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独り言-オンリーワンは果たして必要か-

2009-10-13 | Futsal
■独り言-オンリーワンは果たして必要か-

SMAPが2003年にアルバムからのシングルカットし発売された「世界に一つだけの花」のなかに「オンリーワン」という言葉が使われている。

余談だが、この「世界に一つだけの花」という楽曲がどれだけすごくて、そして影響力があったのかというと・・・
オリコン歴代シングルセールス9位。
アルバムからのシングルカットされた曲では歴代1位。
また2009年現在で21世紀で最も売れている曲なのだそうだ。
そして、作詞・作曲・編曲はあの槇原敬之氏が担当している。

「ナンバーワン」にならなくてもいい、もともと特別な「オンリーワン」

この世の中、出る杭は打たれ、変わってるというだけで社会から排除、淘汰される。
一方では、個々を大切にする教育に変わり、多少「オンリーワン」の大切さや重要性を社会が認め始めた。

私は「オンリーワン」は必要か?と問われれば必要だと思う。
しかし、SMAPが「オンリーワン」になればいいと言ったって、「ナンバーワン」の彼らが言ってるのだから、同調は出来ても説得力はない。
反対におたく系のグループがデビュー曲で歌ったところで「オンリーワン」が「オンリーワン」歌うのだから、相手にされず、今の世の中であれば排除・淘汰されたであろう。
しかし、「オンリーワン」になるためには歌い続けなくてはならない。
バケツの中で誇らしげに胸を張っていなければ、見つめてはもらえない。
胸を張っていれば、その姿を見てくれている人もいる。
そこに格好良さや憧れが生まれて、認知され、理解されていくのではないだろうか?

フットサル界で言うのであれば、関東リーグのFUTURO(東京)であったり、おなじみの奥山蹴球雑技団(鳥取)であったりする。

彼らは、「オンリーワン」であり続けようとするがあまり「ナンバーワン」になれない。
ここで言う「ナンバーワン」は勝利、優勝という意味で、彼らは言い方を変えれば「オンリーワン」であって、「ナンバーワン」であるかもしれない。

そんな彼らもバケツの中で誇らしげに胸を張っり続けたから今がある。
その姿を見てくれていた人がいてくれたということだ。

「オンリーワン」は必要。
しかし、今の社会では排除・淘汰されてしまうのが現実である。
それにめげないためには、バケツの中で誇らしげに胸を張り続けなければならないのである。

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