BSプレミアム クラシック倶楽部 2015年11月16日
マキシム・ヴェンゲーロフ バイオリン・リサイタル
バイオリン・ソナタ第4番二長調作品1第13 ヘンデル作曲
バイオリン・ソナタイ長調 フランク作曲
夢のあとに フォーレ作曲
ハンガリー舞曲 第5番 ブラームス作曲
バイオリン:マキシム・ヴェンゲーロフ
ピアノ:ヴァグ・パピアン
[収録:2013年6月12日/サントリーホール]
マキシム・ヴェンゲーロフ
マクシム・アレクサンドロヴィチ・ヴェンゲーロフ(ロシア語:Максим Александрович Венгеров、Maxim Aleksandrovich Vengerov、1974年8月20日 - )はシベリアのノヴォシビルスク出身のロシアのヴァイオリニスト、指揮者。ユダヤ系で、イスラエル在住。
5歳からガリーナ・トゥルチャニノーヴァに師事した。その後伝説的なヴァイオリン教師ザハール・ブロンに師事し、わずか10歳でポーランドのリピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクールジュニア部門で優勝。その後、モスクワやレニングラード(現サンクトペテルブルク)で凱旋コンサートを行い、間もなくロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団や、BBCフィルハーモニック、ソビエト国立交響楽団と共演した。
1995年に、プロコフィエフとショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲のCDにより、グラモフォン賞の年間最優秀賞と、協奏曲部門最優秀賞に輝き、グラミー賞にもノミネートされた。1997年にはアメリカ合衆国各地で華々しい演奏活動に取り組む。現在はロンドンで王立音楽アカデミーの客員教授を務めている。 使用楽器は1727年製のストラディヴァリウス「クロイツェル」。クリスティーズに競売にかけらたところをen:Yoko_Nagae_Ceschina(ゲルギエフの支援者としても知られる)の援助を受け、購入する。
弓はハイフェッツが使用していた弓を使用している。
華麗な技巧と豊かな表現性のヴァイオリン演奏は人気を博したが、2007年には右肩の故障のために、プロムスでの演奏をキャンセルしたほか、公演のキャンセルが相次いだ。2008年から演奏活動の休止を宣言し、以降は指導者、指揮者としての活動に専念していた。2011年から再びヴァイオリンの演奏活動を再開し、2012年2月にはロンドンの王立音楽アカデミーの教授に就任した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます