Amadeus

クラシック音楽の解説

国立モスクワ合唱団 演奏会

2016-02-01 04:59:59 | 日記
クラシック倶楽部 2015年11月2日



  国立モスクワ合唱団 演奏会


徹夜祷 作品37     ラフマニノフ作曲

おお、ナスターシャ    ロシア民謡、アナーシキン編曲

カリンカ        ラリオーノフ作曲

         指揮:ウラディーミル・ミーニン

[収録:2013年10月11日/東京/オペラシティコンサートホール]

  国立モスクワ合唱団

 
1972年、ウラディーミル・ミーニンにより創設。
国立モスクワ合唱団は現在まで世界各国で公演。最近の公演では、ブレゲンツ・オペラ・フェスティバルへの出演とイタリア公演がある。特に注目されたのは、2009年、トリノで行われたイタリア放送交響楽団との共演によるタネーエフ「ダマスカスのヨハネ」とラフマニノフ「春」の演奏である。
 また、プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管、フェドセーエフ指揮モスクワ放送饗、スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオーゾ室内管など、ロシアを代表するオーケストラと度々共演。ロシア・ナショナル管との共演では、ビゼーのオペラ「カルメン」や西欧宗教音楽の名曲を数多く演奏。特にモスクワ音楽院大ホールでのハイドン「よき四季斎日のミサ」とベートーベンのオラトリオ「オリーブ山のキリスト」は歴史的名演。
 
  ウラディミール・ミーニン
 1929年レニングラード生まれ。モスクワ合唱学校を卒業後、1950年より1955年まで、モスクワ音楽院合唱指揮科及び同音楽院大学院でV.ソコローフ及びA.スヴェーシニコフ両教授に師事。ミーニンは在学中、1949年からソ連邦国立合唱団で指揮活動を行う。その後、ポーランド北方方面軍歌と踊りのアンサンブル、モルドヴァ共和国功労合唱団「ドイナ」、グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団、ノヴォシビルスク国立音楽院、グネーシン記念国立音楽教育大学、1972年より自ら創設した国立モスクワ合唱団などで卓越した指揮者としてロシア合唱音楽の莫大な遺産の再生、創造、そして拡充のため献身的に音楽活動を行っている。
 
 今回の演奏では最初の3曲は日本人にとっては広く馴染みの深いものばかりでした。
 改めて本場の演奏を久しぶりに聴く事ができ、理屈なしにロシア民謡の素晴らしさを感じとる事ができました。