柴ワンコ・目指せ!旅犬

柴犬・Fuku-maru ー旅犬/旅行犬を目指す日々

柴わんこ・グッズ、主人の代わりに 「 おかげ参り 」 をした 「 おかげ犬 」

2017年03月06日 | 柴わんこグッズ

 

今日も、お越しくださって、ありがとうございます。


「 おかげ犬 」 以前、お伊勢さんに出かけた折に 「 おかげ横丁 」 で、カミサンが求めました。

 

 

伊勢神宮はすべての神社の総本社で、日本人の心のふるさと・よりどころです。
古くから 「 一生に一度はお伊勢参り 」 と言われ、江戸時代には 「 おかげ参り 」 の大ブームがおき、賑わった年には6人に1人がお参りに出かけたそうです。

 

僕も 「 おかげ犬 」 になれるかなァ~ (*´▽`*) わん・ワン

 

 

お伊勢さんまでは、江戸から片道15日間、大阪から片道5日間、名古屋からでも片道3日間の長旅でした。

病弱な人や、足に不安を抱える人は出かけられません。
そんな主人の代わりに 「 おかげ参り 」 をしたのが 「 おかげ犬 」 です。

 

     

 

「 おかげ犬 」 と分かるように 「しめ縄」 を首に巻き 「 お札代、餌代、飼い主の名前・住所 」 などを添え、知り合いに連れて行ってもらったり、犬だけに旅をさすこともありました。

 

 

道中、行き交う旅人や、街道の宿屋・茶屋の人々が食事を与え世話をしました。
お伊勢さんに到着した犬はお札を買って貰い、そして無事に主人のもとに帰ったそうです。

餌代を貰わず 「 立派な犬だ 」 とお金を足す人がいたり、犬からお金をくすめる不届き者もいなかったとか。
当時の人々の、お伊勢さんへの信仰の深さ・確かさがうかがわれます。

徳島県の 「 おさん 」 、福島県の 「 シロ 」 など、各地に 「 おかげ犬 」 の話が伝わっています。

 

陶器のおかげ犬。これもカミサンが、おかげ横丁で見つけました。

「 あっははは、なんとも、ブサ可愛い ! 」

 

 

「 ん ? なんか言った ? ワン 」

 

 

自宅にて ( 2017/03/04 撮影 )

 

コメント (4)
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