大晦日です

ここ数日温かい好天に恵まれて、
バタバタと忙しい年の瀬ながら、家事がそれほど苦痛でないのがありがたいです。

ですが、困ったことに病人がでました。
fuちゃんでもtoちゃんでも、
もちろんワタシでもなく、

おとうさんです。

親知らずが痛むそうです。


わたしは経験がないのでわかりませんが、
とんでもなく痛そうです。
ロキソニンを歯医者でもらってきましたが、
ぜんぜん効かないそうで、
食べ物があまり食べられません。

スープ類もあついと痛いようです。
ズキーーーーンとくるらしい。

こうなると年越しそばもお雑煮もおせちもあったもんじゃないな。

いまポトフをしこんでいます。
んで、さめたものを食べてもらおうかなと。

ワタシは年越しそば食べますよ。
やることやらないと新しい年が来る気がしないからね。


さて。

この１年は結構いろいろありました。

春、fuちゃん応援団が突然大挙していなくなったこと。
まず６年来の主治医でしょ、
学校の訪問学級の先生方が３人もでしょ、
すごく頼りにしてた訪問看護婦さんもでしょ。
病院・学校・訪問看護と、
fuちゃんにとっての生活の中心をになう大切な人たちとの関係を、
いっぺんにゼロから作っていかなくちゃならないというのは、
実際結構気が滅入るものでした。

でもありがたいことに、
後任の応援団の面々が、揃いもそろってほぼ完璧であったこと！
今ではもう何年も前からこうであったかのように、
おもしろおかしく毎日がすぎていってます。

（あ、そういえば、昨日前主治医から突然電話がありました。
「元気ですかぁ？」と。
あいかわらず呑気なうららかな緊張感のまるで無い声を久しぶりに聞いて、
こころがほっこりなごみました。ありがとう。先生。）



それからもうひとつの事件は、
ひさびさにfuちゃんの体調が悪くなったこと。
胆嚢関連の問題で、オペまがいの検査までしなくてはならなかった。

これは基礎疾患につきものの症状なので、
ある意味きちんと対処しないと大変なことになるかも…と案じましたが、
結局ドクターもなんだかよくわからないままに
回復傾向にあります。
fuちゃん、すばらしいです。

思い起こせば６年前、２１世紀の幕開けの年越しを、
fuとわたしは病院の個室で迎えました。
気管切開後、何度も肺炎をくりかえしての入院でした。
病院の窓越しにきいた除夜の鐘は、なんとも寂しく心細かったなぁ。

その後大変強くなったfuちゃんは、
今年もおうちで除夜の鐘をききます。（多分）。
あのころと比べて、体重も倍以上になりました。

このおだやかな幸せは、
直接あるいは間接的にわたしたち家族を支えて下さっている皆さんのおかげです。
ほんとうにありがとう。

感謝の気持ちを込めて、
重い病気や障害をもつ方々のご家庭に、
もたない方々のご家庭にも、
それから特に、病院で新しい年を迎えるかたがたに、

新しい年が　すばらしい希望に満ちた年でありますよう　お祈り申し上げます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。



宝くじ、３００円当たりました。