袋田病院ブログ

茨城県大子町にある精神科・直志会袋田病院のブログです。

【vol.15】袋田病院アートフェスタ2019レポート【看護課】

2019年11月30日 09時16分39秒 | アートフェスタ・2019
なんだか変な感じ (Somhow strange)みなさんは普段“なんか変だなぁ”と感じたことはありますか?精神疾患の一つに統合失調症という病気があります。この病気の特徴的な症状の一つは、幻覚と妄想です。幻覚とは、実際に感覚的刺 激や対象がないのにあるように知覚することで、妄想は非現実的であり得ないことを信じ込むことです。この病気を患っている方は、幻覚や 妄想に悩まされるこ . . . 本文を読む

【vol.14】袋田病院アートフェスタ2019レポート【医療相談課】

2019年11月29日 09時10分39秒 | アートフェスタ・2019
  シュレッダーで枯山水医療相談課は精神保健福祉士が所属し、日々患者様の相談をお受けしています。相談内容は書き留め、その後シュレッダーにかけます。そのシュレッダー処理された大量の書類達を使って、作品を作りました。今回のテーマは枯山水。枯山水の持つ『美しさ、静けさ、穏やかさ』から、心癒される空間を表現してみました。何を感じるか、何に見えるかは受け手のあなた次第です。シュレッダーで地層アート今回のテー . . . 本文を読む

【vol.13】袋田病院アートフェスタ2019レポート

2019年11月28日 20時53分00秒 | アートフェスタ・2019
【上映会看板】【療養棟前にて】【新棟横の作品】生まれ育った古民家これは、私が現在の家を建て替えるまで住んでいた茅葺き屋根の家である。今、私は両親が他界し一人暮らしをしている。この家をつくりながら家族のことを思い出していた。この家で助産婦さんにとりあげてもらった。へその緒が首に巻き付いて難産だったそうだ。父親が酒を飲み、ちゃぶ台をひっくり返していたつらい思い出をよく覚えている。嬉しかったことはあまり . . . 本文を読む

【vol.12】袋田病院アートフェスタ2019レポート【かりいほ】

2019年11月28日 09時48分47秒 | アートフェスタ・2019
社会福祉法人紫野の会  障害者支援施設かりいほ【かりいほ】は、栃木県大田原市(旧黒羽町)の山間にあります。 昭和 54年の開所以来、障害理解がされず「生き難さ」を抱えた、中軽度の知的障害者を支援してきました。日中活動は、農作業や創作活動が主です。利用者さん一人一人それぞれの目標に向けて、その方にあった活動を行います(活動をしないと言う選択肢もあります)。作業は利用者さんが【かりいほ】で生 . . . 本文を読む

【vol.11】袋田病院アートフェスタ2019レポート【院長作品】

2019年11月27日 09時31分57秒 | アートフェスタ・2019
豊饒なる流転~生命の循環~アートフェスタでは、毎年“生と死”をテーマにしています。“死”を想うことなくして“生”を語ることはできません。“死”は“生”の終わりではなく、新たな“生”につながるもの。生死一体、その連続を輪廻と言い、“魂&rdquo . . . 本文を読む

【vol.10】袋田病院アートフェスタ2019レポート【ホワイトキューブ】 真由希

2019年11月26日 10時08分23秒 | アートフェスタ・2019
【ホワイトキューブ・個展】真由希元々は不器用な自分にも作れるものがあるか試 してみようと思い、UVレジンとちりめん細工をはじめました。UVレジンの魅力は、その透明感、私のつくる作品は1つ1つ全て違います。ちりめん細工の魅力は華やかさ、そして七五三の時に着けた想い出がよみがえります。どちらにしても、新しいみせ方、使い方をみつけていきたいと思いながら続けています。女の人にも男の人にも楽しんでもらい、人 . . . 本文を読む

【vol.9】袋田病院アートフェスタ2019レポート【ホワイトキューブ】 桜井 育男

2019年11月25日 09時10分56秒 | アートフェスタ・2019
【ホワイトキューブ・個展】桜井 育男大子町出身。デイケアホロス通所を機に、絵を描きはじめる。これまで、野菜・山・鳥・動物などをモチーフに、 そのモチーフがあきるまで描き続ける。現在は『アライグマネコ』シリーズに取り組んでいる。好きな色恥ずかしながらピンク。 趣味はスポーツTV観戦―袋田病院Artfesta2019『精神科病院によるアート的社会実践』―開催日:2019年11月17日袋田病院ホームペー . . . 本文を読む

【vol.8】袋田病院アートフェスタ2019レポート【ホワイトキューブ】 Stainedglass Exhibition

2019年11月24日 09時12分20秒 | アートフェスタ・2019
【ホワイトキューブ・個展】Stainedglass Exhibition2001年からアトリエホロスでは野口均氏を講師にステンドグラス制作を開始しました。後にアトリエから独立し、2名のアーティストが誕生しました。2019年3月、SNS で参加者を募り、ホロスのアトリエでワークショップを開催しました(講師:KaG) 。実際に制作を体験したことで興味を深め、参加された方数名が、現在アトリエホロスでのス . . . 本文を読む

【vol.7】袋田病院アートフェスタ2019レポート【クラフトルーム・アミーゴ】

2019年11月23日 21時19分04秒 | アートフェスタ・2019
手作り石けん家庭の台所で石けんが作れるのを知っていましたか?鍋とボール、泡立て器とオイル苛性ソーダ、精製水、これらでできてしまうのです。私たちが作る石けんです。 色、形、模様、香り、他に混ぜる物で想像通りに出来るか楽しみながら作っています。令和元年、アミーゴ牧場では無農薬・無肥料のお米作りを始めました。ぜひ、味をお楽しみ下さい!!※炊飯時、ぴったりの水量だと少し硬めに感じるかもしれません。大子町特 . . . 本文を読む

【vol.6】袋田病院アートフェスタ2019レポート【クラフトルーム・家族会】

2019年11月23日 14時43分44秒 | アートフェスタ・2019
袋田病院 家族会家族会は、袋田病院や自立支援施設を利用する人達の家族で構成されています。発足以来10年以上たちますが、現在は8~10名で活動 しています。メンタルサポートステーションきらりのエ房に月1回集まり、なやみや体験を相談したり世間話をしています。メンバーが入手したイチョウの板材を利用して、4年前からまな板づくりを始めました。竹細工や木工品、布 小物も作っています。作品はロコミや大子町のイベ . . . 本文を読む

【vol.4】袋田病院アートフェスタ2019レポート【アミーゴ】

2019年11月22日 16時11分07秒 | アートフェスタ・2019
    アミーゴ REUSE バック 2019 作品紹介アミーゴでは日々約50頭の牛をメンバーと共に飼育しています。飼育に必要な餌(エサ)の月間消費量はなんと約600 ㎏にもおよび、同時に餌(エサ)の空装も大量に出ます。これまでは大半が不要物として処理されていましたが、昨年に引き続き今年も飼育で使用した空の(エサ)袋を再利用したオリジナルバックを製作することにしました。今作品は昨年作品に改良を加え . . . 本文を読む

【vol.3】袋田病院アートフェスタ2019レポート【自然農法部門】

2019年11月22日 08時52分29秒 | アートフェスタ・2019
何かが宿る~声なきこえ、形なきちから〜自然農法部門私たちは、就労支援事業の生産活動として自然農法による野菜栽培を行なっています。自然農法では、肥料を与えられなくても農薬に守られなくても野菜は育っていきます。そして、野菜の苗は同じ土・雨・太陽の光の状況でも、大地から切り離されたポット(苗用の鉢)では生長が遅いのに、大地に植えると根を張りぐんぐん生長するという不思議なことがおこります。土と雨と太陽の光 . . . 本文を読む

【vol.2】袋田病院アートフェスタ2019レポート【薬局】

2019年11月21日 14時52分52秒 | アートフェスタ・2019
薬と自然昨年も同じ題で、作品を展示いたしました。去年と違うところは、 患者様と一緒に種をまき、植物を育てることに注力いたしました。これまでと同様に、患者様に少しでも薬だけでなく、自然にあるものの大切さに気づいていただけたらと思い、今回の作品を考えました。正直なことを言いますと、今回の作品そのものにはあまりアートの要素はなく、患者様と一緒に種をまき、自然の大切さそして、薬だけに頼らない生活を望んでい . . . 本文を読む

【vol.1】袋田病院アートフェスタ2019レポート【ORIGAMI】

2019年11月20日 13時50分07秒 | アートフェスタ・2019
ORIGAMI Ⅱ鈴木マキアートフェスタ 2018 に出展した「ORIGAMIー保護室の壁にー」に 続く本作。広告紙を切り、1分で一つのパーツを仕上げる。その指の動きは、 驚くほど速い。その連続性は、彼女にとっての日常であり、こころの安定につながっている。その作業風景を毎日みているホロスメンバーは、彼女の根気強さと器用さに敬意を表している。本作展示の際、そのメンバー達が手伝ってくれた。コニュニケー . . . 本文を読む