浮き草人生

「地に足ついた生活なんてしてんじゃねーぞ」

トイスト3、アルタンと、今さらの告白。

2010-08-17 09:42:18 | 映画・DVD
暑いから映画日和。

夕方からビール飲みつつ、鑑賞が最近の贅沢~。



大人の皆さん、号泣のトイスト3

前作、ひとつも観てないけれど、充分楽しめました。

私の中では、おもちゃ達にもこういう感情があると思ってるので

そもそも捨てるなんて言語道断~…て気もしつつ、最後はちょっとしんみり。

人を思う気持ちや、友情の大事さ、など。子供の情操教育には、よさそな映画ですね。




で、今さらの告白。渋谷シアターTSUTYAでまだやってるよ。

自分の娘を殺した生徒への復讐。…命って?

女教師、生徒、それぞれの告白で話が紡がれてゆく。

単なる重苦しさはなく、心地いいダウナー系。

嫌われ松子の色彩とは違った美しい色味。

エモーショナルというより、内に秘めた感情を探りゆくような感覚でした。

最後は、ドロっと溢れ出るような快感。

私は友達と観に行って、その後、飲みながら感想を語り合ったりしたから

良かったけど、多感な人だったら1人で観ると考えちゃうかもね~。

それよか、前で観てたデートとおぼしき高校生カップルは

あの後、どうなったのか心配だったでござる。




アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち

黄金時代を築いた音楽家たちの再開、世界三大劇場・コロン劇場での

ステージを描いたドキュメンタリー。

音楽に生きる巨匠たちの姿は、年を重ねても美しく

奏でる音によって、空気が操られて、張ったり緩んだり。

演奏の間に見せる、笑顔や人間味、人生って豊かな音楽なんですね。

タンゴ、あんまり聴かない人でも、音楽好きなら楽しめます。


最後のカーテンコールのシーンでは、ほんと泣けた。

自分の人生を生きてきた人たちの姿は、どんな映画よりもリアルだ。

そういうものが、何よりも感情を揺さぶります。

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