【 世界の犬図鑑 】 人気犬種ベスト165、監修:福山英也 より
『 ”柴 ”という呼び名の由来は毛色や行動、古語など諸説あり、
毛の色が枯れた柴のような赤い色をしていて、芝草にうまく隠れているからだという説や、
体の小ささを生かして上手に柴木の下をくぐる、芝草をかきわけて獲物を追いかけることが
得意だから、などの説がある。このように獣猟犬としての特徴から来たという説が多いが、
シバ、とは小さいものを意味する古いことばだというものもある。』
『 柴犬は、昭和11年に国の天然記念物に指定。
天然記念物に指定された日本犬のなかではもっとも小さい。』
『 柴犬は、日本人にとってかわいい ”小さいもの ”であった。柴は縄文時代に南方の民族によって連れてこられたと考えられており、東インドからフィリピン一帯に広く生息しているパリア犬という小型犬とよく似ている。』
『 縄文時代の多くの貝塚で柴の祖先犬と思われる犬の骨が発見されており、イノシシの骨のように砕かれていないので、食用ではなかったと考えられる。
愛知県の吉胡貝塚からは、埋葬された状態の骨も見つかっており、柴は縄文時代からすでに日本人にペットとして飼われていた。』
『 平安時代になると、タカ狩りや、水辺の鴨を人間が捕まえやすい場所に追い込む
「 鴨寄せ犬 」として重宝された。』
『 また、銃を使う猟が行われるようになった近代でも、ウサギやキツネ猟などに活躍した。
キジなどの猟では、猟師が狙いやすいように獲物を木の上に追い込むという技も持っている。1日中走っても疲れを見せない驚くべきスタミナと鋭い感覚をもつこの犬は、平地や水辺よりも山岳地帯の猟に向いていて、小型猟銃犬としてこれほど能力の高い犬はいない。』
そう云われるほど、僕は大したことはありませんから、そこのところ ( `・∀・´)ノ ヨロシク。
自宅にて ( 2017/03/15 撮影 ) 散歩中のものは、撮り置き画像より