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縁の下の眠り猫 ~寝言は寝て言う~

縁の下の眠り猫こと中野泰祐の小休止ブログ
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言霊

2010-02-26 19:40:59 | 小言
久しぶりの投稿です。

最近、本をよく読んでます。

週に3冊程度でしょうか。社会人になってからこんなペースで読むのは初めてです。

ジャンルは様々ですが、主に経営本を読んでいます。

なぜ、急に読書に目覚めたかと言いますと、

日本の政治・経済・社会の全てが根本的に変になってしまっているように感じるのです。

ただ、何が変なのか、私の拙い知識では表現できない。

だから、先人の知恵を借りたくなったしだいです。

そこで、整理できたことからこのブログの「小言」に書いていこうと思います。


 言霊

私は言霊という物を信じています。

頭に浮かぶ言葉・文字にする言葉・実際に口にする言葉

これらには強い力があります。

強い念を持った言葉はそれだけで人を強くし、また人を傷つけます。

だから私も口癖は「大丈夫」であり、

座右の銘である「和を以って貴しと為す」を公言しています。

現実社会へ強い影響力のある言葉。

最近はこの言葉を軽視し過ぎている気がします。

テレビや新聞では連日の様に「不景気の犯人探し」「不祥事の特集」が伝えられ、

インターネットでは無記名の誹謗中傷が氾濫しています。

「国が悪い」「政治家が悪い」「官僚が悪い」、

官僚は仮にも専門家集団です。彼らが悪いならば、官僚の選び方から変えるべきであり、

自分の方が上手くやれると思う人が前に出てくるべきです。

それでなければ野球観戦の野次とレベルは変わりません。

政治家だった、選んだのは我々です。

「マニフェストと違う」といっても、実現可能か不可能かを判断しなかった我々のも非があるのです。

終いには「国が悪い」とは、自己否定以外の何物でもありません。

このようなことがまかり通ってしまっているのも、

連日、あたかも「国」という悪者が存在するような言葉を発しているからです。

インターネットの誹謗中傷も深刻です。

無責任な発言や狂気的な発言が溢れています。

投稿者も社会ではその様な言葉を使用していないと思います。

しかし、確実に言葉にしています。

必ず頭に思い描いています。

いかがでしょう、実際に起きている無責任かつ狂気な事件。

それらはインターネットの誹謗中傷のレベルと比例しているとは感じないでしょうか。

そして、誹謗中傷以上の事件は起きていないのです。

以上、簡単なたとえ話ですが、言葉の力「言霊」は実際に存在すると思うのです。

ならば、我々はその力を有効的に活用すべきではないでしょうか。

そして、使う時は考えて使うべきです。

ジャーナリストが使う言葉に「我々はペンで戦う」という言葉があります。

権力は武力に屈することない強い意思を表した言葉です。

同時に、言葉は武器と同等の力があることを表しています。

だから、我々は言霊を使用するとき、

大げさに言えば拳銃を撃つくらいの覚悟があってもいいのです。

私は今一度、言霊の重要性の認識が必要に思います。

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