お空の上からエヘヘのへ コモモのたより

犬と猫とちょびっとピアノ

全てを終えて思うこと 第二楽章

2024-06-12 19:06:32 | 紹介
コモモはお泊まりをしたことも、ましてや夜一人で寝たこともないコでした。
ですからコモモが日大に入院している間、私はかなりの仕事をお休みにして、可能な限り側にいるようにしました。
それでも、お家のアッシュ・キッシュも心配でしたので、一日泊まり、次の日は帰る。
翌日またコモモへのお弁当を作り病院へ行く、という感じで過ごしました。

平滑筋肉種の手術は成功して、手術から1週間後くらいに退院となりました。
退院の日、コモモをお迎えに行くと、何となく元気がなかったので、大事を取って退院を延ばしていただきました。
検査をすると、膵炎を発症していました。
ここからコモモはいろいろな症状が出てきます。
漸く膵炎が治ったら他の不調、それでも何とか持ち直すと、次の不調…。
次から次へ問題が出ては治り、治っては出ました。

それでも何とか何とか退院にこぎつけてお迎えに行き待合室で待っていると、先生がいらして「コモモの容態が急変した」とおっしゃいました。
私は先生に「このまま入院したら治ると思いますか?」とお聞きすると、「難しいと思う」とのお返事。
私はまだ命があるうちに家に連れて帰る決心がつきました。

帰りの高速はスムーズで、コモモもとても穏やかに寝ていました。
高速を降りると、前の車が、コモモが赤ちゃんの時にお世話になったトレーナーさんの車でした。
コモモに「先生だよ」と言うと少し反応してくれました。

帰宅をすると、コモモは驚いたような感じでキョロキョロ見回していました。
そして穏やかに寝てくれました。

朝、起きるとコモモはやはり穏やかな息遣いでしたが、目はしっかり開いていたと思います。
それでもコモモがお空に行くような気がして「コモモありがとね」と話しかけていました。
暫くしてコモモは静かにお空にいきました。
とてもとても穏やかに静かにお空にいきました。

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