Amadeus

クラシック音楽の解説

N響コンサート 第1824回定期公演

2016-02-15 06:27:52 | 日記
クラシック音楽館 2016年2月14日

2月14日(日)放送
<N響 第1824回 定期公演

若い頃からマーラーに親しんできたデュトワは、モントリオール交響楽団の音楽監督時代に交響曲の全曲演奏を行っています。N響と演奏するマーラーの交響曲はこれが4作目。様々な要素が詰まった100分をこえる大曲の魅力を、余すところなく聴き手に伝えます。
 
交響曲第3番 二短調(マーラー)
 
管弦楽:NHK交響楽団
アルト:ビルギット・レンメルト
女声合唱:東京音楽大学
児童合唱:NHK東京児童合唱団
指 揮:シャルル・デュトワ
(2015年12月11日 NHKホール)

 ドイツ出身の歌手。生地のブラウンシュヴァイクで17歳から声楽を学び始め、その後、デトモルト音楽大学、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンでも学ぶ。その間に、ドイツ国内やヨーロッパのコンクールでも好成績をあげた。1992年からはスイス、チューリヒ歌劇場と契約し、本格的にキャリアをスタートさせた。《ポントの王ミトリダーテ》ファルナーチェ、《蝶々夫人》スズキ、《サムソンとデリラ》デリラなどを歌った。その間には各国でコンサートにも出演。オペラのレパートリーとしてはワーグナーの《ラインの黄金》《ワルキュ―レ》のフリッカ、R.シュトラウス《影のない女》乳母、ヘンデル《セメレ》ジュノなどを持つ。また宗教曲のジャンルでも活躍。ヨーロッパ各地の歌劇場、ザルツブルク音楽祭、バイロイト音楽祭などに出演してきた他、アバド、アーノンクール、ハイティンクなどの世界的指揮者と共演している。NHK交響楽団とは初共演となる。