今日、ひょんな事から高校時代の恩師と会う機会があった。
高校在籍期間6年という複雑な高校時代を送っていたので、教師という人種とは絶対理解しあえないと思っていたが、この恩師だけは教師と生徒ではなく、たかだか十代の小僧の話を真剣に聞いてくれて真剣に一緒に悩んでくれたシニスの先生だ。
シニスの担任だった頃にはまだ30代だった恩師も、もはや定年間近で痩せて頼りなげだったが、途中からはコンプライアンス的なマスクも外してくれていつもの癖のある和歌山なまりで今日も真剣に話を聞いてくれて、世の中の行く末を独自目線で話してくれた。
なんだろう、数十年ぶりに学校に行ったような気分で心地よかった。
そんな人間味がありすぎて定年間近なのに相変わらず平教師なのが残念だが、相変わらず進路指導も担当してるそうだ。
一人一人の生徒と一緒に真剣に悩んでくれて、卒業後も覚えていてくれて、25年たった後も人生の相談にのってくれて、なんだこの教師の鏡は。
はい、今度は飲み会開いて誘うから覚悟しててよー。
みなこんな教師だけだったら未成年の犯罪もぐっと減るんだろうなーと思ったシニスでした。
でも結果
定年間近で平教師
おかしいでしょ。
生徒と真面目に向き合えば向き合うほど出世できねーのかなーと思います。