大雨・・・

紫陽花がだいぶ咲いてたので、出掛けに携帯でパチリ！


あまりの大雨にレインブーツで出勤しました。


こんな大雨の日は数年前の悪夢を思い出す・・・

東京練馬区を襲った集中豪雨！
あの日は初台で夕飯をすませ、車で自宅へ帰る途中にそれは起きた。

ワイパーも間に合わないものすごい雨！
バケツをひっくり返したとはよく言ったものだ。
まさにそんな雨のなか、ゆっくりゆっくりスピードをおとして安全運転。

あと少しで我が家！
あ～無事帰ってこれてよかったぁ～と少し安心したところだった。

Ｔ字路を赤信号で止まっていると、コンビニのトラックがすれ違った。
すると泥水を車の屋根からザッブ～ンとかぶった気がしたが
トラックが来たんだから行けると思い、青信号で当然交差点に進んだ。

あらら？ずぶずぶずぶ（いや音はしてないけどそんな感じ）
車が泥水の川に入っていった・・・
なになになに？？？
と気付いた時は既に遅し
ちなみにこの時、車買い替えたばっかりの初ベンツ
（これを分不相応の法則と名づける）

アクセルを踏んでもウンともスンともいわず THE END

次の瞬間、足元からジワジワと泥水が車内に いや、
ジワジワじゃなくドンドンだ

あっという間に革張りのシートの高さまで泥水に浸かった。

曇った窓越しに外に目をやると、立ち往生した車が見える
シートの上に体育座りしている男性。

すると同乗していた連れが携帯が繋がらなかったので（ＪＡＦ）
近くに見えた公衆電話に行ってくると、ドアを開けた瞬間・・・・・・

想像できるでしょ

そう
外から飲み込まれるかと思うほどの泥水が車内に

ちょっと～～～ぉ

しかも、躊躇せずドアを閉める。

ってどうなの　　　お～～～いっ

さすがの私も怒りは頂点に達したが、ホントに我慢強い訳で・・・
っていうかＭ（笑）

（非常事態だから、冷静な判断が出来なかったんだわ！）

自分をなだめ、怒りと寒さで（心も身体もマジでサブかったわ）震えながら
車内でハンドルを握ってた。

すると見ず知らずの男性が窓をノックし
「お姉さん一人？」
「？　はい！」（一人じゃないけど、実際には一人だったし）
「坂の上まで押して行くからブレーキ解除して、ハンドルだけしっかりね」
「え？押してくださるんですかありがとうございます」

そうなんです
豪雨の中、泥水に腰まで浸かって、他人の車を押してくださった方がいらして

世の中、捨てたもんじゃないな～
感謝で胸がいっぱいになりました。

どこのどなただったのかわかりませんが、
その節は本当に助かりました。

車は廃車になりましたが、お陰様で怪我もなく
交通整理をしながら、追突事故など起きないように警察が来るまで
現場を整理し続けた男性達の行動力に、心があったかくなりました。



私の連れはどうしたかって？
もう～～～ホントに
情けない


Gackt氏だったら、どうしただろう・・・
っていうか、あんな大雨の日に女性に運転させないよね？
いやドＳだし、意外と・・・わかんないよね～？って　　　　ぺちっ！