ふなやすさんの数字と戦う生活

転職と同時にブログタイトルも少々変更ですよ。

亡国のイージス

2005年08月22日 20時36分50秒 | 映画鑑賞文
公式サイト
真田広之・寺尾聡・佐藤浩市・中井貴一・こんな豪華なメンバーがそろった濃い映画を私が見ないわけには行きません。
一部サイトで原作を見ていないときつい、という話でしたが確かに・・・
何のためにジョンヒ(チェ・ミンソ)がいるのか、ちょっとわからない、渥美大輔(佐藤浩一)の役職が途中わからないのもなんだかよくわからない、さらに最初のところであまりナレーションが入らないため物語に入りにくい、公式サイトを見ておけば多少はわかるかもしれませんが見ていなかったのでちょっと入るづらかったかもしれません。
原作がわかってないときつい?ちょっと映画としては苦しいかもしれません
内容に関してはアツイ、とにかく熱い、そして濃い、私は好きですけど苦手な人は苦手なんだろうなあ・・・
CGがちょっとお粗末なのはいただけない、一番最後に明らかにCGだろってシーンが出てきますがあれはちょっと・・・
専守防衛とはなんぞや、国防とは何ぞや、最強の盾であっても守るだけではどうにもならない、憲法第九条についていろいろ言われている昨今、いい時期に公開になったかもしれません。

まあとりあえず、今度原作読んでみますかね・・

亡国のイージス(アマゾン)

隠し剣鬼の爪

2005年07月24日 22時44分14秒 | 映画鑑賞文

いまさら見ました。
最初は松たか子の時代劇というので見たのですがやっぱり藤沢周平原作だけあって内容はいいなあと思いましたが、「たそがれ清兵衛」と内容的にかぶるところが、漠然と見てると真田広之・宮沢りえが永瀬正敏・松たか子になってるだけのような気もしましたが・・・
時代劇だからこんなものなのでしょうか?それとも藤沢周平の作品はもともとこういうパターンなんでしょうか?藤沢周平の作品を小説で読んだ事が無いので今一わかりませんが、でもこの流れが隙なんでいいんですけどね
さて、話の流れはともかく映画全体としてはいいつくりだと思います。徹底した方言指導、なかなか西洋文明を受け入れようして受け入れられない田舎の藩、時代考証もしっかりしていて(最近はこれが出来てない時代劇が多い、とくに大河とか大河とか大河とか大河とか年々ひどくなってますね。)いいと思います。
時代劇にはあまり無いといえば無いですが邦画全体にただようなんというか、暗さというのもこのシリーズには無くあまり邦画みないひとにも入りやすいと思います。
糞みたいな時代劇ばっかりの昨今、このパターンのシリーズが続いて少しはまともな時代劇がこれから演じられていくとしたらそれはそれで面白いかもしれません。