ふくまめ

高校野球応援記

本当のお別れ

2011-12-26 | 学童野球の日

6年のみの納会は卒団式が終わった日の夕方、某料理屋さんを貸切って行なわれました。

初め子ども達は食べまくり、飲みまくり、
クイズ大会をしたり、くじで盛り上がったり、
ワタシ特製のおまけフォトムービーを見て『お前変わりすぎ~』とからかったりしてましたが、
しばらくするとやることがなくなったのか外へ探索に出かけていってしまいました。

その後は大人の時間。
「ではお母さん方から一言」になったときから皆なみだ涙
止まらなくなってしまいました。
いつの間にか子ども達も帰ってきていて、話の輪の中に・・・


私の番が来たので・・・
「我が家は5年前に引っ越してきたとき、HPでこの球団を見つけ父と一緒にSグラウンドに見学に行ったのがきっかけでした。
一時は3人の子どもと父までがお世話になったときもありました。ワタシが子ども達をカメラで追いかけ始めたのもこの頃のことです。
今回は卒団記念品(アルバム)作成と言う大役を与えてくださってありがとうございました。
低学年のときから今日までの写真を編集していると感慨深くて一人で目を真っ赤にしていました。もう涙が出きってしまったので今日は泣きません。

2号のことですが、皆さん知って通り2号はふにゃふにゃ2号なので、いつもプリンで釣ってました。『完投したらプリン』『打ったらプリン』と。
でもこの間とうとう『プリン嫌い』と言い出したのです。これで学童もキチンと卒業できそうです。
2号は中学部へは進まず皆さんとは別の道に進みますが、みんなが高校生になり甲子園で活躍する姿を見るのを楽しみにしています。
今までどうもありがとうございました。」
涙は出ませんでしたが震えが止まらなくて座り込んでしまいそうでした。


引き続いて指導者からの言葉
「彼らが1年のときは3年生からはお荷物として扱われていて、監督に『なんかやらせといて』と言われお手伝いにきていた現コーチが途方にくれた」
「5年生の夏の大会準決勝で「鷲星」さんを破り感極まっておお泣きする姿を見て『こいつらすごい』と思った」
「4年で入ろうと思って体験に来たとき、あまりの気合バリバリさに引いてしまった。でもいつの間にか自分がチームで一番はまっていた」
等々。うなずいたり、しんみりしたり・・・


そのあと
親の同窓会?と10年後子ども達と酒を酌み交わすことを約束して
会はお開きとなりました。
終わったのは11時。みんな別れ難くて
いつの間にか時間がこんなにも経ってしまっていました。


本当に本当におしまい・・・。
この素晴らしい仲間ともお別れです。
どの道に進むことになっても
一緒に悔しくてもうれしくても泣いたことを忘れずに進んでいって欲しいと思います。



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1 コメント

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Unknown (東京都の少年野球チーム応援ブログ管理人)
2011-12-26 22:41:58
卒団は子どもよりも親御さんの方がいろいろ思い出して涙がこぼれてしまいますよね。
素敵な思い出がたくさんできた、素敵なチームだったんですね。
仲間と一緒に汗を流し、泣いたり笑ったりした思い出は、息子さんたちの胸の中にいつまでも大切な思い出として残ると思います。
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