ふなやすさんの数字と戦う生活

転職と同時にブログタイトルも少々変更ですよ。

隠し剣鬼の爪

2005年07月24日 22時44分14秒 | 映画鑑賞文

いまさら見ました。
最初は松たか子の時代劇というので見たのですがやっぱり藤沢周平原作だけあって内容はいいなあと思いましたが、「たそがれ清兵衛」と内容的にかぶるところが、漠然と見てると真田広之・宮沢りえが永瀬正敏・松たか子になってるだけのような気もしましたが・・・
時代劇だからこんなものなのでしょうか?それとも藤沢周平の作品はもともとこういうパターンなんでしょうか?藤沢周平の作品を小説で読んだ事が無いので今一わかりませんが、でもこの流れが隙なんでいいんですけどね
さて、話の流れはともかく映画全体としてはいいつくりだと思います。徹底した方言指導、なかなか西洋文明を受け入れようして受け入れられない田舎の藩、時代考証もしっかりしていて(最近はこれが出来てない時代劇が多い、とくに大河とか大河とか大河とか大河とか年々ひどくなってますね。)いいと思います。
時代劇にはあまり無いといえば無いですが邦画全体にただようなんというか、暗さというのもこのシリーズには無くあまり邦画みないひとにも入りやすいと思います。
糞みたいな時代劇ばっかりの昨今、このパターンのシリーズが続いて少しはまともな時代劇がこれから演じられていくとしたらそれはそれで面白いかもしれません。

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