改めて、フィリップ殿下に哀悼の意を表します。
95才というのは歴史的にも君主の年齢としては極めて高齢であられます。これよりご高齢の君主は歴史上もちょっと記憶にありません。
ご成婚70周年も、民間ですらまずないことかと(75年でプラチナ婚式でしたっけ)。
来年は在位70周年を迎えられる予定。ちょっと調べてみたらフランツ・ヨーゼフ1世(第一次世界大戦開戦時のオーストリア皇帝、1848年即位~1916年崩御まで68年弱在位)を超えて、スワジランド王ソブーザ2世(1899年に生後4ヶ月で即位、1982年崩御。きちんと公式記録が残る中では史上最長の在位期間とか)に次ぐ期間となります。
ご高齢の君主としては我が国の上皇陛下もそうですが、君主のお仕事はなかなかの激務(一見楽そうではあるけれど、挙措動作や発言内容に万全の配慮をしなければならないプレッシャーを考えるととても常人には・・・・・・)。
上皇・法皇に退かれる慣習のない国のこと、チャールズ皇太子にご譲位、というわけにもいかないので、まだしばらくイギリス国王として過ごされることと思います。
先日王配殿下を失われたばかりなので祝賀行事等はなさそうですが、精力的にご公務をこなされておられる由。
異国の民ではありますが、女王陛下の長寿と健康をお祈りします。
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