囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

“タイガーマスク”の正体

2020年11月14日 | 雑観の森/芸術・スポーツ

▲2017年6月30日 初版第1刷発行
柯潔(か・けつ)、朴廷桓(パク・ジョンファン)ら
世界トップ棋士を蹴散らしたナゾの棋士「マスター」の記録

 

 

平日5日働いて

やっと週末がやってきた

やれやれ

今朝は、古い碁は一時封印し、新しい碁を並べた

といっても4年近く前の碁だから、古いか?

 

 

リアル碁も、ネット碁も、視界良好、とはまいりませぬ

 ~ それにつけても、虎の穴恐るべし、虎の巻はAI の巻】

 

 

新型コロナ騒ぎで、外出自粛の碁キチ14人が

自宅でのんびり打てるネット碁「ふぃご村」を楽しみ、

友の会をつくり、メール交換会をしている。

わたしはメールのみのオブザーバー参加。

音頭を取っているのは、本拠地同好会の元会長で

“営業努力”により半年余りでメンバーが二桁を超えた。


友の会のメール談話室。最近の話題はAIの碁だ。

主要なネット碁の上位者の多くが、AIの力を拝借しているとか。

つまりカンニングである。

これに賛否渦巻いているが、わたしはさもありなん、と思う。


2016年春、AIが世界トップ棋士を圧倒してから、碁界は回天した。

その年の末から翌年初にかけ、「マスター」という覆面棋士が登場し、

日中韓のトップ棋士に60連勝した。

AI進化版が正体だったことが分かり、衝撃の第二幕となった。

棋譜は半年後に出版され、わたしも少し並べたが、ちんぷんかんぷん。

あれから3年半が過ぎ、AI研究はプロ棋士必須の勉強法になった。

 

最近話題のネット碁カンニング問題に刺激を受け、

またAIと人類最強との対局を、再び並べ始めた。

「ここは、この一手(以外にはない)」といっていた

これまでの常識が次々と覆されるような手が次々と現れる。

あたまで分かる、分からないのレベルではない。

並べる時、わたしは「体に染み込ませる」と念じるのみ。

 


しょせんネット碁、されどネット碁。

わたしは、顔の見えない対局に嫌気して“卒業”した口だが、

AIが一枚かんで、新しい興味がまた沸いてきた。

マスターの棋譜並べが、再びマイブームになりそうである。

 

 

 

碁のカンニング問題 ネット碁では囲碁ソフトを使って打つ“高段者”が急増しており、人気サイトで賛否が渦巻いている。人間より強い市販ソフトが1万円程度で入手できるようになったことの余波。

 

 

 

 



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