福島県は「放射能死灰の町」となった

残念ながら福島県は放射能汚染で人間の住めない廃墟となってしまいました。避難しないのも自己責任。

静岡県浜松市「震災がれき」で自民党宮沢ひろゆき氏が受け入れ批判

2012年11月12日 | 日記
 静岡県浜松市に在住の方が、コメントとメールをくれました。


 静岡県浜松市の震災がれき受け入れで放射線量が上がり、浜松市長は明らかに間違いを犯し、地域住民との約束を破ったことに対して、自民党の静岡県西部の次期衆議院選挙候補者の宮沢ひろゆき氏に質問状を出した、とのことでした。
 自民党の候補者の宮沢ひろゆき氏と、民主党の候補者(現在は衆議院議員)の小山のぶひろ氏に、同じ質問状を出した、とのことです。


 以下、自民党候補、宮沢ひろゆき氏のメールでの返事を転載します。

※ 衆議院議員候補としての意見を質問したものであり、当然全ての国民に訴えるべき返事なので、全ての国民に開示するべきメールの内容であります。演説でもTVの前でも言うべき内容ですので、ここに公開します。

**** 返事の内容 ****

「先日は、浜松のガレキ焼却の件につきご質問下さり、ありがとうございました。
返信が遅くなって大変申し訳ございません。


静岡県でも震災の可能性はあり、困ったときはお互い様、だからガレキ焼却に協力しようという政府の方針・県の方針は、確かに分からないでもありません。

しかし、今回「拡散」するのは、現実の「危険」もさることながら、それに伴う「不安」ではないでしょうか。この「不安」の拡散が、経済にも市民の行動にも大きなマイナスの影響を与えているのが現実です。

そのことと、現地の雇用・経済を考えたら、現地でどんどん焼却したほうが良いはずです。焼却場を現地に建設すれば公共投資としてお金が生まれますし、そこで人を雇用すれば生活の向上にもつながります。別の事業にお金を使うくらいなら、大きく投資をすべきです。

政治の問題として、重く考えなくてはなりません。


そして、お願いがあります。不安も理解できますが、東北の皆さんのお気持ちもありますので、放射性物質より現地の経済・雇用を中心に据えて、「現地処理の方向で頑張るべきだ。」というニュアンスでお願い出来たらありがたいです。

私も、その方向で訴えて参りたいと思います。

どうぞ今後ともご指導の程、よろしくお願いいたします。

自民党静岡三区支部長 宮澤 博行」


**** 以上 ****

 浜松市の方のお話しでは、浜松市長が震災がれき受け入れを保留している頃、「がれき受け入れろ」と圧力をかけてきたのは自民党浜松支部です。テレビや新聞でも自民党が浜松市長に訴えていたらしいので、自民党は細野がれきセールスマンと協力していたということです。


 その自民党の行動と、今回の衆議院選挙の候補者である宮沢氏の返事は、相反する所があります。なぜでしょうか?
 可能性は3つ。

①以前はがれきを受け入れるべきと思っていた自民党が、今になってそれは間違いだったと気づき、浜松市は受け入れるべきではなかったと考え直した

②自民党本部としてはがれき受け入れを推進しているが、宮沢氏本人は反対だと考えていて、本音を浜松市の方に返事した

③宮沢氏も自民党もがれき受け入れ推進派であるが、選挙で当選したいために浜松市の方に心地よいメール(嘘のメール)を返事した


 どれなのか、私にはわかりません。しかし、自民党は浜松市長を完全否定していることは明らかです。宮沢氏は、浜松市民の健康を守る義務があります。それが政治家としての第一歩のはず。浜松市長の間違いを正すことが義務です。
 もし宮沢氏が浜松市長の間違いを正さないようであれば、政治家失格です。


 そして、民主党の小山のぶひろ氏は、返事すらしていないようです。国民を舐めているのでしょうか?

 その点、宮沢氏はすぐ返事をしたそうなので、自民党の宮沢ひろゆき氏は誠実ではあるようです。

 小山氏は、誠実のかけらもないのでしょうか。民主党はクズの集まりですか。浜松市の方に返事をしてあげて下さい。