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フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

胡蝶蘭のモスボール仕立て ~和モダンな感じで~

2015年09月16日 | フーちゃん作品

9月のエクセレントコースのデザインは「モスボールのクールモダンスタイル」

早速、私もフーちゃん風に作ってみました😊

花材には黒いフローラルフォーム1ブロックが横向きにすっぽりと入る大きさの花器が付属しています
そこにミニ胡蝶蘭「ミディー」と、観葉植物のワイヤープランツをそれぞれ苔玉にしてアレンジします



テキスト参考作品の横幅は60センチ
花器口からの高さは20~25センチ

実際の胡蝶蘭は想像していたものよりも根っこの部分がかなり大きく、そこにモスを巻くと
さらに大きなボールになってしまいます

横幅、高さとも、かなり大き目にして胡蝶蘭のモスボールの大きさをあまり重く見えないようにしようと思いました

トクサを左側は一本を水平に長めに、
右側はカクカクと90度の角を作って
それぞれかなり横幅が出るように長めに設定

それとプラスして、手持ちのピンクの モカラ を追加しています



横幅80センチ
高さは60センチです

モスボールを目立たせるためには、モスボールの正面、側面の付近に
ボリュームのある花を集めすぎてはダメですよね😉

また、胡蝶蘭と同じ高さに他の花材を配置しても、胡蝶蘭の影が薄れてしまいます😅

今回は胡蝶蘭以外の花をかなり低く水平に近い角度で配置しています



トクサを垂直、水平にすっきり入れていますが、
なんだか少し単調な気がしたので、1本だけ斜めラインで先端をテーブル面に接触させる遊びのトクサを入れてみました(笑)




少し上から見てみると



こんな感じです😊

花数は多くはありませんが、見ていて背筋の伸びる
クールな作品になりました😊😊😊



おまけ

ワイヤープランツはボリュームが多かったので、株を半分にわけて、モスボールをもう一つ作り
和食器の小鉢にいれてます








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エクセレントコース 9月 モスボールのクールモダンスタイル

2015年09月16日 | エクセレントコース

白いミニ胡蝶蘭 「ミディー」でモスボールを作ります
サブのモスボールは観葉植物
最初の教室ではワイヤープランツです

花材に付属お花器はフローラルフォーム1ブロックが横向きい入る大きさ
テキスト参考作品の花器の方が少し幅があるように思います

モスボールを見せる花材配置を工夫しましょう😊
















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今週のレッスン 9月15日~9月21日

2015年09月16日 | 今週のレッスン

9月も半ばを過ぎて、朝夕の気温が随分と下がってきました
花材も秋を感じさせる種類や色で
この季節を楽しみましょう

Basic/Gradually : 秋想う ~オータムフラワー~











Professional : 秋薫る ~オータムフラワー~



























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🔰のフラワーアレンジメント 第4回 コウン

2015年09月13日 | 初めてのフラワーアレンジメント

娘とのフラワーアレンジメントレッスン4回目のデザインは、基本形の「コウン」

昨日のブログ記事でも話しましたが、これはとにかく難しい形

テキストの参考作品の写真を見て「これ、綺麗だね~😊」と、
作りたい意欲満々の娘でしたが、
「あのね~😅、これね、見た目は単純な形だけど、
めちゃ難しいから、こんなに綺麗には仕上がらないと思うよ😅
だから、うまく思い通りに出来なくても、がっかりしないでね
一回目から綺麗に作れる人はだーれもいないからね😅」

と、かなりの予防線をはっておきました(笑)

レッスン花材はこんなお花



ガーベラは面の大きな花なので、使いにくい花材です
リンドウは切り分けをするとたくさんお花が使えるので、あると助かる花材です
本当は赤ドラセナ2本がありましたが、基本形のきっちりとした形を作るには
少々扱いにくい花材なので、今回は使わず、その代わりにレザーファンを使うことに

「最初は、高さの花をスプレーカーネーションを使って挿してみようか
枝分かれの様子をよーく観察して、なるべく茎がまっすぐで、花が真上を向いているラインを
選んで、切り分けしてみてね」
「はーい、 でも、真っ直ぐの茎なんてないよ」
「もちろん、自然のものだから、真っ直ぐの茎はないわね、なるべくまっすぐな物を
選んでね
そして、大事なことは、中心点の真上に中心の高さの花が位置するようにすること!
高さの花の茎は多少歪んでいても構わないから」
「そうなんだ、茎はまっすぐじゃなくてもかまわないんだね😅」
「そーそー」

「その後は底辺のアウトラインを先に作るから、中心から10センチになるように
4ポイント花材を中心から水平に横向きに配置してみて」
「こうかな~?」



「そーそー、綺麗にできてるわよ、今のところはね☺️
次は、今入れた底辺のカーネーションのそれぞれの間、さらに花材を1本ずつ入れて
底辺に8本の花材を入れると、底辺のアウトラインがはっきりとわかるわね」
「これ、同じカーネーションでいいの?」
「同じ花じゃない方がいいわよ
底辺にカーネーションを使い過ぎると、上の方に使うカーネーションが足りなくなるし、
花材配分が均等ではなくなるから、違う花の方がいいわね」

「はーい!」



「さあ~!ここからが大変なのよ😅
最初に入れた高さの花、カーネーションを頂点にして、そこから底辺の水平に入れた花材に向かって
直線の輪郭線を作っていくように花材を足していくの
頂点付近は花が輪郭線からはみ出しやすいから、
咲き方の小さめのものや、葉っぱもはみ出さないように、整理しながら配置していくのよ」
「ひぇ~💦難しそう~💦」
「だから、これは難しいよって言ったじゃない(笑)」
「できるかな~💦」
「ウ~ン、多分💦 例えば、カーネーションの下にはこんな風にルスカスの葉先数枚だけを見せるように
ぴったりくっつけて配置するの
リンドウの花も花数を少なくしてぴったりとくっつけて
やってごらんなさい」



「こんな感じ?」
「そうそう、この調子この調子🎶
こんな感じでもう少しトップの花の周りあたりを輪郭線からはみ出さないように花材を足していくのよ」

さて、この後、少し花材が入った状態がこちら



「ママ、ガーベラは難しいわ~😢
それにだんだんはみ出してきそうだ」
「絶対はみ出したらダメ~~~
同じ花が続かないように、それに時々グリーンに入れて
いろんな角度から見て確認してね」

「な、なんとかやってみる😓」

この後、彼女の奮闘の結果こんな風に仕上がりました



リンドウが大活躍です(笑)

右手前のガーベラ花が大きいので、ペタっとした感じです

真上から見ると



大幅に輪郭のはみ出たところはありません
初めての作品としてはよくできていると思います

「難しかった~!途中でどこに花をさしたらいいのかわからなくなってきたわ
もう、最後はリンドウしか花が残らなくて、リンドウだらけになってしまった」
「思ったよりは綺麗に仕上がっているわよ☺️
もっと変な形に成ると思ったけど😅あはは💦」

「ママの作ったお手本があったからなんとか出来たけど、
なんだか直線のアウトラインがガタガタになってるよね😅」

「最初はこんなものよ、合格圏内よ」

まあまあなんとか円錐ぽくなりました





次回は、娘の仕事の日程が合えば「ダイヤモンド」を予定しています🌺

















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基本形 Basic コウン

2015年09月12日 | アレンジメント 基本形(Basic)

数年ぶりに Basic の基本形 「コウン」を作ってみました

「コウン」= cone すなわち 円錐形

身の回りにある「コウン」といえば、すぐに思いつくのはソフトクリームの台になっているアレ😊
また、工事現場などにある 赤い三角コーン

でも、どちらも円錐形を逆さまにした状態ですよね😅

アレンジメントでのコウンは、花器の上に円錐形を乗せた状態に作ります



底辺の面は円形
高さはその円形の半径のほぼ3~4倍に設定します
この比率が見る側としてはバランスが良くみえるように思います😊

この作品では底辺の半径は10センチ
高さは35センチに設定しました



「コウン」はBasicコースの基本形です
見た目はわかりやすく、単純な形
簡単に作れそうに思いますが
私はBasic のレベルとしてはかなり難しい形だと思います

花材の密度、花材の配分、どちらも均等
かつ、両面構成
そして、デザインの先端が細くなるように作る
また、作り始めてみると、意外に花材がたくさん必要なことに気がつく形です

出来上がりを美しく見せるためには一番最初に配置する高さとなる花を
中心点の真上に、花がまっすぐ上を向くように配置することが重要です



真上から見るとこうです



次は底辺の面が円形になるように中心点から半径10センチになるように
底面のアウトラインを作ります
底面のアウトラインの花材は決して下方に下がらないように、中心点から水平に横向きになるように気をつけます





この高さの花である頂点から底辺の花材まで、アウトラインが直線になるように花材をいれていきます

花材を1本入れるたびに、正面からのみではなく、花器を回転させてあらゆる角度から確認することが必要です
アウトラインから花材が飛び出していないかどうか、厳しくチェック!
「絶対出てはいけない!」のです😅

出来上がりを真上からみると~



底辺の円形の形がそのまま出るラウンドのように見えますね(^_^)

基本形のほとんどはこのように密度を均等に、花材配分も均等にして
面や線を作っていきます

難しい😅ですが
このような基本形をきっちり作れる力が、
自分のイメージ通りの自由な形を作る大元になるのです





























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