連休中は毎年、広島市内はF・F(フラワーフェスティバル)という花をテーマ
にした市民が創る祭典をしています。今年は、30周年と言う事もあり
例年よりもテーマやイベントも増えて活気を見せていました。
日中の祭典に自分は行ってないのですが、家族で、夜の食事を済ませた後、
折角なので子供を連れて家族で平和公園を歩いてみました。
夜になるとフラワーナイトフェスタ・原爆ドームのライトアップや
平和公園でのキャンドルメッセージというそれぞれが、平和への思い思いの
メッセージをプラスチック状の筒に書き記し並べて行くというものです。
灯火が永遠と続いていくように長い列をなしています。
皆さん世界平和を望む多くのメッセージを書き込まれてました。
子供達も多く参加されてます、かき消される事のない平和への希望の光
いつも平和公園や原爆ドームの側を通過していても滅多に車から降りて
歩いて周るというのもなかったんですが、身近を知る必要性をも感じます
TVのNEWSでこの行事を多くの協賛企業と市民との協力のもと
今年から開催されているのを知りました。
県外からの沢山の方が平和記念式典並みに訪れていらっしゃり皆、
真剣にライトアップされたドームや慰霊碑を見つめています・・・
地元にいながら普段の日常生活に色々と埋もれている事が
たくさんある事に今更ながら気付かされた夜だったと思います。
ライトアップと同時に戦前、投下、戦後と強弱のついた音楽と共に
様々な色のライトに浮かび上がるドームは幻想的にすら映った反面、
深い悲しみがよく表現されていました。
昨年の平和記念式典の夜、ドームの側で、坂本龍一氏が演奏して
いた時の事を思い出します・・・
世界平和について思う気持ちは、
人それぞれの受け止め方によって違うのかもしれませんが・・・
日本に限らず平和を望む多くの人々によって現在の世界・社会が
成り立っているという事実・・・その反面多くの犯罪をはじめ世界的に
戦争、紛争、軍事問題と多くの矛盾があるのも間違いない事実です。
自分は6年生からでしたが、はだしのゲンを体育館で見せられてましたね~