2012年8月19日 第5戦 鈴鹿サーキット
さる、8月19日に鈴鹿サーキットで行われた
SUPER GT第5戦鈴鹿1000kmレースに出場した
SUBARU BRZ GT300(山野哲也選手/佐々木孝太選手組)は、予選4位の好位置から
決勝レースをスタートしました。快調に周回を重ね、レース折り返し地点では
3位につけていましたが、その後93周目に突然エンジンがストールしてコース上にストップ。
再スタートすることができず、リタイヤとなりました。
この日朝行われたフリー走行は前夜降った雨水が残っていたため、
BRZはウェットタイヤで走行しましたが、
前日の公式予選同様に速いタイムを記録することができました。
決勝レースはドライとなると予想されていましたが、
どのような条件下でも速く走れることが良いマシンであることは疑いなく、
チームは勇気と自信を持って決勝レースに臨みました。
今回のスタートドライバーは、佐々木孝太選手でした。
オープニングラップを終えると早くも第1コーナーで先行車をとらえて3位に上がり、
多くのSUBARUファンが集まったファンシートは大いに盛り上がりました。
その後ストレートスピードの速いGT3勢に巻き返されてしまうものの、
佐々木選手はさらに上位車を追って攻めるレースを見せました。
34周目にピットインし、山野選手にドライバー交代しましたが、
山野も積極的な走りを続け、一時2位に浮上しました。
レースはタイヤバーストやコースアウトなどで脱落していくマシンが続出し、
セーフティカー(SC)が2回出るなど荒れた展開となりました。
BRZには他車と絡むアクシデントは発生しませんでしたが、
93周に佐々木選手が走行中に突然エンジンが止まってしまいます。
トラブルが発生した場合、ピットまで帰り着けなければリタイヤです。
佐々木選手は再スタートを試みましたが、エンジンが始動することはなく、
そのままリタイヤとなりました。
STIの辰己英治総監督は、「まだトラブルの原因は突き止められてはいませんが、
症状からするとガス欠だと考えられます。
SCラップで緊急ピットインした際に燃料補給をしているのですが、
その時に満タンになっていなかった可能性があります。
クルマは非常に調子がよく、このコースとの相性の良さも手伝って
今回は表彰台を狙える位置にいたので、とても残念です。
今回のことはしっかり反省して次のレースに挑み、なるべく早く結果を出したいと思います」
と話しています。
今度の、土曜日、辰己総監督にお会いするので、詳細を聞いてみようと思います。
今回サーキットまで、かけつけた当店、田村セールスも
「非常に残念ですが、次回に期待です。」と私に報告してくれました。