ふくまめ

高校野球応援記

彼女の悩みは吹っ切れた様子です

2016-06-21 | ソフトボールの日

久しぶりにこまめの話を。

話は4月のさかのぼります。
中学最高学年になり副キャプテンとして張り切ろうとしていましたが、
彼女には試練が待ち構えておりました。
今までずっと見てもらっていた監督が産休に入ってしまい、中学ではもう見てもらえなくなってしまったのです。
(帰ってくるのは高校生になってから)
代わりになった監督は彼女からしたら不満がいっぱい。
そりゃ監督歴も長く絶大なる信頼を置かれていた監督から、監督未経験者になって不満がないわけがありません。
大人からしたら、しょうがないじゃないということでも中学女子にとっては容赦なし。
帰ってから悩みをたらたら言うこまめを見ていたら、「大変そうだな~。先生も生徒も」と思えてきました。

うまくなりたい、厳しく練習したい3年生たちと
まだまだ部の運営が大変な先生
高校生(うちのソフト部は中高一緒に活動)との付き合い方も上手に立ち回れないし
いっそのこと部活やめて外部に行きたい子も出てきて

こまめはストレスいっぱいになって
高校ではソフトやりたくない!って言いだすまでになってしまいました。

1か月くらいぐちゃぐちゃしていましたが、
監督と話し合って、通常練習をやらされるものから自分たちで考えて行えるようにしてもらってからは
気持ちが停滞から前へ進んだこともあって、こまめの顔つきも明るくなってきたような気がします。

 

そして先日春の私学大会を見に行くと、そこには数段うまくなったこまめたちがプレーしていました。
みんな守備もうまくなっていたし、打球も鋭くなっていたし。
結果は準優勝。
優勝チームのピッチャーはそれは素晴らしかったです。
彼女は市大会を最後に中学引退。秋の私学大会は出ません。

「最後だから打ちたかったな~」
「高校生になったらまた対戦できるでしょ。彼女は絶対高校でもやるはずよ。」
「そうだね!」

こまめは高校でもやろうかな~と思い始めているのかもしれません。
いろいろ面倒なことはあるけれど、ソフトも仲間も大好きだから。

母は思います。多少の壁は乗り越えるたびに自分を大きくしてもらえます。
逃げずに立ち向かっていってほしいなあ。

そして2号も壁にぶち当たってます。彼も乗り越えていってくれることを願います。
3年引退まであと公式戦3大会。長いようで短い高校生活です。



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