クラシック音楽館 2015年11月8日
NHK音楽祭2015 パーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団
N響首席指揮者に就任したパーヴォ・ヤルヴィが登場。幼い頃からフランス音楽を愛好し、パリ管弦楽団の音楽監督を務める中で、フランス音楽への理解が一段と深まったパーヴォ。フランスの定番ともいえる名曲を披露する。
ラヴェルのピアノ協奏曲は、フランスを代表するピアニスト、ジャン・イヴ・ティボーテが最も得意とするレパートリーの一つ。
1.牧神の午後への前奏曲 ドビュッシー作曲
2.ピアノ協奏曲ト長調 ラヴェル作曲
3.幻想交響曲 作品14 ベルリオーズ作曲
管弦楽:NHK交響楽団
ピアノ:ジャン・イヴ・ティボーデ
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
[収録:2015年10月8日/NHKホール]
パーヴォ・ヤルヴィ
NHK音楽祭2015 パーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団
N響首席指揮者に就任したパーヴォ・ヤルヴィが登場。幼い頃からフランス音楽を愛好し、パリ管弦楽団の音楽監督を務める中で、フランス音楽への理解が一段と深まったパーヴォ。フランスの定番ともいえる名曲を披露する。
ラヴェルのピアノ協奏曲は、フランスを代表するピアニスト、ジャン・イヴ・ティボーテが最も得意とするレパートリーの一つ。
1.牧神の午後への前奏曲 ドビュッシー作曲
2.ピアノ協奏曲ト長調 ラヴェル作曲
3.幻想交響曲 作品14 ベルリオーズ作曲
管弦楽:NHK交響楽団
ピアノ:ジャン・イヴ・ティボーデ
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
[収録:2015年10月8日/NHKホール]
パーヴォ・ヤルヴィ
2006年のベートーヴェン交響曲全曲演奏会で大成功を収め、日本での人気を不動のものにした名コンビ、指揮者のパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団が来日。生誕200年の作曲家ロベルト・シューマン(1810~1856年)の交響曲全曲演奏会を開催する。
1962年エストニア生まれのパーヴォ・ヤルヴィは、同国の大指揮者ネーメ・ヤルヴィを父にもち、欧米のオーケストラシーンで八面六臂の活躍を続ける注目の指揮者だ。現在シンシナティ交響楽団の音楽監督、ブレーメンのドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の芸術監督、エストニア国立交響楽団の芸術顧問、フランクフルト放送交響楽団の首席指揮者、パリ管弦楽団の音楽監督を兼任している。
手兵のひとつであるドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団との3年ぶりの日本公演は、生誕200年のアニバーサリーを迎えた作曲家であり、ヤルヴィ自身が“長い間、特別な親近感を抱いてきた”というシューマンの交響曲全曲に挑む。シューマンを「非常に知的で鋭い洞察力の持ち主であるとともに、感情の落差が激しい人でした。音楽の流れやストーリー展開の上でも論理的に割り切れない要素が多い」と評するヤルヴィ。その作品を演奏する上で最も重要なことは「極端な感情表現を厭わずに、そのコントラストを誠実になぞらえることができるか。どこまであからさまな感情をさらけ出せるか」と語る。2006年のベートーヴェンの交響曲全曲演奏会では、スコアを徹底的に読み込み、ディテールまで丁寧に描かれた名演を披露した彼らが、“感情の発露を優先する”というシューマンの交響曲でどんな演奏をみせてくれるか注目