けろちゃんの山日記

定年後の山行録です

夏休みの孫と登る信州の鉢伏山は絶好の天気でした

2014-08-25 19:10:35 | Weblog
小学校1年生の孫がきたので、蓼科泉郷に泊まり、池の平の遊園地で、一日遊んだ翌日、日本三百名山に数えられている信州の鉢伏山1928mに登ることにしました。以前に2回ほど、鉢伏山荘まで車で来たことがありましたが、天気が悪かったり、駐車料金と登山料金がかかると聞いて、すぐ帰ってしまって、登り損ねていました。
8月22日(金)
蓼科アンビエントホテルを午前10時出発、白樺湖池の平経由で茅野ICから中央高速に入り、諏訪湖SAで休憩です。すっかり遅くなってもう12時近くです。時間的にちょっと迷いましたが、あまりにも良い天気なので、予定通り行くことにしました。岡谷ICで降り、高ボッチ目指してジグザグの道を登って行きます。狭くて曲がりくねっているので、孫は気持ちが悪くなってしまいました。それでも、高ボッチの牧場を眺め、一帯の展望が良くなると、気分も良くなってきます。1時前に鉢伏山荘に着きました。駐車場料金が500円かかり、トイレは一人100円でした。登山料金はなさそうです。
7歳の孫と嫁さん、かみさんと計4人で目の前の鉢伏山に登りだします。道標では頂上まで15分とあったので気分的には安心です。緩い傾斜の道をゆっくり歩いて、ほどなく頂上でした。日本の中心なのでしょうか、北ア、南ア、八ヶ岳、富士山、中央アのすべてが見渡せ、大満足です。三百名山に数えられる所以でしょう。山荘の人から、今日は一年に何回かしかない好天だと聞きました。展望台に上ると、諏訪湖と町並みまで見えました。フウロ草の花もまだ残っていました。





怪我をしないようにゆっくり下山します。2時山荘駐車場を出発、岡谷ICから、帰りも諏訪湖SAに寄り、遅いそばの昼食を食べました。金曜日の夕方なので、高速はさすがに渋滞が激しいです。八王子から鶴ヶ島経由、外環も渋滞があって、帰宅は8時になってしまいました。

奥秩父の西外れの寂峰小川山に登る

2014-08-06 23:04:01 | Weblog
小川山はロッククライミングの練習場として有名ですが、登山としてはそれほど人気がありません。標高は2400m以上もあるのに、奥秩父らしく、樹林に囲まれて、頂上の展望がないのが弱点です。しかし山梨百名山には数えられていますし、Iさんと二人とも登っていないので、ちょっときつい行程になりそうだと覚悟して挑戦することにしました。
小川山は一般的には金峰山荘から往復することになっています。しかし、調べてみたら瑞牆山の富士見平小屋から、尾根通しで行けることが分りました。こちらの方が距離的には長いけど、標高差は600mほどで済むし、緩やかなルートと判明、問題は道がやや分りにくい点です。金峰山荘からだと標高差は900mあり、同じ4時間の行程でも直登で、きつそうです。相談の結果、ラクそうな富士見ルートにしました。
8月1日(金)
自宅発8時15分。前回と同様上野原駅の11時の待ち合わせですのでゆっくり出ました。この時間ですと外環で渋滞に引っ掛かり、30分近いロスタイムがあり、ぎりぎり11時10分前に到着しました。ところが、珍しく電車の方が事故があったようで、大幅に遅延が発生し、Iさんの到着は11時半でした。甲州はものすごく暑い日です。高速に入り直して、韮崎ICで降り、県道23号線で、瑞牆山荘を目指します。(後で、韮崎より、須玉の方が近いこと判明)途中の双葉PAで昼食をとり、午後2時に瑞牆山荘パーキングに到着しました。スタートが遅れた割には順調です。2時15分、木立の中、緩やかな傾斜の道を歩き出しました。しかし段々急な登りになってきました。尾根の傾斜は緩くてもジグザグでなく、直登なので結構きついです。途中で休憩を入れて、3時13分富士見平小屋に到着しました。周辺にはテント場もあって賑わっています。でも小屋の宿泊客は4人しかいないということで、美味しい湧水を使ったコーヒーを飲んでゆっくりしました。
富士見平小屋
8月2日(土)
小屋の朝食は4時半と早いです。雑炊とお餅でした。5時22分出発、瑞牆山方面に向かっていきます。緩く登り、下りがあって、20分ほどで小川山との分岐に着きました。瑞牆山へは下へ下っていきますが、こちらは巻道のようになって登っていきます。やがて沢に出て、6時20分ここは伐採小屋跡というところでしょうか。ごく緩やかなラクな道を30分ほどで、八丁平に到着6時53分でした。
ここからは尾根道です。いきなり頭をぶつけました。下を見て前の人(背は低い)の後ろを歩いていると頭の高さの倒木に気が付きませんでした。痩せ尾根では意外に岩場みたいな難所があり、広い尾根では藪でルートが分りにくくなっています。緩い傾斜で予想通り比較的ラクに歩けますが、赤布を探しながらでした。途中二つほどピークを越え、最後の小川山の登りの手前で早めの昼食休憩としました。(8時58分~9時20分)季節的にはかなり遅いですがまだシャクナゲの花が残っていました。展望台があって南アルプス、八ヶ岳がきれいに見え、、近くには瑞牆山、金峰山もはっきり見えます。展望台以外では全く見えないので少し寂しいですが、日射を遮ってくれる木立が森林浴となって気持ちが良いです。
瑞牆山
南アルプス
八ヶ岳

最後の登りは歩き出して20分ほどで、金峰山荘からの道と合流し、すぐに小川山頂上でした。9時43分。

評判通り樹林帯の中で展望ゼロ!なので記念写真だけで下山します(9時50分)。|
いつもの通り、下山は快調です。1時間半で八丁平に到着、まだ11時20分です。しかし、なんと又も倒木に頭を強打しました。今度は登りの時よりも激しく額にぶつかり、脳震盪を起こしそうでした。足元しか見ていない点ちょっと反省を要します。
午後から曇りの予報通り、あやしい天気になってきました。午前中に登山の殆どが終わってしまう感じで、とても簡単な山に思えますが、実はもう6時間も歩いていたのだと気が付きました。7時間も歩くのは久し振りです。
11時30分出発、途中で雷鳴とともに雨が落ちてきました。急遽雨具を装着しました。小川・瑞牆山分岐は12時13分、富士見平小屋には12時35分到着です。小屋に入って2回めの昼食を取ります。美味いコーヒーでパンを食べました。
雨が上がって、1時10分出発、すぐ下の「富士見平湧水」でものすごく冷たい水を汲みました。夏なのに不思議なくらい冷たいです。
1時43分、瑞牆山荘パーキングに到着で、登山終了。1時53分出発、須玉ICから高速に入り、談合坂PAで休憩、上野原駅3時46分で散会。
今回は温泉にも入らずでした。高速は土曜日のせいか渋滞が発生していましたので、往きと同じ鶴ヶ島・外環経由とし、午後6時10分帰宅できました。