ピッチャーはしばらくお休み

高校野球もオリンピックも終わって昨日から通常モードです。

先週は甲子園に行ってきました。

東京都予選、神奈川準決勝、私学大会と球場に足を運び暑いのに慣れてきたかな～と思っていたのですが甘かった・・・。
東京とは違った暑さ。
例年にない高校野球熱で第1試合が始まる前から満員通知。
ぎゅうぎゅう詰めの外野席。
すっかり初日からバテバテでした。
でもすごい試合を見ているうちに元気を取り戻し、最後の日は4試合しっかり見てきましたよ。
3日間で9試合。我ながら中毒かなと思うけど、甲子園で1年間の元気もらってきました。

もちろん素戔嗚神社へもいって2号とこまめの願も掛けてきました。
（ケガなく思いっきりプレーをして自分の満足できる姿で引退できますように。）

 

さてさて2号は合宿も終わり、3年生を送る会も終わり
練習三昧・試合三昧の日々を送っています。

今までピッチャーとして頑張ってきましたが、
投げ方を変え、使っていなかった筋肉を使ったためか痛みを発し投げるのをお休みしてるとか。
そのかわりバッティングが調子いいらしく外野を守っています。

先日試合から帰ってくるなりワタシのそばにやってきてこう言いました。
「母～今日あったこと教えてあげようか。母びっくりして喜んじゃうかもよ。」
「なになに？」
「オレね、ホームラン打ったんだ。初めてだよ！1点差で負けてたところにオレが代打で入って同点打。そのあと逆転してチームは勝ったんだ～。すごいでしょ。」
なんだか発言が高校生らしくないっていうか・・・子供っぽすぎる。でもすごく喜んでました。

後日応援母からも「2号くんホームラン打ったんだって！細いのにすごいパワーだって息子が言ってたよ。」
と聞きました。
親の前ではいつも飄々としていて弱音とか悩んでいる姿とか見せない（頑張ってる姿も見せませんが）ので
雰囲気からしか読み取れませんが
ずーとピッチャーとしてうまくいかなくて悩んでいたようでした。
それが久々スカッと晴れた笑顔。

「どうする？もうピッチャーやめてスラッガーになっちゃう？」ってすこしおどけて聞いたら
「監督から首とは言われてないんだけど、ピッチャーはもういいかな・・・。」と。
本人がいっぱい悩んでそう決めたのならばそれでもいい。。
ワタシ自身2号の実力がどれほどのものだかわかりませんので（そんなことないよピッチャー頑張ろうよ）とは言えません。
自分の輝ける場所は見つけられたらどこでもいいと思っています。

でもバッターはもしかするとより大変かもしれませんよ。ライバルはより多いですから。
もっと食べて筋量増やして、素振りしなければ。
ここ何年もピッチャー練＋走りばかりで打ってきてないんだから。



もしかすると今が長年固執してきたものから解放されるときかもしれませんね。

とりあえずしばらくピッチャーはお休みです。

つけたし：2号の誕生樹、姫リンゴが玄関先の花壇に植わっていたのですが、
根っこが伸びすぎて花壇を割りそうになり、危ない状態になったので
台風シーズン前に枝をばっさり、背丈を減らしほぼ坊主にしてしまいました。
今まで好き勝手に伸びていたのに、この仕打ち。2号のことと重なって切っているときに涙が出そうになりました。
すっきりした姿になって筋の通った濃い樹（男）になるのですよ。そう願わずにはいられません。