仕方ないことではありますねぇ。
ほんとに21世紀前半、平成も末の頃にあったとは信じ難い、高校政経の教科書に載せたいくらい典型的な選挙買収(しかも実行したのが元法務大臣という、常識的な人なら目と耳を疑う事件)なので、その直後にも関わらず保守の地盤だからと選挙戦を楽観できる神経が信じられないお話です。
そもそも地元県連の擁立した候補に対抗して、河合元法相の妻である河合被告を自民党中央執行部がゴリ押ししたことから始まっているので、なんだかなぁなにゅうす。
個人的には野党連合についてはcannot describeな印象なのですが、今回ばかりは野党連合(結集ひろしま)の候補の当選も当然でしょうね。
一方、長野補選もどうやら野党側(元々、元首相の長男が急逝したことで生じた欠員の補充ですし)の勝利っぽいです。こちらは新型コロナで急逝した兄の衣鉢をついだ弟が、という、これも昭和なテイストの弔い合戦選挙ですから、余程のことがない限り他の候補に勝てる要素がありません。
まあ、だからといって例えば5月解散・6月総選挙として、尋常な手段で野党が勝てるとも思えませんが・・・・・・コロナ対策をうまく扱えれば、ワンチャンスながら勝機があるかもしれません。コロナ対策は、扱いようによっては人間として終わっていることが証明される案件でもありますが。
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