浮き草人生

「地に足ついた生活なんてしてんじゃねーぞ」

インド・南部 ティルプル その2

2011-09-29 08:37:16 | 旅行
インド・南部 ティルプルの続き。写真ダイジェスト。お付き合いください~。


VELAN HOTEL。なかなかきれい。快適。
ただシャワーはやっぱりインド式。申し訳程度についてるって感じなので
桶にお湯をためて、手桶で頭を洗ったりした。シャワー出しっぱなしで入浴するより
こっちのほうが経済的な感じがしたので、意外と気に入った。この桶セット欲しい。


プールもついてて、毎日泳いだったー。

基本的にヒンズーとイスラム教の国だから、お酒を飲む感じじゃなかったなー。
町に1軒だけ酒屋(WINE SHOPと買いてあるウイスキー屋)を発見したけど
店は鉄格子で囲まれていた。お酒は高級品だから、強盗などから身を守るためらしい。



町には色があふれているし、みんな笑顔でざっくりしてておもしろい。おおらか。


地元の食堂はすすけていてワイルド…さすがの私でもここに入る勇気はなかったな。

写真右は鶏肉屋さん。ヒンズーが牛、イスラムが豚ダメだから、肉は鶏がメインのよう。
基本的にベジタリアンが多いので、野菜料理が多かったなー。
店の軒先には、さっきまでカゴに入ってたニワトリが吊るされている。
「食べる」ってこういうことだと思いださせてくれる、不思議とグロさは感じない。
日本だと、生き物が食べ物になる過程っていうのは、見せないようにしているもんね。


ホテル前の食堂。ここは、きれいなレストランww ハラールの店だから、イスラム教徒も安心。
店員もこれまたざっくりして、いい感じ。ご飯もおいしかったよー。翌日もリピした。


町で唯一?の高級スーパー・BIG BAZZAR。ぼんやりしてたら店員に囲まれたwww


で、あれよあれよという間にサリーを着せられ、うっかりお買い上げ。
1000円位だから、買って良かった。これを着てると、町で浮かずに済むから好都合!
(女性は全員サリーかパンジャビースーツなので、洋服だと振り向かれてガン見される…)
スーパーのビニール袋を装備して、さらに地元感アップ


雑貨屋に並ぶ品物も、突き抜けて明るい。


綱渡りをする少女。見世物的な感じなのかな、町のみなさんはシレっと見てました。

日本とはまったく違った価値観や生活様式だから、すべてを分かったわけではないけど
埃っぽくて、うるさくて、でも幸せな場所だ。やっぱスキだな、インド。

さらに続く。

元麻布・かんだ 私の五つ星。

2011-09-28 08:50:36 | 飲食店
インドから戻った翌日、やっぱり和食が食べたいということで
Mりさんと、六本木のかんだへ。

ミシュランで3星を獲得しているというから、期待が高まります。

旧テレ朝通りから、少し入った住宅地にひっそりとあるお店。
内装はシンプルできれい~(TOKYO SELECTIONを参照ください~)

結論から言って、相当気に入りました。

おいしい。涙が出るほど感動したのは、和食が久々だったからではないと思う~。
料理も美しい、器も美しい。舌も目も楽しめた、夢のような時間。

コースは12,000円~。お酒をまあまあ飲んで1人20,000円でした。
はっきり言って、コスパ良すぎます(というか、CPで割り切るような
次元の話ではないので、こーゆうのは財布気にせず行きたいところ)。

年を取って胃袋が小さくなってきてるので、少しづつ色々食べたい…
という思いも、見事に満たしてくれたのはやはりウレシイ~。


お写真はMりさんからお借りしました。
〆の、すっぽんをふわふわ卵の雑炊。

ふわふわ~、夢心地。
ああ、和食ってやっぱり素晴らしいなってあらためて思えました。

インド・南部 ティルプル

2011-09-26 08:26:20 | 旅行
初インド。南部に行ってまいりました。
繊維産業が盛んな、タミル・ナードゥ州・ティルプルへ出張。

観光地じゃないので、情報皆無。地球の歩き方はおろか、ググっても何も出ないー。

乗り継ぎ、乗り換え。疲れた。

成田スワンナプーム国際空港(バンコク・タイ)。4.5時間。乗り継ぎ。
というか、この空港の大きさと華やかさに度肝抜かれた。タイ始まりすぎ!

で、タイ→バンガロール(インド)まで3.5時間。

空港で初のインド飯。ドーナツに見えるのは、ヴァダ。
豆でできたスパイシーなおかず。スイーツではない。南インド料理。

バンガロール→コインバトールは、国内線に乗り換えて1時間。キングフィッシャー航空。
ビールの会社のやってるエアライン。でもインドは大っぴらにお酒を飲まない国っぽいね。


左・ホテルの敷地内にあったVinayagaを祀った祠。現地の人いわく
「(ヒンズー教にはたくさん神様がいるけど)、この神様が一番人気なんだよ!」と。
Vinayaga??? ググってみたら日本ではガネーシャ(顔が象の)でお馴染みでしたね。
(多分、人気の神様は地方やコミュニティごとに違うっぽいけど…)

右・高級なサリ―屋さんでカタログを拝見。キレイ…この後、町のスーパーで購入しちゃった。



左・民家の前には、コーラムという美しい砂絵が。吉祥模様を、女性が描く習わしらしい。
こちらのサイトにも写真があるね~→ バラティヤダルシャン・コーラム、砂絵の世界

右・町の雑貨屋さんでアクセ発見。でも現地の人は本物の金を好んでるっぽい。


連れてってもらったPoppys Hotelのランチビュッフェ。かなり高級な感じ。


空いた時間で散策しましたが…ほんとに、地方の素朴な町って感じ。

私以外は、全員インド人。当たり前のようですが、文字通り自分以外全員インド人

観光客ゼロ、外国人率ゼロ(ホテル内で数人見かけましたが、町へ出る人は皆無)。

男性はシャツとパンツが多く、女性は全員サリーかパンジャビドレスという民族衣装。
当然、洋服着てたら浮きまくり。町中の人にガン見されて、振り向かれる率100%

歩いてるだけで、超ジロジロ見られる。


世界中どこに行っても居るであろう、華僑もコリアンも見かけなかった…。
そんな町ですから、日本人なんて生まれてこのかた見たことないって感じかしら。


買い物に行った先では「何人?ネパールとか??(カタコト英語)」なんて聞かれるので
「じゃぱーにー!!」って言うと、店中をすごい速さで伝わって、物珍しがられる。

でも基本的にみんな気のいい感じで、居心地はいい。
埃っぽくてうるさくて、でも幸せな場所だ。とても気に入っちゃった。


たまに見かけるゴミの山。日本なら嫌悪感を抱いちゃう光景だけど
ま~、こういうのもインドって感じかな~、とスルーできる空気感。不思議ね。


川にもやっぱりゴミw。横にある住宅群、ところどころ崩れてる…
集落の中をちらっと覗くと、広場で遊ぶ子供やくつろぐ大人達…あら何だか素敵。
外観で勝手に悲壮感を感じてしまった自分、肩すかし、恥ずかしい。
インドのみなさんは、それぞれの時間と生活を生きてらっしゃる。それが美しい。


交通はバス、バイクが主流、車もまぁまぁ走ってる。
時々見かけるヤギ&荷車。穀類か何かを配達中だったっぽい。



路地の奥には寺院。カラフルで素敵だ。

インド旅行記つづく

インド予告。

2011-09-23 08:00:07 | 日常
インド出張から帰国したので、明日から旅行記書こうっと

ビザ申請
書類を2枚書いて写真、パスポートを大塚まで持っていった。数日で発行されたぞ。


予行練習?で、自由が丘のインディアンレストラン・タージマハールで夕食。
パラクパニール(ホウレン草とチーズ)のカレーがうまかった。


インド出張の行先は、バンガロールとそこから飛行機で1時間くらいの町。
地球の歩き方にも載ってないとこです。

観光客ゼロの地域だったけど、とっても面白かった~

台湾 呉記餡餅で買い食い。

2011-09-22 11:35:46 | 旅行

台北の松山空港の西側にある、濱江市場のあるエリアを散歩。

空港からバスに乗って、民權龍江路口ってとこで降りた。
というか、運転手さんに地図の榮星公園を指さして(ココで降りたいの~)という
ジェスチャーしといたから、そこで停まってくれて(ここだよ降りなっ)みたいな感じ。


龍江路318巷あたりかな?


焼き饅頭とかの屋台。買い食いって、ときめく~。
すぐそばに大きい公園があるから、そこで食べるのもオツ。


どこの国へ行っても、市場のまわりってのはエネルギーがあって楽しい。

ついに、稲刈り

2011-09-21 08:15:18 | 植物・園芸
2011年米作り・感動の3部作ついに最終章。稲刈りに行ってきました。

E村チャンのご実家は茨城で農業を営んでいるので、そこで体験農業をさせてもらってます。
第一話「米作り。種まき編。」、第二話「


あの時の苗が稲になり…とうとうこんな立派な米を実らせました。

実るほど頭を垂れる稲穂かな(立派になっても謙虚だお)といえば、早稲田。
脱線するけど、早大出身ってスキw 学歴重視って意味じゃなくて、ユニーク揃いってことで。
すっごいスキだった男性も後で聞いたら早実→早大って、なんかとても納得した。
伝わりづらいかなー?簡単に言えば、タモさん(中退)とかデーモン閣下がご出身とかwww
早大卒 慶大卒(ライバル?w)と見比べると興味深い人が断然多いんです。

稲の話はどしたってことで、話がそれて御免なさい。


稲刈りはすべて、機械っす。E村チャン、お父様に操作を伝授されてます。
フロンティアファイターという、コンバイン
これが超優秀で、刈取り、籾の脱穀、わらの処理(裁断など)を全自動で行うという…賢さ。


操作は比較的簡単なようですが、コーナリングや刈取りのライン取りが難しいみたい。
弟子たちを見守る、お父様が何とも素敵でした。


コンバインの刈り残しは、鎌で刈ってみました。
都会派wwとは思えない私のイモジャージの着こなしを、ご堪能下さい。


お米を輸送用の軽トラに積み替える、これまた自動…。


こんな風にパイプから刈りたての米が噴出して、軽トラの荷台へ移される。
この後、乾燥作業に入るらしく、それが終わると食べられるお米になるんだって~

日没前に作業が終了したので、今度はたろちんの家に行って芋掘りと畑の手入れ。
都心からこっちへ移り住んで、土いじりをしているのがうらやましい~。


レメちゃん。まだまだ幼いのでやんちゃです。

GW前に植えたじゃがいもの収穫は大盛り上がり、TKCが来れなかったのが残念ですね。

途中でE村ちゃんが、ネズミの巣を掘り当ててしまい、子ネズミが続々と飛び出てくるという
ハプニングにも見舞われましたが(…ネズミって土の中に住んでるんですね、ネズミ算って
言葉の意味を目の当たりにするくらい、大量に出てきて驚いたっす)、いい汗かきました。


たろちんほっさん宅の縁側で、お茶を頂く。体を動かした後のおやつは格別ですね。


日が暮れてからは、E村家で夕飯。ビール片手にお父様や妹さんなども交えて
E村ママのおいしい野菜料理を堪能いたしました。ごちそうさまでしたーー。


帰りにお野菜と収穫したお米を頂いたので、翌日の朝ごはんにしました!
採れたての茄子や甘とうがらし、手作り味噌…信じられないくらい美味。
お米を食べると、種まきの思い出がよみがえってきます。

あー、いい経験をさせてもらえたなあ。また遊びに行って、土いじりさせてもらおっと。
私も畑がほしいいいーー。