囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

カバ俳人とワニ大臣

2020年09月25日 | ●○●○雑観の森

 

「蓼食う虫も好き好き」 ~ そうか、ワニが好きだったのか 国会よりワニ ♪ そりゃそうだよね の巻】

 

 

何事に付け「好悪」というものは

ワケを聴かれても他人に説明しにくいものである。

ネコとイヌを愛でる凡百のわたしがいれば

カバを愛す俳人もおり、

ワニが好きな大臣もいる。

 

         ◇

 

苦いタデは特種な香りと味を持っていて、

誰の嗜好にも向くというワケではないが、

それを好んで喰らう虫もある。

ヒトの好みもその性癖によるもの。

物好きとか猟奇的とか、否定的な意味に解されるが

それも時と場合による。

 

中国の「鶴林玉露」には

「氷蚕は寒さを知らず、

火鼠は熱さを知らず、

蓼虫は苦さを知らず、

ウジ虫は臭さを知らず」

とみえている。

 

 

 

 

谷文晁の狂歌(江戸中期)

文晁の好きは晴天米の飯

    勤めかかさずいつも早起き

文晁の嫌ひは雨ふり南風

    わからぬ人と化物と蛇

 

 

 

 

 

 



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