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けろちゃんの山日記

定年後の山行録です

緊急事態宣言下でもハイキングがしたい 大楠山

2021-02-21 17:41:41 | Weblog
2021年は2度目の緊急事態宣言が発令され、2月20日現在まだ解除になっていません。
登山も1年間ご無沙汰になってしまいました。
それでもIさんから、有難く、ハイキングのお誘いがありました。2月なのに、天気予報は超温暖、快晴だそうです。
目的地は当初、奥多摩方面だったのですが、久しぶりの山なので、足慣らしの意味で東海道は三浦半島の最高峰大楠山としました。
最高峰といっても標高はたったの242mとお手頃です。
2月20日(土)6時45分発の電車に乗り、逗子駅には8時35分到着で、Iさんと待ち合わせました。8時55分発のバスに乗り、20分程で、「前田橋」で下車しました。
立派な護岸で整備された前田川の河原に下りて川の中を歩き出します、遊歩道になっており、夏でも涼しそうな雰囲気でした。今日は暖かい日の筈でしたが、風が冷たく強風と予想外でした。すぐに川から離れ、尾根に向かって登っていきました。いきなりの急登に息を切らせたのには面喰います。35分歩いて少し緩やかになったところでもう休憩としました。Iさんは83歳なのに足が速くてついていけないくらいです。Iさんのスマホによると高度で120mほど登ったので、あと30分くらいと予想しましたが、実際はそれから約1時間もかかってようやく頂上の測候所に出ました。だだっぴろい頂上着は10時44分です。かなり大勢の人がいて賑やかです。河津桜と富士山の写真をとりましたが、天気が良すぎて霞んでいました。


伊豆半島や丹沢方面の山が展望台から見えました。
昼食を取って、11時25分下山開始ですが、衣笠方面への道標が見当たらないのに驚きです。地図で方向を確認しました。急な階段を下りるとゴルフ場の横を通り、金網のトンネルをくぐりました。
ここからは街並みがすぐ出てくると思っていたら、とんでもないことでした。衣笠城址方面への標識に従って歩くのですが、いくら歩いても山の中でした。初めは稜線漫歩の気分で爽快でしたが、そのうち何回も登りがあっていやになる位です。1時間以上歩いて、ようやく街に入りましたが、駅までの道標もなく、4回位、道を人に尋ねる始末でした。最後にはアーケイドの商店街を抜けて、衣笠駅に到着したのは、1時25分でした。登りが1時間半、下りは2時間と不思議なハイキングコースです。
自宅帰着はちょうど午後4時、ちょっと早すぎでした。


好天の秩父の山を2座を縦走

2020-03-11 18:44:44 | Weblog
1月以来で、いつものIさんからのお誘いがあり、秩父は武甲山の隣にある、小持山、大持山を周回し縦走するお話をいただきました。
METで調べたら、このコースは意外にもかなりの険路とあり、ちょっとビビりました。
3月9日(月)8時半、西武鉄道「横瀬」駅集合です。自宅を5時半に出発、少々早すぎるとは思いましたが、ラッシュに遭遇したら時間が読めなくなるので仕方ありません。余談ですが、駅名を「よこぜ」と読むのは知らず、ナビでいくら「よこせ」で調べても該当なしになって困りました。一つ手前の駅「芦ヶ久保」の道の駅で休憩して時間調整しました。

Iさんは予定通り、8時39分着で、すぐ出発、登山口の生川(うぶかわ)に向かいます。途中は舗装のないガタガタの道でしたが、20分弱で「生川一の鳥居」に到着。

4組位登山客がいましたが我々以外は全て武甲山に向かうようです。30分弱で、分岐に到着、武甲山方面とは別れ「シラジクボ」(峠の名前です)に向かって、山道に入りました。
樹林帯の中、ジグザクの急登がしばらく続きました。1時間ほどで傾斜が緩くなったのですが、それからが長くてやれやれといった感じでした。稜線に出た所が「シラジクボ」で11時到着、標高は1088mでした。軽く昼食を取ります。

11時20分出発、尾根道ですが、かなりの傾斜もあり、息が切れました。12時5分、小持山頂上、標高1273mに到着しました。両神山は分かりますが、浅間山、日光方面が白く見えました。

10分休憩して、問題の大持山への縦走に入りました。かなり下ってまた登り返す感じです。ちょっと難儀な所もありましたが無事大持山頂上、標高1294mに13時到着しました。

2回目の昼食を取ります。しかし、下りにはまだ2時間ほどかかりますので、あまりゆっくりしておれません。13時20分出発、かなり急な下りですが、道が良くなった感じで、歩きやすいです。順調に歩き、最後の急坂を下って妻坂峠に14時15分着です。10分ほど休憩し、緩やかに下っていきます。途中から沢沿いとなり、きれいな石を探しながら歩きました。
予定通り、15時丁度、一の鳥居に到着、無事に登山終了となりました。
帰途、芦ヶ久保駅で、15時40分、Iさんとお別れします。道路が空いており、極めて順調に走り、自宅着はまだ明るい内の17時45分でした。


突然の新年お参り山行

2020-01-08 17:50:48 | Weblog
令和2年、正月明けにIさんから突然お誘いを頂き、丹沢の大山へお参り山行(阿夫利神社)となりました。
1月6日(月)は好天が期待できるとのことです。
自宅初5時20分と早いです。待ち合わせは、小田急線の秦野駅で、バスが8時25分発でした。ヤビツ峠着9時。標高はもう750mですから助かります。
大山頂上(1252m)までコースタイムは1時間半の行程です。20年前にこのコースを登っていますが、緩やかな登りだったという記憶しかありません。
出発は9時12分。確かに緩やかといえば言えなくもないが、現在の歳からみればかなりの急坂でした。ほとんど階段を登っている感じです。先輩のIさんの足が速くてどんどん先に登って引き離されてしまいましたので、あせりました。結局頂上まで1回も休憩を取らず、懸命に歩きましたが追いつきませんでした。頂上着10時36分。しかしIさんは見当たりません。やむを得ず一人で昼食を取っていたら、17分後にIさん到着です。いつ抜いてしまったのか分からないお粗末でした。絶好の天気で、まさに快晴無風、富士山もスッキリ見えます。


阿夫利神社上社です。多くの人がいました。




下山路は見晴台経由にするか、直接下社へ降りるか迷いましたが、道がややぬかるんでいるので、少し緩やかな方が安全と考え、直接降りるルートにしました。
11時35分発です。登りで頑張りすぎたのでゆっくり降ります。下社着12時45分。ここでもお参りです。

下社発13時15分、下山路は歩いたことがない女坂コースを選びました。男坂に比べれば緩やかとのことですが、こちらでも結構急な階段が多く、これを登ったら大変だろうなと想像しました。バス停着14時5分、14時40分発、満員のバスでした。伊勢原駅着15時5分、喫茶店で30分ほど休憩して帰途につきました。自宅着17時。
半年ぶりの山はやはりきつかったですが、歩けたので大満足でした。


新幹線で北海道の山!

2019-07-24 10:55:50 | Weblog
 後期高齢者になってからはとんと山にご無沙汰となっていましたが、時速320キロの最速新幹線に乗ってみたいのと、北海道にある花の百名山で簡単に登れる山があるのとを合併してとても贅沢な登山を考えました。夫婦と妻の友人のMさんと三人です。山は「アポイ岳」といい、いかにもアイヌ語らしくまた響きも良くて登りたくなるような名前です。日高山脈の末端にあり、標高はたった810mしかありませんが、地質的にも、動植物的にも世界的に珍しいものが多く、世界ジオパークに指定されています。宿泊は評判の高い「アポイ山荘」に2泊、ここはなんと温泉です。

 令和元年7月16日、上野駅発6時38分の「スーパーはやぶさ」1号に乗車、時速320キロのスピードはまるで飛行機が滑走路を走っていまにも飛び立とうとしているような感覚でした。1時間強で仙台、ここまで止まらないのも意外、青函トンネルも20分強で通過、函館北斗駅に10時48分着、快適でした。函館本線の特急「北斗」に乗り換え、苫小牧駅着は13時54分です。JRの駅レンタカーに予約済です。14時15分出発です。慣れない車と慣れないナビ操作で、少し苦労しながら立派な道路を走りました。アポイ山荘まで途中休憩1回だけで3時間10分ほどかかり、17時25分到着です。タコとカイで少し歯ごたえのある夕食でした。温泉はやや暑かったが露天風呂は良かったです。(なお、ネット上ではアポイ山荘は安値で1泊17千円位と広告されていますが、これは1室2名分のようで、間違えやすいです。)

 7月17日 残念ながら朝から雨模様で、がっかりしていましたが食事を終わるころには雨がやみました。目の前にアポイ岳頂上が見える筈ですがガスっています。8時過ぎに歩き出します。5分ほどで、登山口に着き、登山届を出そうとしましたが、用紙がなく、近くの案内人らしい人に聞いたらちゃんと下のほうにありました。その案内人はなんと出発前日のテレビ放送「アポイ岳」の案内人の信田さんだと分かり、すかさず記念撮影しました。

緩やかな歩きやすい道ですがなかなか標高が上がりません。いつまであるいても標高100m台です。ベンチのある休憩所がいくつもありました。第4休憩所くらいからやっと傾斜が急になってきました。ここで妻らと別れ、一人で先を急ぐことにしました。女性たちは5合目の小屋までの予定なのです。5合目9時47分着50分発です。急な尾根道を一心に登りました。アポイの特徴の「かんらん岩」の道です。7合目まで200m以上登るので1時間位かかるかと思いましたが、実際は30分弱でした。展望が開けるどころか霧雨が酷くなってきました。イブキジャコウソウの咲く7合目の稜線に出て緩やかな道になり、ゆっくり頂上まで歩きました。頂上着11時。自衛隊3人の訓練登山と一緒でした。

11時6分発、5合目の小屋には11時47分着。女性たちと合流し、アポイ山荘で貰ったオニギリの昼食です。12時6分出発、登りよりも距離が長いと感じる下り道で、1時間10分ほどで登山口着です。雨具を5合目で着用しましたが殆ど役にたたない程度で良かったです。1時25分無事登山終了、山荘の温泉でゆっくりしました。

 7月18日 苫小牧発の列車13時発に間に合う事が気になり、出来るだけ早く宿を出ることにしました。7時半出発、途中一回道の駅で休憩しただけで、懸命に走ったら早すぎました。10時45分に苫小牧駅に着いてしまい、時間つぶしに苦労です。予定の列車より早い列車に切り替えようと交渉しましたが、3人一緒の席はないとのことであきらめです。13時13分「北斗」に乗車、函館北斗駅乗り換え、駅弁当を買って、4時18分発「はやぶさ」号乗車は予定通りです。上野着20時26分でした。
 

後期高齢者で中央アルプスの越百山に登る

2017-09-29 21:31:43 | Weblog
2017年7月に北穂高岳に登れた事で多少自信をつけたので、長年の懸案であった、中央アルプスの越百山(2613m)を目指すことにしました。
一応300名山に選ばれていて、空木岳、南駒ヶ岳と安平路山は登っているのに越百山だけは標高差1600mもあり未踏だったのです。
行程は、頂上直下の越百小屋に宿泊するのが普通のようですが、小屋までの登りが長いので、千葉県から1日では行けません。麓で宿泊し2泊するのも考えましたが少し勿体ない?むしろ麓の1泊だけで、荷を軽くしての日帰りの方が、ラクで小生向きではないかと思いました。
天候の良い日を選びました。
9月13日 自宅発9時とゆっくりです。高速道路は予想よりも混んでいて、都心を出るまでは渋滞に巻き込まれました。中央道からは順調で、談合坂と諏訪湖SAの休憩で、中津川ICには午後2時半でした。国道19号から大桑村の民宿「いとせ}には3時過ぎに到着しました。(糸瀬山が近いのです)

9月14日 午前4時起床、近くの国道のコンビニ(こんな所でも24時間営業です)で朝食のおにぎりを買って伊奈川林道に入りました。林道ゲート着5時25分。おにぎりを食べ出発5時33分、丁度薄明るくなってきて、ライトは必要なく歩き出します。ゆっくり歩いて、登山口に6時19分着で通過。初めはジグザグの急登が続きます。6時55分、水場で休憩。7時13分、稜線に出た所が「下のコル」でした。ここから少しやせ尾根になったり、森林帯の中の根っこで歩きにくい急登が延々と続きました。展望台8時33分通過、水場9時3分休憩、越百小屋には10時12分でした。
駐車場で見かけた先行組4組は足が速くてとっくに姿が見えません(こちらが遅い?)。小屋番の姿も見えませんでした。快晴微風の絶好のコンディションです。
ところがこの辺から携帯の時間が怪しくなりました。圏外になったみたいです。頂上近くになってやっと森林帯から出て、岩が見え始めます。

かなり疲れてきました。頂上着11時29分?360度の展望ですが、御嶽と白山、中央アの南部しか分かりませんでした。


11時40分下山です。越百小屋12時25分、ここまで誰にも会いませんでした。下りにはある程度自信がありますので、殆ど休まず歩けます。下のコル通過14時29分、登山口には14時52分に到着しました。途中で一人の登山者に会いました、越百小屋に泊まるそうでした。後は林道をのんびり歩き、駐車場着は15時28分で登山終了です。標高差1600mはこの歳ではさすがにきつく、アルプス登山の限界を感じました。
自宅着21時10分。