フキちゃん

フキちゃん、お元気ですか？


今日はフキちゃんがお空に旅立った日ですね。
↓旅立つ20日位前。
目が見えなくなってもキッちゃんを可愛がってくれました。


4月29日はフキちゃん・コモモと三人でお散歩をしましたね。
↓旅立つ4日前


30日は朝からＭちゃんのレッスンをして、
優しいＭちゃんとサヨナラしましたね。


それからおかあちゃんと お隣の町まで病院に行きました。
病院に行っても 何か治療があるわけではないのですが、酸素室に入れてもらったら 少し楽になるかな～、と思って。

帰宅すると、家族が集まってくれていました。
おかあちゃんはＡさんのレッスンがあるので、フキちゃんは みんなといましたね。
お座布団の上にちんまり乗ったフキちゃんが、とても可愛く見えました。

この数日、あんなに出ていた痙攣発作がほとんどなく、あっても直ぐ止まったと聞いて、流石はフキちゃんと思いましたよ。

夕方、みんなが帰った後、本当に久しぶりに
お水を飲み、ごはんを食べて、更に更に
うんちとチッチもしてくれました。
おかあちゃんがどんなに嬉しかったか判りますか？

コモモのトイレを済ませて、お部屋に入った
すぐ後に フキちゃんの首がガクッとしました。

コモモとおかあちゃんは とてもビックリしました。
コモモはフキちゃんのお顔を何度もなめてくれました。
おかあちゃんは何度も「フキちゃん！フキちゃん！」と呼びましたが、コモモもおかあちゃんも 今がフキちゃんがお空に旅立つ時と判りましたよ。

フキちゃんが、おかあちゃんのお家に来た日に家出をしたこと。
次の日に自分で帰ってきてくれたこと。
お気にいりのぬいぐるみを 可愛がったこと。
子猫ちゃん達を育ててくれたこと。
アッちゃん・キッちゃんのお姉ちゃんになってくれたこと。

そして、コモモが旅立つ時に お迎えにきてくれたこと。

本当に本当にありがとね。

フキちゃん、アッちゃん・キッちゃんを守って下さい。
おかあちゃんは本当に頑張ります。

フキちゃんも、猫の神様、コモモとお空から守って下さい。

おかあちゃんの子になってくれて
本当にありがとね。

おかあちゃんの娘 フキちゃんへ。
おかあちゃんより。

道

キッシュの優しさ、コモモにむけて

みなさん、こんにちは♪フキです。


今日は キッシュくんとコモモのお話しです。

おかあちゃんは キッシュくんのことを
『ティミディくん』と言います。
『内気』と言う意味のようです。

そんなキッシュくんは とても思いやりの深い男の子です。

コモモは数年に一度、本気でおかあちゃんに叱られました。


コモモは、本気で叱られると 自分から ハウスに逃げて、しくしく泣いていましたよ。

（↑ショボボン顔で眉毛まであるコモモ）


キッシュくん
「コモモちゃん、だいじょうぶ？
もうこわくないやよ・・・。
なかないでね・・・。」


コモモ
「キッくん、ほっといて！
コモモ いま、おかあちゃんにしかられて
なくのに いそがし～んだから！
ウェェェ～ン！！」


キッシュくん
「コモモちゃん、なかないでね。
ぼくのごはん あげるかやね・・・。」


コモモ
「ごはん？・・・・・。
キッくん、コモモ ごはん
（いらなくないけど）、いらない。
コモモ いまはないてるの。
キッくんのごはん たべたら
おかあちゃん おこるし～。」

キッシュくん
「だいじょうぶやよ・・・。
ママのごはんじゃないもの。
ぼくのごはんやね・・・。」

コモモ
「・・・。
そっかな・・、そうだよね～、そうだね～！
おかあちゃんのごはんじゃないもんね♪
キッくんが、ど～しても コモモにたべてほしいんだからね～♪」

キッシュくん
「うん・・・、たぶん ぼく、ど～しても
コモモちゃんにたべてほしいんやね・・・。」

キッシュくんはコモモにスリスリして、
コモモとごはんを何度も行ったり来たりして、
コモモをごはんに誘ってあげていました。
で、コモモは結局キッシュくんのごはんを全部食べていました。



（↑遠い目の二人）

やくそく

一ヶ月前の今日、コモモがお空に行った。

コモモが病院にいるとき、おかあちゃんは
いろんな はなしをしてくれました。

コモモは
ぐあいがわるくて、苦しかったけど、
聞いてたよ。
おかあちゃんが 何度もはなしてくれた から、コモモには 聞こえてたよ。


（↑酸素室の中のコモモ）

そうして した 二人の やくそく。

『やくそく』

『コモモ、
おかあちゃんが「コモモ」と言ったら、
コモモは
「な～に、おかあちゃん」って言ってね。

コモモが「おかあちゃ～ん」と言ったら
おかあちゃんは
「な～に、コモモ」って いつでも言うよ。

だから 二人は いっしょ。
いつでも いっしょ。
いつも いつまでも、いっしょ だよ。

やくそく だよ。』


（↑コモモ 入院 前日）

ありがとう♪あいしているよ♪

アッシュとキッシュを迎えに行った時のこと。

こんにちは。
いつも フキ・コモモ・アッシュ・キッシュがお世話になっております。
おかあちゃんです。

『コモモのたより』なのに、コモモがお休みばかりでごめんなさいm(__)m

今日はフキやコモモには話したことがなく、キッシュは思い出したくないことだと思いますので、おかあちゃんからお話しします。

アッシュとキッシュの幼名は「ちょん」「フリル」ですが、里親さんによって「アッシュ」「キッシュ」になりました。
とても素敵な名前です。

しかし、残念ながら、ご縁がなく、里親さんとさよならをしました。

捨て猫のボランティアさんが二人を迎えに行き、そのままボランティアさんの所で 次の家族を待つことになりました。

以下は数日後、私が二人に会いに行った時の状況です。







アッシュは『ヤンチャくれ』なので、ガキ大将ごとく 走り回っていました。

しかし、キッシュを捜したら、部屋の端っこで、独りポツンとして、名前を呼んでも 聞こえていないようでした。

この時、「連れて帰らなきゃ！」と決心しました。