期待の若手が織りなすクラリネット五重奏曲▽【出演】カルミナ弦楽四重奏団、セバスティアン・マンツ(クラリネット)【演奏曲】クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 から 第2楽章(モーツァルト)、クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115(ブラームス)【収録】2015年11月29日(日)第一生命ホール

楽曲

「クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 から 第2楽章」
モーツァルト:作曲
(弦楽四重奏団)カルミナ四重奏団、(クラリネット)セバスティアン・マンツ
(6分27秒)
~第一生命ホール~

「クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115」
ブラームス:作曲
(弦楽四重奏団)カルミナ四重奏団、(クラリネット)セバスティアン・マンツ
(39分58秒)
~第一生命ホール~

カルミナ四重奏団  Carmina Quartet
マティーアス・エンデルレ(ヴァイオリン) Matthias Enderle, violin
スザンヌ・フランク(ヴァイオリン) Susanne Frank, violin
ウェンディ・チャンプニー(ヴィオラ) Wendy Champney, viola
シュテファン・ゲルナー(チェロ) Stephan Goerner, cello

1984年にスイスで結成。シャンドル・ヴェーグ、アマデウス弦楽四重奏団とラサール弦楽四重奏団メンバー、そしてニコラウス・アーノンクールに師事、結成早々に数々の国際コンクールで入賞を重ね、国際的な活動が始まった。ファイナンシャル・タイムズ紙には“将来は約束された”と書かれ、世界のトップクラスの弦楽四重奏団としての地位を確固たるものにしている。CDも多数リリース。後進の指導にもあたっている。
オフィシャル・ウェブサイト http://www.carminaquartet.com(英・独・仏語のみ)
©Christian Lanz
セバスティアン・マンツ  Sebastian Manz  (クラリネット)
1986年ハノーファー生まれ。6歳で少年合唱団に入り、ピアノを始めるが、程なくクラリネットに打ち込むようになる。ザビーネ・マイヤー、ライナー・ヴェーレ等に師事。2008年ミュンヘン国際音楽コンクール クラリネット部門で40年ぶりに第1位となり、同時に聴衆賞ほかの特別賞も受賞。若手演奏家の中でも最も人気のあるソリスト、室内楽演奏家の一人である。2010年よりシュトゥットガルト放送交響楽団のソロ・クラリネット奏者を務める。スタンダードからレアな作品までを含むCDをリリースしている。
オフィシャル・ウェブサイト http://www.sebastianmanz.com(英・独語のみ)
©Christine Schneide
 

ポール・メイエ&アンドレアス・シュタイアー

2016-02-11 07:21:23 | 日記
クラシック倶楽部 2016年2月10日

210

NHKBSプレミアム

午前5時00分~午前5時55分

ポール・メイエ&アンドレアス・シュタイアー演奏会

ポール・メイエ&アンドレアス・シュタイアー ▽【出演】ポール・メイエ(指揮とクラリネット)、アンドレアス・シュタイアー(指揮とピアノ)、いずみシンフォニエッタ大阪(管弦楽) 【演奏曲】モーツァルト作曲 クラリネット協奏曲K622、ピアノ協奏曲第27番 K595から第1・第3楽章 【収録】2015年12月5日(土) いずみホール

楽曲

「クラリネット協奏曲 イ長調 K.622」
モーツァルト:作曲
(クラリネット、指揮)ポール・メイエ、(管弦楽)いずみシンフォニエッタ大阪
(25分55秒)
~2015年12月5日 いずみホール~

「ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595から第1、第3楽章」
モーツァルト:作曲
(ピアノ、指揮)アンドレアス・シュタイアー、(管弦楽)いずみシンフォニエッタ大阪
(23分37秒)
~2015年12月5日 いずみホール~

 ポール・メイエ

 

ミカラ・ペトリ リコーダー・リサイタル

2016-02-10 06:53:07 | 日記
クラシック倶楽部 2016年2月9日



  ミカラ・ペトリ リコーダー・リサイタル


ソナタ BWV1033          バッハ作曲

無伴奏パルティータBWV1013     バッハ作曲

ソナタ ト短調”悪魔のトリル”  タルティーニ作曲、ペトリ編曲

デンマーク民謡”マッズ・ドス”による変奏曲 ペトリ作曲

ノルウェー幻想曲        ラロ作曲、ハンニバル編曲

       リコーダー:ミカラ・ペトリ
       リュート:ラース・ハンニバル
       ギター:ラース・ハンニバル


 [収録:2013年11月30日/フィリアホール]

  ミカラ・ペトリ

05Petri.jpg

 1958年7月7日コペンハーゲン生まれのミカラ・ペトリは、3歳よりリコーダーを吹き始め、5歳でデンマーク・ラジオに出演した。1969年チボリ公園コンサートホールにて、コンチェルト・デビューを飾る。同年、ハノーヴァー音楽大学に入学、フェルディナンド・コンラート教授のもとで学び始める。1976年同大学を卒業。以降、世界各地で演奏活動を行う。これまでに、ピンカス・ズッカーマン、ジェームス・ゴールウェイ、ジョシュア・ベル、モーリス・アンドレ、キース・ジャレット、ギドン・クレーメル、クラウディオ・アバドなど数多くの一流音楽家と共演しているほか、世界各地の主要オーケストラや室内オーケストラとも多数共演。1992年より、デンマークのギタリスト兼リュート奏者、ラース・ハンニバルとデュオを結成し、定期的にツアーをしている。

エイミー・ディクソン サクソフォーン・リサイタル

2016-02-09 06:54:43 | 日記
クラシック倶楽部 2015年8月14日


 エイミー・ディクソン サクソフォーン・リサイタル

エイミー・ディクソン サックス・リサイタル

2015年6月29日(月)午後7時開演 
武蔵野市民文化会館 小ホール地図
出演 
エイミー・ディクソン
(アルト・サックス、ソプラノ・サックス)
小柳美奈子(ピアノ)
 
 

プログラム 
C.P.E.バッハ:ソロ・ソナタ H.562
ベネット:4つの民俗舞曲
マーク=アンソニー・タネジ:叫びを囲う2つのエレジー
グラハム・フィトキン:ゲート
------
ミヨー:スカラムーシュ
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ピアソラ:アヴェ・マリア
ガーシュイン:3つの前奏曲

アンコール 
ルディ・ヴィードフ:はかないワルツ

名門ソニーからCDをリリースする新星
ソニークラシカルよりCD5枚を次々とリリースし、英国のヒットチャートで「ナンバーワン」を叩き出す大人気!ロンドンのウィグモア・ホール、ロイヤル・アルバートホールに出演し、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、ウィーン室内管などの名門と共演。グラミー賞に2度ノミネートされる新星サックス奏者エイミー・ディクソン。グラモフォン誌より「官能的で、シルクのような音」と絶賛された美しき音色を、小ホールで堪能する至福の一夜。


N響コンサート 第1823回定期公演

2016-02-08 06:23:48 | 日記
クラシック音楽館 2016年2月7日


2月7日(日)放送
<N響 第1823回 定期公演

オペラを演奏会形式で取り上げることが多い名誉音楽監督デュトワ。今回は「サロメ」の精巧なオーケストレーションを見事に表現しました。タイトルロールのバークミンは、ウィーン国立歌劇場でも評判となった、現代を代表するサロメ歌いです。迫力満点の熱演にご期待下さい。
 
楽劇「サロメ」<演奏会形式>(R.シュトラウス)
 
管弦楽:NHK交響楽団
テノール:キム・ベグリー(ヘロデ)
メゾ・ソプラノ:ジェーン・ヘンシェル(ヘロディアス)
ソプラノ:グン・ブリット・バークミン(サロメ)
バス・バリトン:エギルス・シリンス(ヨカナーン)
テノール:望月哲也(ナラボート)
メゾ・ソプラノ:中島郁子(小姓)ほか
指 揮:シャルル・デュトワ
(2015年12月4日 NHKホール)

 

シャルル・エドゥアール・デュトワCharles Édouard Dutoit1936年10月7日 - )は、スイス出身の指揮者。「音の魔術師」との異名をとる。

 




学生時代からヴィオラ奏者として、欧州南米のさまざまなオーケストラに在籍する一方で、1958年から1963年までローザンヌ大学合唱団の指揮者を務める。1959年1月、既に親交のあったマルタ・アルゲリッチをソリストに迎え、ローザンヌ放送所属のオーケストラを指揮して指揮者としてプロデビューする。以降、スイス・ロマンド管弦楽団ローザンヌ室内管弦楽団の客演指揮者を務める他、チューリヒ放送所属のオーケストラの指揮者となる。1964年にカラヤンの招きでウィーン国立歌劇場に登場し、以降2シーズン、同劇場のバレエを担当する。1967年パウル・クレツキからベルン交響楽団を引き継ぎ1978年まで首席指揮者を務める一方、ベルンに在任中の1967年から1971年までチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団ルドルフ・ケンペを補佐している。1973年から1975年メキシコ国立交響楽団を、1975年から1978年までイェーテボリ交響楽団の指揮者も兼務した。

1977年モントリオール交響楽団の音楽監督に就任。短期間で同楽団をカナダ随一の世界的なオーケストラに育て上げ、「フランスのオーケストラよりもフランス的」と評された。以後2002年に辞任するまでの25年もの間、精力的に海外公演や録音活動を行い、世界中から数々の賞も受賞した。

1990年から2010年まで、フィラデルフィア管弦楽団が参加するニューヨーク州サラトガ・パフォーミング・アーツ・センター夏のシリーズの芸術監督ならびに首席指揮者を務める一方、2000年から3年間、レナード・バーンスタイン提唱の国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)でも芸術監督を務めている。

1991年から2001年までフランス国立管弦楽団音楽監督に就任、同楽団とは数々の録音で共演して高い評価を受けるとともに、広く五大陸で演奏旅行を行う。1996年にフランス政府より“Commandeur de l'Ordre des Arts et des Lettres”を授与され、同年にはカナダ政府からも叙勲された。カナダ人以外で初めて、ケベック州民勲章も受賞している。

2008年から4年間契約でフィラデルフィア管弦楽団の首席指揮者、2009年からはヴェルビエ祝祭管弦楽団の音楽監督とロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者・芸術監督を務めている。

なお、主な客演としてはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団フィルハーモニア管弦楽団パリ管弦楽団北ドイツ放送交響楽団バイエルン放送交響楽団ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団シュターツカペレ・ドレスデンチェコ・フィルハーモニー管弦楽団、また、シカゴ交響楽団ニューヨーク・フィルハーモニックなどのビッグファイブをはじめとする全米の主要なオーケストラにも頻繁に登場している。

シャルル・デュトワは4度の結婚経験があり、かつての伴侶としては、2人目の妻であるピアニストマルタ・アルゲリッチと、3人目のオンタリオ州出身のエコノミスト・実業家、マリー=ジョゼ・クラヴィス英語版(旧姓Drouin)の名が知られている。2010年にはヴァイオリニストのシャンタル・ジュイエと結婚した。アルゲリッチとの間に娘アンヌ=カトリーヌ(Anne-Catherine)がいる。また、1990年生まれの映画監督女優脚本家のアンヌ=ソフィー(Anne-Sophie)は、孫(最初の妻との間の長男イヴァンの娘)である。


NHK音楽祭2015パーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団

2016-02-07 05:39:55 | 日記
クラシック音楽館 2015年11月8日


 NHK音楽祭2015 パーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団


N響首席指揮者に就任したパーヴォ・ヤルヴィが登場。幼い頃からフランス音楽を愛好し、パリ管弦楽団の音楽監督を務める中で、フランス音楽への理解が一段と深まったパーヴォ。フランスの定番ともいえる名曲を披露する。
 ラヴェルのピアノ協奏曲は、フランスを代表するピアニスト、ジャン・イヴ・ティボーテが最も得意とするレパートリーの一つ。

1.牧神の午後への前奏曲  ドビュッシー作曲

2.ピアノ協奏曲ト長調  ラヴェル作曲

3.幻想交響曲 作品14  ベルリオーズ作曲

  管弦楽:NHK交響楽団
  ピアノ:ジャン・イヴ・ティボーデ
  指揮:パーヴォ・ヤルヴィ

 [収録:2015年10月8日/NHKホール]

  パーヴォ・ヤルヴィ

  
パーヴォ・ヤルヴィ

パーヴォ・ヤルヴィ (c)Mrak Lyons

 

 

 

2006年のベートーヴェン交響曲全曲演奏会で大成功を収め、日本での人気を不動のものにした名コンビ、指揮者のパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団が来日。生誕200年の作曲家ロベルト・シューマン(1810~1856年)の交響曲全曲演奏会を開催する。

1962年エストニア生まれのパーヴォ・ヤルヴィは、同国の大指揮者ネーメ・ヤルヴィを父にもち、欧米のオーケストラシーンで八面六臂の活躍を続ける注目の指揮者だ。現在シンシナティ交響楽団の音楽監督、ブレーメンのドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の芸術監督、エストニア国立交響楽団の芸術顧問、フランクフルト放送交響楽団の首席指揮者、パリ管弦楽団の音楽監督を兼任している。

手兵のひとつであるドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団との3年ぶりの日本公演は、生誕200年のアニバーサリーを迎えた作曲家であり、ヤルヴィ自身が“長い間、特別な親近感を抱いてきた”というシューマンの交響曲全曲に挑む。シューマンを「非常に知的で鋭い洞察力の持ち主であるとともに、感情の落差が激しい人でした。音楽の流れやストーリー展開の上でも論理的に割り切れない要素が多い」と評するヤルヴィ。その作品を演奏する上で最も重要なことは「極端な感情表現を厭わずに、そのコントラストを誠実になぞらえることができるか。どこまであからさまな感情をさらけ出せるか」と語る。2006年のベートーヴェンの交響曲全曲演奏会では、スコアを徹底的に読み込み、ディテールまで丁寧に描かれた名演を披露した彼らが、“感情の発露を優先する”というシューマンの交響曲でどんな演奏をみせてくれるか注目