新井敏弘選手、地元太田の小学校で課外授業
SUBARUラリードライバーの新井敏弘選手が、6月14日に地元太田市の市立生品小学校で行われた特別授業に招待講師として登壇し、同校児童を前に講演を行いました。
毎年恒例となっているこの特別授業は今年で7回目となり、
同小学校の招待に群馬県出身の新井選手が応える形で継続されています。
土屋修校長によると、「そろそろ自分の将来を思い描く時期になった児童に、それが具体的でなく夢であってもいい、その夢にむかって頑張ろうという道しるべを付けてあげられるひとつの手段になれば良い」、という思いから続けているとのことです。
6年生を対象に行われた講演では、「生き方から学ぼう、自分にできること」をテーマに、
これから世界に羽ばたいていく子供たちに、
新井選手は「夢を追いかけるために必要なこと、またそのために必要なこと」を織り交ぜながら、自ら経験した幼少時から現在に至るラリー人生を振り返ってスピーチしました。
児童から一番心に残るラリーについて聞かれた新井選手は、「初めて世界チャンピオンになったラリー。これは優勝したいというチームすべての思いが奇跡となって実現した。気持ちを強く持てば夢は必ずかなう」とこたえ、児童たちは目を輝かせてそれに聞き入っていました。
その後、同校校庭で新井選手はSUBARU WRX STIグループR4ラリーカーのデモンストレーション走行を実施しました。
土屋校長を同乗させ、華麗なラリードライビングテクニックを披露。最後は子供たちに囲まれ、握手攻めにあいながら、特別授業は終演となりました。
特別授業を終えた新井選手は、「私の経験を話すことで子供達が夢を膨らませ、将来世界で活躍してくれるといいですね。世界を舞台にするためには、英語が話せるようになるとか、何を具体的にしなければならないかということが少しでもわかってもらえたら幸いです。私の方も、純粋な子供達に接すると、がんばろうと力が沸いてきます。子供達の期待に応えられるよう、今年もチャンピオン獲得を目指します」と語っていました。