恵方巻き

節分に太巻き食べるなんて習慣、関東にはなかった。
でもここ数年、テイクアウトの寿司屋やコンビニでさかんに宣伝するようになって、
今年あたりかなり定着してきたような気がする。

面白そうなことは即採用する主義なので、
今夜は太巻き寿司だ。
恵方にむかって、口をきかずに食べる。（いいんだっけ、これで。）
でも口をきかずにいるとつまんないので、
とうこがさかんに変なジェスチャーや文字を空中に書いて、なにかを伝えようとする。
（「まいうー」とか、そんなくっだらないメッセージだけど。）
なんとか最後までことばを発さずに、今年も食べ終わりました。
良いことがありますよう。

もちろん豆も撒いた。
うちでは普通に煎ったダイズを撒くのだが、考えてまかないと後の掃除がめんどうくさい。
豆が好物のとうこさんが、かなり考えてまいて、後でひろってほとんど食べてしまった。
午前中の訪問の授業で大きな鬼の面をつくったふうちゃんも、もちろん豆まきに参加。
さいしょはとうこが鬼になり、ふうこと私が豆をぶつけたのだけど、
ふうこは変な動きをする異様な鬼に緊張気味。
次に私が鬼になってとうこにひとしきり豆をぶつけられた後、
ふうこにもお面をかぶせて、とうこと私とで少しだけ豆をかけた。
ふうちゃん、硬直。
例年ではお父さんがひとりで鬼になるのだけど、
今年は忙しくて家にいないので、３人でせわしない節分の夜をおくりましたとさ。