父の火葬、葬儀まで終了しました。
この数年、父がほとんどしゃべれない事もあり会話もなく、寝たきりになってからは同じ家に住んでいながらもあまり係わろうとしなかったのですが、やはり寂しいですね。
後悔しないだろうと思っていましたが若干の後悔もあります。
介護に追われた母も楽になるのかなとも考えていましたが、その母が一番悲しそうで、なんとも言えない気持ちです。
最後に入院した10日間は意識もなく、亡くなる一日前になんとか、自宅に戻ってきましたが、目をあけることもなく。
酸素マスクをつけながら息をしているだけ。
そんな状態だったとしても、生きているのと亡くなってしまうのは全く心の中の存在感が違う。
自分の部屋に戻る時、祭壇の遺影の笑った父の顔を視るのが辛い。
もう何年も見たことない表情。
人は、生きているだけでまわりにとって大きな影響があるんだなと思いました。
そもそもあまり両親と係わらないようになったのも、失った時の悲しみに耐えれる気がしなかったので係わらなくしていました。
でも今回で少し考え方が変わりました。
もっともっと母と係わって家族支えあって生きていきたいと思います。
失ったときの悲しみより、思い出せる思い出を沢山つくれるように。