不思議活性

『A氏の健康日誌』より 3



     3

 ところで、話は前後しますが、今回行った眼科医院での一回目の4月26日のA氏の診断についてです。

 そこでA氏は、いろいろな検査をされましたが、細かなことは一切説明されることはなく、診断は「緑内障」ですといわれたのです。そして、

「薬は必要ですか?以前、使用していた薬の名前はわかりますか」と聞かれたA氏でした。
 A氏は、十年も前のことで記録もとっておかなかったので、「わかりません」と答えたのです。
 そして、二種類の点眼液を処方されたのでした。
 
 でも A氏は、最初に書いたように、副作用が怖くて、ひとつの点眼液だけを左目にだけ使用したのでした。

 そして、5月29日、二回目の通院でした。

 4月26日のときには、これといった医師との問診もなく、A氏は何も聞くことができなかったので、看護師との会話のときに、

「自分は、ひとつの点眼液だけを使用していたので、きょうから処方される点眼液も、そのひとつだけにお願いしたいのですが」と、伝えたのでした。
 
 また、そのとき A氏は、眼圧の検査の看護師から、きょうの眼圧の検査結果は、左は22右は17ということを聞くことが出来ました。
 そして、診察室へ呼ばれたA氏ですが。そう、A氏は今回の担当医も前回と同じ医師かと思っていたのですが、今回は別の医師でした。医院長だったのです。

 A氏は、今回の眼圧の検査結果を看護師に左は22右は17と聞いていたので、前回の眼圧をあらためて医院長に聞くと、左は25右は22ということでした。その数値をはじめて知ったA氏は、前回より下がっていることがわかったので、

「点眼液はひとつだけでお願いしたいです」と医院長に伝えたのでした。
 
 すると医院長は、パソコンの前回の検査の画像を見ながら、とんでもないというようにまくしたてたのです。

「薬に副作用があるのは当たり前。よくしようと考えたら、薬はふたつなんていわないで、三種も四種類も処方しなくてはいけない」

「いずれ失明してしまうから、手術が必要です。手術をうけいれますか」

と。

 A氏は愕然としました。A氏が処方された薬の一種類しか使用しなかったことに憤慨したのか、医院長は一方的で、

「では、〇〇総合病院への紹介状を書くので、近いうちにそちらへ行ってください」
と。

 結局、話しは一方的で、次回、A氏は、その紹介状を持って〇〇総合病院へ行くことになったのでした。

・続きは次回に・・・・。


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