ふなやすさんの数字と戦う生活

転職と同時にブログタイトルも少々変更ですよ。

ささやく河@藤沢周平

2005年11月02日 21時11分56秒 | 読書感想文
「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」「蝉しぐれ」と原作を次々映画化させて絶好調の藤沢周平、というわけで今回ははやり物に手を出してみました。
藤沢周平は実は初めて読みます。
映画化の作品でイメージが固まっていたのでハードボイルド系が着てしまってちょっと困惑でした。
ぱっと呼んだ感じ時代劇の皮をかぶった推理小説といってしまえばそうかもしれませんが結構奥が深い、庶民文化の描写などなかなか面白くかかれているとおもいました。推理小説としてもおくが深い、最後まで読まないと事件の本質が出てこないというのはなんとも、といったところですがなかなか楽しめます。

さて、前出の「たそがれ~」「隠し剣~」は実は短編小説なんですね、確かにこの長編を映画化させたら二時間じゃ詰め込みきれませんからね、というわけで今度は短編とりあえず「竹光始末」辺りを読んでみようとおもいます。

いきなり何の知識もなしに藤沢周平を読んだ私
初心者向けの藤沢周平ってなんでしょう?
誰か教えてくだされ。

ささやく河―彫師伊之助捕物覚え

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