けろちゃんの山日記

定年後の山行録です

後期高齢者で中央アルプスの越百山に登る

2017-09-29 21:31:43 | Weblog
2017年7月に北穂高岳に登れた事で多少自信をつけたので、長年の懸案であった、中央アルプスの越百山(2613m)を目指すことにしました。
一応300名山に選ばれていて、空木岳、南駒ヶ岳と安平路山は登っているのに越百山だけは標高差1600mもあり未踏だったのです。
行程は、頂上直下の越百小屋に宿泊するのが普通のようですが、小屋までの登りが長いので、千葉県から1日では行けません。麓で宿泊し2泊するのも考えましたが少し勿体ない?むしろ麓の1泊だけで、荷を軽くしての日帰りの方が、ラクで小生向きではないかと思いました。
天候の良い日を選びました。
9月13日 自宅発9時とゆっくりです。高速道路は予想よりも混んでいて、都心を出るまでは渋滞に巻き込まれました。中央道からは順調で、談合坂と諏訪湖SAの休憩で、中津川ICには午後2時半でした。国道19号から大桑村の民宿「いとせ}には3時過ぎに到着しました。(糸瀬山が近いのです)

9月14日 午前4時起床、近くの国道のコンビニ(こんな所でも24時間営業です)で朝食のおにぎりを買って伊奈川林道に入りました。林道ゲート着5時25分。おにぎりを食べ出発5時33分、丁度薄明るくなってきて、ライトは必要なく歩き出します。ゆっくり歩いて、登山口に6時19分着で通過。初めはジグザグの急登が続きます。6時55分、水場で休憩。7時13分、稜線に出た所が「下のコル」でした。ここから少しやせ尾根になったり、森林帯の中の根っこで歩きにくい急登が延々と続きました。展望台8時33分通過、水場9時3分休憩、越百小屋には10時12分でした。
駐車場で見かけた先行組4組は足が速くてとっくに姿が見えません(こちらが遅い?)。小屋番の姿も見えませんでした。快晴微風の絶好のコンディションです。
ところがこの辺から携帯の時間が怪しくなりました。圏外になったみたいです。頂上近くになってやっと森林帯から出て、岩が見え始めます。

かなり疲れてきました。頂上着11時29分?360度の展望ですが、御嶽と白山、中央アの南部しか分かりませんでした。


11時40分下山です。越百小屋12時25分、ここまで誰にも会いませんでした。下りにはある程度自信がありますので、殆ど休まず歩けます。下のコル通過14時29分、登山口には14時52分に到着しました。途中で一人の登山者に会いました、越百小屋に泊まるそうでした。後は林道をのんびり歩き、駐車場着は15時28分で登山終了です。標高差1600mはこの歳ではさすがにきつく、アルプス登山の限界を感じました。
自宅着21時10分。